[断面諸条件]画面で指定した断面長と、印刷で出力される断面長が異なるのはどうしてですか?

断面長の入力及び出力方法は、入力-[基本条件]画面で選択する「平面格子形状」により、モデル入力(直線桁・曲線桁・斜角付き桁・バチ桁)、または座標入力 かで区別され、以下のとおりとなります。

  • 入力 [断面諸条件]画面-[断面長]タブで指定します。[断面長指定...]ボタンを押すと開く「断面長ダイアログ」内にある「指定方法」で、入力する断面長を "構造基本線"上の長さとするか、"主桁実長"とするかを、選択することができます。但し、座標入力のときは、必ず"主桁実長"で固定となり、変更することはできません。また、指定方法を主桁毎に選択することはできません。
  • 画面出力 ([断面計算結果]画面) モデル入力の場合は、必ず"構造基本線"上の長さで出力されます。座標入力の場合は、必ず"主桁実長"で出力され、画面上に青字で「実長表示」と表示されます。
  • 印刷出力 (印刷-[断面計算結果]) モデル入力・座標入力にかかわらず、必ず"主桁実長"で出力されます。

"構造基本線"上の長さ/"主桁実長"の考え方について、詳しくは、USER'S MANUAL 技術資料「設計計算における部材長の扱い」をご確認ください。