免震支承のように相対的に低い作用力の段階で非線形化する要素を用いる場合でRayleigh減衰を用いると、高い初期剛性により減衰効果が過大に評価される場合がある。対処方法はあるのか。

[動的解析(レベル2地震動)]-[時刻歴応答解析]-[解析条件]-[減衰モデルの設定]画面で[免震支承の減衰マトリックスの評価方法]を"剛性項(β*K)は固有値解析時の支承剛性より設定する"、または"剛性項(β*K)は0とする"を選択することにより、対応可能です。

また、制震ダンパーや機能分離支承の入力を行った場合には、それらの部材について自動的に剛性項(β*K)は0と設定してあります。