連続合成桁の抵抗断面はどうなっているのか。

連続合成桁の応力度の算出に用いる抵抗断面のデフォルトは以下のとおりです。

曲げによる応力度
・コンクリート断面が圧縮応力度を受ける場合には合成断面で抵抗する。
・コンクリート断面が引張応力度を受ける場合には鋼断面のみで抵抗すると考える。
(オプションにより「単純合成桁として計算する」ときは合成断面で抵抗する)

・鋼断面には橋軸方向の鉄筋は断面に含める。
・合成断面には橋軸方向の鉄筋は断面に含めない。

クリープ・乾燥収縮・温度差による応力度
・死+活との足しあわせの結果により、コンクリート断面の応力度が負になる場合には鋼断面のみ考慮します。