L型鋼の弦材が偏心しない。0.9倍緩和にチェックすると偏心した。

L型鋼は、形状の違いからCT鋼と違い偏心を常に無視することはできません。圧縮の許容値は強軸方向と弱軸方向をそれぞれ求めて厳しいほうを採ります。

CT鋼はオプションにより偏心するかどうかを変えられます。しかしながらL型は常に偏心はするのですが、0.5~の緩和式はL/rのrがRxのときにのみ 有効となっています。(ただしL型なのでRx=Ry)

面内の軸線長を0.9掛すると、L/rが変わることでδcagを適用する範囲がかわるせいでしょうか、0.5~の緩和式が適用される側の軸が選ばれるかどうかが変わったのだと思います。