平素より、JT-KOHKA(連続高架橋の耐震設計支援プログラム)をご愛願いただきましてありがとうございます。
この度、耐震設計の更なる業務の効率化を図るために機能を充実させたVer12をリリースいたします。

機能充実項目

  1. 背面土抵抗ばね、パラペットのモデル化
    端部の橋台(線形モデル)に対して、パラペット、背面土抵抗ばねをモデル化可能です。
  2. モデル化の制限拡大
    径間数制限を30径間から100径間へ拡大しました。
    また、橋脚部材変化断面数を20断面から50断面へ拡大しました。
    なお、これらの制限はモデル化の上限値であり、動的解析エンジンの使用可能メモリ に依存し、大規模モデルの場合には解析が流れない場合もあります。
    ※JT-KOHKA/LTは対象外です。
  3. Rayleigh減衰の複数設定
    振動単位毎にRayleigh減衰の設定が可能です。
  4. 表示および出力機能の向上
    1. 解析モデル図のDXF出力が可能になりました。
    2. 橋脚毎・上部構造毎の照査一覧が表示可能になりました。
    3. 鋼製橋脚のパラメータについて詳細表示が可能になりました。
  5. 補強入力(計算)機能の充実
    1. 鋼板巻立工法の曲げ耐力計算
      アンカー筋や鋼板を曲げ耐力補強筋として考慮できるようになりました。
    2. RC巻立工法の横拘束筋入力機能の充実
      既設部+補強部の横拘束筋の考慮方法を以下の3つより選択できるようになりました。
      1. 巻き立て部の帯鉄筋を入力し、補強断面の換算横拘束筋を内部計算する。
      2. 補強断面(既設部+補強部)の換算横拘束筋を直接入力する。
      3. 補強部の横拘束筋を入力し、既設部と補強部で横拘束筋を別々に扱う。
    3. 中間貫通鋼材の考慮
      中間貫通鋼材を入力できるようになりました
  6. 「H29道示対応版」「H24道示対応版」「H14道示・耐震補強対応版」の統合
    従来「H29道示対応版」「H24道示対応版」「H14道示・耐震補強対応版」は異なるバージョンのプログラムで起動していましたが、本バージョン12では、ランチャーから起動し選択できるようになりました。

リリース日

2021年3月8日(月)

バージョンアップ価格

対象製品 バージョンアップ価格 備考
2次元版、3次元版
250,000円
(税込価格:275,000円)
対象製品のVer11からVer12の場合
LT版
100,000円
(税込価格:110,000円)
対象製品のVer11からVer12の場合
  • Ver11以外のユーザ様や対象製品の変更をご検討されるユーザ様はお問合せ先までご連絡ください。
    新規購入をご検討のお客様は製品価格をご確認ください。

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お問合せ先

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東日本地区
建設ソリューション事業部 東京技術営業部
担当:熊谷、荒川
TEL:03-6272-8234

西日本地区
建設ソリューション事業部 大阪技術営業部
担当:田中 章裕(ふみひろ)、柚木(ゆのき)
TEL:06-6307-5401
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