- □限界状態設計法(LSD)対応版をリリースします
- ・道路橋示方書(R07.10)に対応しました。鋼橋分野の上部工は前回のH29改訂を超える歴史的な大変更です。
今回の改定で導入される限界状態設計法(LSD)は部分係数法(LRFD)からの発展です。
R08.04発注工事から原則として限界状態設計法(LSD)を適用することになっていますが、継続工事を含めると移行にはある程度の期間が掛かることが予想されます。
補強工事などを含めると今なお従来の許容応力度法(ASD)も使われており、3種類の設計法が混在する状態です。過渡期の対応として以下の通り並行して提供します。- ・許容応力度法(ASD/H24)はVer3.xx
- ・部分係数法(LRFD/H29)はVer5.xx/4.xx
- ・限界状態設計法(LSD/R07)はVer6.xx
- ・それぞれ別プログラムですが、同一PCに同時にインストールして使用できます。
- ・Ver6.xxの実行のためにはバージョンアップのための手続きが必要です。
- ・データの大部分は互いに読み書きできますが、設計法の違いから完全に共通化はできません。片方のみに存在するデータは不足する部分もあります。設計法の移行期間を想定したものとお考えください。
- ・大変更のため2回に分割してリリースします。今回のリリースは主桁、継手、対傾構、横構を中心とします。
[HyBRIDGE (鋼橋設計システム) 1次リリース] (今回)
・PLAN (デッキ計画)
・ISECT (非合成、合成I桁の断面計算)
・CSECT (合成箱桁の断面計算)
・GSECT (非合成箱桁、鋼床版箱桁、鋼床版I桁の断面計算)
・GJOINT (箱桁の継手計算)
・IJOINT (I桁の継手計算)
・GSTIFF (主桁補剛材)
・SWAY (対傾構)
・LATERAL (横構)
・HIROU (疲労照査)
・RCSLAB (RC床版)
・GDIA (ダイアフラム)
・SVSTIFF (支点上補剛材)
・CAMBER (キャンバー図作成)
[HyBRIDGE (鋼橋設計システム) 2次リリース] (予定)
・CBEAM (箱桁の横桁)、ICBEAM (I桁の横桁)、YBEAM (横構)、YJOINT (横構継手)、
・OUTSTR (外縦桁)、INTSTR (内縦桁)、DECK (鋼床版)、構成図(DIAPLOT)
※2次リリース予定のモジュールについても、耐力照査は未実装ですが、応力度の制限値などR07のスペックに変更済です。
- □1)設計体系と基本方針の変更
- ・性能ベース設計への移行: 従来の特定の構造を前提としたみなし規定から、橋を構成する機能(主桁機能、床版機能、立体的構造保持機能など)を定義し、それを保証する性能規定へとシフトします。
- ・限界状態設計法の強化: 合理的で説明性の高い設計を目指し、塑性化後の挙動を考慮した「限界状態2、3」の概念を導入・強化します。
- ・立体的構造保持部材の導入: 橋全体を「上部構造」「下部構造」「上下部接続部」に分解し、機能系統に基づいた性能評価・保証を行う仕組みを導入します。
- □2)鋼桁の設計・照査方法の主な変更
- ・応力度照査から耐力照査へ: 従来の応力度ベースの評価から、降伏域を活用した耐力による評価へと大きく変わります。ただし補剛材や継手計算などのため応力度の照査も依然として必要です。
- ・塑性化の考慮: 限界状態2および3において、鋼材の塑性化や塑性化後の挙動(断面の耐力評価)を精緻に取り入れるようになります。
- ・設計耐荷力曲線の見直し: 応力度の照査で連成座屈の領域を合理的に使用できるようになります。
- ・手計算の困難化: 耐力評価に収束計算が必要です。合成桁の制限値の手計算は事実上不可能です。
- □3)部材に関する変更
- ・2次部材の概念廃止: 対傾構や横構などの2次部材の区分が廃止され、主桁と同様の性能評価が求められることで、断面増の可能性があります。
- ・水平補剛材の規定変更: 補剛材2段の間隔照査が1段と同等に整理されます。2段は禁止されたわけではなく安定照査では2段配置も有効です。
- □4)新材料・スペックの追加
- ・鋼材: SBHS700の導入。ただしR07道示の時点では実験データ不足等の理由から桁橋での使用には制限があります。
- ・床版コンクリート: 基準強度に σck=35, 40 が追加されました。
- ・鉄筋: 支配状態(永続+変動、偶発)に応じた制限値の使い分けが整理されました。
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HyBRIDGE/設計 鋼桁橋設計システム
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| 内容 | バージョン | 更新日 | サイズ |
|---|---|---|---|
| プログラム3 (R7道示対応版) |
Ver.6.00 | 2026-05-15 | 64.8MB (EXE形式) |
| プログラム2 (H29道示対応版) |
Ver.5.03/4.14 | 2026-05-15 | 60.0MB (EXE形式) |
| プログラム1 (H24道示対応版) |
Ver.3.21 | 2026-05-15 | 46.4MB (EXE形式) |
- Ver6.00 (REL2026/05/15) LSD
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- Ver5.03/4.14(REL2026/05/15) LRFD
-
- ○高速化(LIB/EXLOG)
- ・大規模な計算を行う際にプログラムが不安定になる問題を解決し、あわせて計算処理の高速化を図った。
長時間の連続実行や、限界状態設計法(LSD)の導入に伴う大規模な収束計算において、CPUやOSのヒープ管理限界に達し低速化やPCによってはランタイムエラーが発生する可能性があった。メモリアクセスの局所性の向上によりCPUキャッシュ効率の改善とヒープ領域の断片化抑制と処理速度の向上を実現した。 - ○鋼床版縦横リブ設計 (DECK)
- ・縦リブ継手の照査においてトラフリブ側の断面積や剛度にデッキプレートの有効幅分も考慮するように変更した。
デッキプレートとリブが溶接により一体化されていること、継手部においてデッキプレートの連続性が溶接またはボルトによる連続性が確保されているので、縦リブ継手の照査においてデッキの有効幅分も算入するようにした。
- Ver3.21(REL2026/05/15) ASD
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- □全般
- ・Ver5.03/4.14と同様の修正。共通ファイルの更新あり
マニュアル
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