静的照査時、動的解析時の解析条件として、M-φ算出時の付加軸力が考慮できるが、どのような目的で考慮するのか。

解析に用いられるM-φ関係は死荷重解析結果の軸力を用いています。地震時解析における軸力の変動には追随していないため、解析結果をご確認いただき、橋脚柱の軸力の変動が解析結果に大きな影響を与える恐れがある場合、死荷重解析結果軸力への付加軸力として、M-φ計算に考慮することができます。特にラーメン橋の場合、軸力変動幅の確認が重要です。