1節点あたり6自由度を持つ任意形立体骨組の微小変形理論による静的・動的断面力解析システムです。特に橋梁構造物におけるさまざまな固定載荷や影響線載荷計算に対応しています。

機能&特長

  • 橋梁分野における様々な荷重に対応
    固定載荷荷重は任意の線分布・集中力・集中モーメント・温度変化・プレストレス・強制変位・物体力などに対応しています。
  • 架設系から完成系までの段階施工解析が可能
    各荷重状態に応じた構造系の変更が可能です。
  • 影響線を用いた活荷重(道路橋示方書準拠の自動車荷重や列車荷重)対応
    影響線載荷は橋面死荷重のほか、道路橋示方書準拠のA,B活荷重、T活荷重、群集荷重や鉄道橋に対する任意の連行荷重に対応しています。
  • 初期軸力を入力することにより線形化有限変位理論による解析も可能
  • R-SPECTRUMオプションで固有値解析および応答スペクトル解析が可能
    動的荷重は道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編の震度法レベルと地震時保有水平耐力法レベル(タイプⅠ、Ⅱ)のスペクトルが内蔵されているほか、任意のスペクトルの入力も可能です。
  • 各種ソフトとの連動が充実
    線形座標計算システム(JIP-LINER)から節点座標などが連動できます。鋼桁橋の詳細設計製図システム(HyBRIDGE)、PC・PRC橋の詳細設計システム(PCBOX-Ⅱ)、土木・橋梁設計ソフトウェア(JSPシリーズ)への断面力連動が可能です。また、土木・建築向け汎用3次元動的解析プログラム(TDAPⅢ)への構造モデルデータの連動も可能です。
  • DASETUで連続合成桁の床版打設ステップ解析が可能
    床版の打設順序、床版荷重、移動型枠荷重、ジャッキアップの情報を入力して、床版の打設ステップに対応した構造系と荷重が取扱えます。
  • 適用基準及び参考文献
    • 道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編(平成29年11月)
    • 道路橋示方書・同解説Ⅱ鋼橋・鋼部材編(平成29年11月)
    • 道路橋示方書・同解説Ⅲコンクリート橋・コンクリート部材編(平成29年11月)
    • 道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編(平成29年11月)

プログラム構成

R-SPECTRUM
オプション
固有値解析と応答スペクトル解析オプション
EIGEN
オプション
固有値解析オプション

適用範囲

節点数 1500節点
部材数 2500部材
主桁本数 50主桁

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