鋼鈑桁橋・任意断面鋼箱桁橋専用の鋼橋製作情報トータルシステムです。工場製作のNC化、ロボット化などの自動化に柔軟に対応しつつ、原寸から部材切断、加工、組立、検査、仮組立までの工場製作工程に必要な製作情報をバッチ処理主体で高速に一貫処理を行います。

機能&特長

特長

  • 長年の保守・開発活動により、処理対象部材の拡大と処理内容の充実を図っています。
  • 各工場の製作ニーズに合わせた豊富な出力形態を有します。
  • 橋梁3次元形状データの作成と鋼橋仮組立シミュレーションシステム(MASSCOT)の連携により、3次元全体仮組形状のビジュアルな形状確認と部材形状照査ができます。
  • 製作精度の向上、品質の均一化、生産コストの削減、および、工場製作や生産管理に必要な情報の電子化に寄与できるシステムです。

機能

  • 入力支援システム
    • 助SONⅡにより、マニュアルレスで容易に入力が行えます。
  • 製作情報出力
    豊富な出力形態を用意しています。
    • 図化出力
      骨組図、キャンバー図、ブロック配置図、部材配置図、板継・板取図、単品加工図、切抜き孔位置図
    • リスト出力
      部材加工リスト、調書リスト、溶接線長リスト
    • 検査資料
      仮組立検査寸法図、X線検査図、検査寸法リスト
    • NCデータ
      XCLデータ(罫書、切断、孔明、剥離)、CLデータ(罫書、切断)、DLデータ(孔明)、FLデータ(溶接)、PLデータ(剥離)
    • 3次元形状ファイル
      KIFファイル(MASSCOTインタフェースファイル)
    • その他
      型板、定規

適用範囲

対象橋梁
  • 鋼鈑桁橋、鋼箱桁橋(逆台形箱桁橋を含む)
対象形状
  • 直線桁、曲線桁、折れ桁、架け違い桁
  • 桁高一定、桁高変化
  • 高力ボルト継手、溶接継手
対象部材
  • 主桁(ウェブ、フランジ)
  • ダイヤフラム(格点・中間ダイヤフラム、切抜きリング、ダブリング、カバープレート)
  • 耳縦桁(ウェブ、フランジ、添接板)
  • 横桁・縦桁・ブラケット(ウェブ、フランジ、添接板、ニーブレス、コネクション)
  • 対傾構(ガセット、形構、コネクション)
  • 横構(ガセット、形構、コネクション)
  • 取付部材(垂直補剛材、水平補剛材、補強リブ、縦リブ、縦リブ添接板、 ソールプレート、吊金具)
システム制限値
  • 主桁数:鈑桁20本、箱桁10本
  • 支点数:20箇所/桁
  • 横断数:80横断
  • 主桁(耳縦桁)ブロック数:99ブロック/桁

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