[断面力]画面で「断面力入力方法」を "(静定+不静定)断面力" とし、クリープ、乾燥収縮及び、温度差(鋼桁高温・床版高温)の断面力をすべて "0" と入力して、計算を行いましたが、[応力度]の印刷 (a)曲げ応力度 において、<合成断面><鋼断面>の 5.クリープ、6.乾燥収縮、7:鋼桁高温、8:床版高温の応力は "0" となるのですが、<床版>の 5~8については、応力が発生しています。どうしてですか?

断面力を "0" としても、<床版>のそれぞれの応力度は、必ずしも "0" にはなりません。クリープ、乾燥収縮及び、温度差(鋼桁高温・床版高温)の版のコンクリートの応力度算出式は、USER'S MANUAL 技術資料 に記載しています。各応力度の算出式内には、断面力を "0" としても、これとは無関係に残る「項」があるため、応力度は "0" になるとは限りません。