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機能&特長
BHELMO(ベルモ)は、無線センサネットワークを用いて橋梁の3軸方向の加速度を計測・収集します。収集したデータから固有振動数を算出し、震動モードを推定します。
無線センサ(ハードウェア)の特長
- CPUを搭載した小型コンピュータです。
- 3軸方向の加速度を同時に計測可能です(鉛直、水平、垂直)。
※センサ部分を交換することにより、温度、湿度、照度、カメラ、人感センサ等への応用も可能です。 - 子機(ノード)同士で自立組織的ネットワークを構築します。
- マルチホップ機能による広域計測が可能です。
- 有線センサに比べ簡単、手軽に計測できます。
無線センサ(CPU部分)の仕様
項目 | 詳細内容 | |
---|---|---|
CPU、OS | PXA271 416MHz 256KB、TinyOS | |
通信 | 方式 | Zigbee |
周波数 | 無線周波数2.4GHz 16CH | |
各ノード間距離 | 30m~100m(アンテナ種類により異なる) | |
電源供給 | 単3×4本 | 3分間計測×20回程度 |
サイズ | 外形寸法(mm) | ケース含む:125(W)×125(D)×75(H) |
無線センサ(センサボード)の仕様
ITS400CA | ITS400CB | ISM400CA | SHM-H | |
---|---|---|---|---|
分解能(gal)※1 | 1.00 | 1.00 | 0.20 | 0.02 |
サンプリング周波数(Hz)※2 | ・280 | ・40 ・160 |
・25 ・50 ・100 ・280 |
・25 ・50 ・100 ・280 |
最長計測時間 | 1回の計測:50Hzで6分間 |
- 分解能:センサが持ちうる最小感度
- サンプリング周波数:アナログ波形をデジタルデータにするために必要な処理である標本化で、単位時間あたりに標本を採る頻度
計測、分析ソフトウェアの特長
- 計測手順に沿ったアイコンを用意し、簡単な操作性を実現しました。
- 通信状況、電波強度、センサの電池残量等を可視化できます。
- 子機(ノード)の追加、削除、移動の設定も簡単に操作できます。
- 3軸方向の加速度結果が確認できます。
- FFT変換による固有周期の算出が可能です。
※FFT変換:離散フーリエ変換を計算機上で高速に計算するアルゴリズムです。