まてりあるEXは、まてりあるの機能(主として鋼橋を対象にした材料計算および工数算定要素集計)に加えて、一般社団法人日本橋梁建設協会より公開されている設計情報属性ファイル交換標準(案)数量編 Ver1.0に沿った読み込み、出力が行える機能拡張版です。

機能&特長

入力・データ形式

  • Excelシートのセルにデータを入力することでデータフォーマットを意識することなく作業ができます。
  • 入力データは5階層まで設定ができ、データ構造の認識が容易にできます。
  • データは、以下のデータ形式をサポートしています。
読込み
  • まてりある(テキスト形式)
  • Mighty-Bridege(テキスト形式)
  • 設計情報属性ファイル交換標準(案)数量編 Ver1.0(XML形式)
  • 適用基準及び参考文献
    • 設計情報属性ファイル交換標準(案)数量編 Ver1.0(令和5年4月3日)

計算機能

  • 計算エンジンは、既存のまてりある(鋼構造物の材料計算)を使用しています。
  • 集計選択コードを用いることにより、計算時にマークをつけたデータだけを対象に計算を行うことができます。
  • サイズ別重量表では、表面処理コードで分類したり、同一な部材を集計することを選択できます。
  • サイズ別重量表では、表面処理コードで分類指示を行った場合、帳票・ファイル出力で製作情報(余幅、余長、切断・曲げ情報等)の出力ができます。
  • 溶接部材のREMARK(材片名)を設定することで隅肉溶接箇所を判定します。
  • 隅肉脚長、溶接換算率、6mm溶接換算長を計算します。

出力帳票

  • 重量計算書
  • 鋼材重量総括表
  • ボルト本数総括表
  • メッキ材料総括表
  • 部材長さ総括表
  • 部署別本数集計表
  • ブロック重量表
  • サイズ別重量表
  • 重量換算面積総括表
  • 塗装計算書
  • 塗装総括表
  • ブロック塗装表
  • 本体付属別総括表
  • 工数算定要素集計表
  • 溶接継手延長集計表
  • 大型T継手溶接延長集計表
  • 工数算定ブロック集計表

Mighty-Bridge(以下MB)からの変換内容

  • ブロック名から、最下層レベルを設定します。
  • ブロック属性をMBのルールに従って自動設定します。
  • 形状名は変換データに従って変換を行います。変換データに存在しない場合は、そのまま使用されます。
  • 寸法項目数が不足するものは、「まてりあるEX」のデータから補完を行います。
  • 塗装面積はTOSファイルを使用し、MBのルールに従って自動設定します。
  • 材片属性は、MBのルールに従って自動設定します。
  • 溶接情報はMBのルールに従って自動設定します。
  • メッキの属性がある場合、表面処理にメッキを設定します(「まてりあるEX」のみに対応)。

変換データのカスタマイズ

  • 変換データはテキストデータで構成しているため、カスタマイズが可能です。

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