橋脚の応答値で曲げモーメントの不連続が生じている場合の対処方法はあるか。

部材が非線形域に達している場合には減衰の設定により、大きな不連続が生じる場合があります。簡易な方法としては、Rayleigh減衰の剛性項にかかるβを小さな値になるように設定する方法があります。また、減衰設定の詳細設定で、瞬間剛性比例減衰を選ぶという方法も考えられます。いずれも高振動数域で粘性減衰を小さく考えることになるため、解が収束しにくくなるなどが考えられ、結果を十分確認する必要があります。