ダイヤフラムの設計については、鋼道路橋設計便覧、鋼構造の補剛設計に基づき、(1)間隔の照査、(2)剛性の照査、(3)応力度の照査の詳細設計が行えます。また、補剛材の設計については、道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編、Ⅱ鋼橋編および名古屋高速道路公社に基づき、(1)断面の検討、(2)応力度の照査、(3)溶接部の検討などの詳細設計が行えます。

機能&特長

単位系 重力単位系、SI単位系
中間ダイヤフラムの計算 箱桁の線形:直線桁、曲線桁
箱桁の構造:合成桁、非合成桁、鋼床版桁
ダイヤフラム形状:充腹板方式&ラーメン方式、対傾構方式
  • 充腹板方式とラーメン方式の区別は、内部計算にて決定します。
上フランジリブ形状:Uリブ、プレート、バルブプレート
支点上ダイヤフラムの計算 支承タイプ:1支承、2支承
補剛材の断面決定:自動、指定
補剛材形状は4種類から選択可能
jsp-45w_zu1.png
支点上垂直補剛材の計算 設計基準:国土交通省、名古屋高速道路公社
補剛材の断面決定:自動、指定
補剛材形状は3種類から選択可能
jsp-45w_zu2.png
中間補剛材の計算 補剛材の断面決定:自動、指定
補剛材の断面決定方法が自動の場合の断面幅のまるめ値:5mm、10mm
水平補剛材の計算

補剛材の断面決定:自動、指定

適用基準及び参考文献 道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編、Ⅱ鋼橋編(平成14年3月)
鋼道路橋設計便覧(昭和55年8月改訂版)

適用範囲

  • 支点上垂直補剛材とダイヤフラム(主桁腹板)の材質が異なる場合の許容応力度の考え方は以下の通りとします。
    • 曲げと圧縮の照査 補剛材の材質
    • 圧縮のみの照査 許容応力度の低い材質
    • 支圧応力度の照査 許容応力度の低い材質
  • ラーメン方式の補正係数βの算出は、土木技術36巻3号(P.101)開口部を有する鋼箱桁橋中間ダイヤフラムの剛度補正係数より求めます。

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