常に抵抗断面を合成断面としたい場合はどうするのか。

オプションにより常に総断面で抵抗するようにできます。

鈑桁(ISECT)の場合:
デフォルトでは照査ケースに対して床版で引張の垂直応力度があると抵抗断面を鋼断面に切り替えます。
既設の単純桁のように合成断面を常に抵抗断面としてよいのであれば:
「◎合成桁専用オプション」の
[単純合成桁として計算する] 単ケースの応力度の算出に影響
[すべて合成断面とする] 抵抗断面の切り替えの制御
両方をオンすると意図どおりになると思います。

箱桁(CSECT)の場合:
上記の両方のオプションが一緒になっています。

「◎計算オプション2」
「単純合成桁として計算する(常に合成断面で抵抗する]

※箱桁の場合、抵抗断面は切り替わりますが、鉄筋は考慮します。
鉄筋ピッチをゼロにすることで鉄筋を無視できます。