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2023年4月18日、「橋梁技術のデータ連携実装に向けた共同宣言」が国土交通省の立会いのもと一般社団法人建設コンサルタンツ協会、一般社団法人日本橋梁建設協会との間で宣言されました。このデータ連携に関連して一般社団法人日本橋梁建設協会から公開されている「設計情報属性ファイル交換標準(案)」の、弊社システムへの実装開発を昨年度より着手しています。この度「数量編Ver1.0」に対応した「まてりあるEX」をリリースいたしました。「数量編」は数量情報の他、塗装、溶接、輸送情報をXML形式で出力できます。
なお、「設計情報属性ファイル交換標準(案)主構造鈑桁編Ver1.2」につきましては、2024年10月頃のリリースを予定しています。リリースが確定しましたら改めてご案内いたします。
※「まてりあるEX」は、宮地エンジニアリング株式会社と共同で開発した機能が含まれています。
リリース日
2024年6月19日(水)
主な機能
まてりあるEXは、まてりあるの機能(主として鋼橋を対象にした材料計算および工数算定要素集計)に加えて、一般社団法人日本橋梁建設協会より公開されている設計情報属性ファイル交換標準(案)数量編 Ver1.0に沿った読み込み、出力が行える機能拡張版です。
- "設計情報属性ファイル交換標準(案) 数量編 Ver1.0"に対応
- 一般社団法人日本橋梁建設協会より公開されている設計情報属性ファイル交換標準(案)数量編 Ver1.0に沿った読み込み、出力ができます。
- 数量情報の他、「塗装」、「溶接」、「輸送」情報も読み込み、出力ができます。
- Excelベースの入力により作業性アップ
- Excelシートのセルにデータを入力することでデータフォーマットを意識することなく作業ができます。
- 対象となるデータをフィルター機能を使うことで検索しやすくなります。
- 帳票のExcelファイルへの出力が可能
- 帳票をExcelファイルに出力が可能です。
計算書:重量、塗装
総括表:鋼材重量、塗装、ボルト本数、メッキ材料、本体付属別、部材長さ
集計表:工数算定要素、部署別本数、溶接継手、延長、大型T継手溶接延長、工数算定ブロック
重量表:ブロック、サイズ別
- 帳票をExcelファイルに出力が可能です。
- 隅肉溶接箇所の自動判定
- 溶接部材のREMARK(材片名)を設定することで隅肉溶接箇所を判定します。
- 隅肉脚長、溶接換算率、6mm溶接換算長の計算ができます。
製品価格(税込)
利用料 | 備考 | |
---|---|---|
サブスクリプション契約 |
330,000円※2 |
3ライセンス/1年 |
- サブスクリプションとは、一定期間(弊社の場合、1年単位)の利用券をご購入いただき、ご利用いただく利用形態です。常に最新バージョンをお使いいただくことができます。
- 契約期間内のバージョンアップ、サポート費用を含みます。
マルチユーザライセンス※3WAN対応版※4 |
複数のPCで利用可能(会社単位)※4 |
- マルチユーザライセンスとは、ライセンスサーバに登録した所有ライセンス数を超えない範囲で、製品をインストールした複数のクライアントPCで、同時に実行できる運用方法です。
- 会社単位での利用が可能ですが、WAN環境が整備されている必要があります。
動作環境
OS |
Windows 10/11 |
必要なアプリケーション |
Microsoft Excel 2016(32bit) |
ライセンス認証 |
インターネット認証※5 |
- インターネット認証とは、ソフトウェア起動時にインターネットを介して認証・管理するプロテクト方式です。
関連情報サイト
お問合せ先
建設ソリューション事業部 大阪技術営業部担当:島田
TEL:06-6443-1751
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