非線形動的解析でのRayleigh減衰の設定する場合の基準振動数は、どのような選択をすればよいのか。

以下のように設定を行っている例はあります。

  • 例えば、加振方向の刺激係数の大きなモード
  • 例えば、固有モード図からその振動モードが橋全体系のモードあるいは橋脚の水平変位が卓越するモードである。
  • 例えば、選択された基準振動数により計算されるRayleigh減衰曲線が固有値解析結果からのひずみエネルギー比例減衰-振動数の結果をできるだけ近似できること。

※橋脚が非線形域に入っている場合にRayleigh減衰「C=αM+βK」のβが大きくなると、橋脚の曲げモーメントの不連続が大きくなる場合がありますので、注意が必要です。