鋼構造架設設計施工指針に基づき、鋼箱桁および鈑桁の手延機による送り出し架設工法(送り出し装置を用いる)の全工程に対する断面力を自動的に算出し、断面および腹板座屈の検討、照査を行います。腹板の座屈照査は道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編、Ⅱ鋼橋・鋼部材編、DASt Richtlinie 012鋼板の安定照査、鋼構造架設設計施工指針を用います。

機能&特長

単位系 SI単位系のみ
鋼床版の温度差応力 考慮しない、温度差一様分布、温度差β分布
盛り替え方法 盛り替え方法は4種類から選択可能
  • 可動支点が盛り替え長以内に入ったとき(可動支点ありの場合)
  • 桁端が盛り替え長以内に入ったとき(可動支点なしの場合)
  • 安定計算で許容値がオーバーになったとき(オプション)
  • 手延機が橋脚を通過したとき(オプション)
出力 各ステップ毎の変位・断面力、安定の検討、ピックアップテーブル(たわみ・断面力・反力)、ステップ図、曲げモーメント図、座屈照査結果一覧
座屈照査式 曲げとせん断を受ける場合(道路橋示方書Ⅱ 解13.4.5)
鉛直局部荷重と曲げ・せん断を受ける場合
(DASt指針、鋼構造架設設計施工指針2012年版)
主桁断面形状 RC床版:鈑桁(1主桁)、箱桁(1主桁)
鋼床版:鈑桁(1主桁)、箱桁(1主桁)
適用基準及び参考文献 道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編(平成29年11月)
道路橋示方書・同解説Ⅱ鋼橋・鋼部材編(平成29年11月)
鋼構造架設設計施工指針(2012年度)
  • 主桁および手延機のキャンバー差の断面力を考慮できます。
  • 橋脚の標高、製作そり差、ステージ(作業台)の勾配を考慮できます。
  • 断面照査用の断面力は、照査区間内の各断面力から最大・最小断面力を補間により求めて使用します。
  • 腹板の座屈照査を行います。
  • 支点のジャッキアップ、ダウンはステップの範囲を指定して設定ができます。

適用範囲

節点数 200節点
支間数 20支間
主桁断面数 100断面
主桁ブロック数 100ブロック
ステップ数 300ステップ
手延機断面数 30断面

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