接合部形式が可動の橋脚に隣接荷重を与える場合、入力した分担重量は各解析においてどのように扱われるか。

死荷重解析
支承位置に鉛直反力のみ考慮されます。
上部構造分担重量算出
橋軸、橋軸直角それぞれの方向に分担重量が慣性力作用位置にセットされます。
静的照査
固有周期算出、ラーメン橋橋軸方向の荷重漸増解析において、橋軸、橋軸直角それぞれの方向に分担重量が慣性力作用位置にセットされます。
動的照査
鉛直、橋軸、橋軸直角それぞれの方向に質量として慣性力作用位置にセットされます。

※隣接荷重は隣接部の支承条件が可動の場合でも、上記ルールで入力された水平分担重量が考慮されます。ご注意ください。