当社は2023年11月から、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期による課題「スマートインフラマネジメントシステムの構築」において、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 本田利器教授を研究開発責任者とした「サブ課題Ｄ：サイバー・フィジカル空間を融合するインフラデータベースの共通基盤の構築と活用」の共同研究開発機関として参画しております。SIPは第1期、第2期に続き3期連続での参画となります。

本研究においては、様々なデータプラットフォーム間の連携、シミュレーションのためのモデル化、デジタルツイン群の連携のためのデータ変換・統合、及びそれらの一連のプロセスの自動化の研究開発を推進しています。その中で当社は、鋼橋上部工新設事業をユースケースとした、事業サイクル(設計－施工－維持管理)一連のデータ連携手法の高度化を目的に、データスキーマの研究開発、データスキーマを活用するためのシステム構築及び維持管理工程までを含めた運用効率化、それらを活用した製作、施工工程の高度化に関する研究開発を推進しています。本研究成果の将来的な社会実装により、鋼橋建設事業全体の高度化を実現していきます。

なお、当社の取り組みについては、同じく共同研究開発機関である株式会社IHIインフラシステム(本社：大阪府堺市 代表取締役社長：上田和哉)と協同で推進しています。

参考

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