合成桁のクリープ・乾燥収縮、温度差応力はどこから連動するのか。

内力である合成桁のクリープ(CR)、乾燥収縮(SH)、温度差(T)は内部計算により算出します。解析から連動するわけではありません。

算出方法として実剛度など断面力解析では足りない情報を用いるため断面計算時に算出するのが一般的です。

付加曲げ応力度をSPACERから連動することも可能です。通常は使いませんが、剛結構造など特別な支点条件を考慮する場合には使う場合もあります。

CR,SH,Tを内力とした付加応力は内蔵フレームにより算出できます。これを合算して照査します。連続合成桁の付加曲げモーメントとは、内力による主桁変位で発生する2次的な断面力です。連続合成桁であれば付加曲げは発生すると考えてよいと思われます。