橋梁の定期点検要領に沿った目視点検業務を支援するものです。展開図作成、損傷データの記録、点検後のデータまとめ作業を効率的に行うことができます。

機能&特長

橋視郎(きょうしろう)は、橋梁定期点検要領※1、および第三者被害予防措置要領※2に沿った点検業務を支援するものです。

  • 現状の定期点検の業務フローを変えずに作業の効率化が図れます。
  • 展開図作成、変状図作成、帳票作成の3つの支援システムによって構成されています。
  • 展開図の作成方法は、簡易入力/詳細入力/外部ファイル取り込み(DXF、JPEG形式)の3つから選択できます。
  • 簡単なマウス操作により部材番号図と要素番号図を短時間で作成できます。
  • お絵かき感覚で損傷状況をスケッチできるため、点検情報の入力が簡単です。
  • 変状図にコメントを記入できます。
  • 特殊な旗上げ線形式にも対応しています。
  • 展開図、部材番号図、要素番号図、変状図は、すべてDXF形式およびJPEG形式で出力できます。
  • Microsoft Word形式、Excel形式の帳票を、ワンタッチで出力できます。
  • 損傷一覧、損傷写真ファイル一覧などの点検情報をCSV形式に出力できます。
  • LAN対応のライセンス管理の仕組みですが、オプション追加により現場に持ち出して変状図を描くことができます。(WebサービスのJTS@SPでは未対応。現場ライセンス持ち出し機能が別途必要。)
  • 現場にタブレットPCなどペン入力可能なパソコンを持ち込むことにより、飛躍的な作業の効率化が図れます。
  • 定期点検結果や変状図と連動して、第三者被害予防措置データを簡単に作成できます。※3
  1. 定期点検要領への対応状況
    • 国土交通省
      「橋梁定期点検要領 平成26年6月」
    • 国土交通省
      「橋梁定期点検要領(案) 平成16年」
    • 建設省土木研究所 土木研究所資料
      「橋梁点検要領(案) 昭和63年」
  2. 国土交通省「橋梁における第三者被害予防措置要領(案)平成16年3月」
  3. 第三者被害予防措置オプションが必要です。

プログラム構成

橋視郎-op第三者被害 橋視郎 第三者被害予防措置オプション

適用範囲

主桁本数 2~20本 ※4
径間数 1~50径間
パネル数 1~20パネル/径間
  1. スラブ橋桁(プレテンホロー桁)の時は最大80本までとします。

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