損傷程度評価の「径間単位で評価する」を使用するとどうなるのですか?

「径間単位で評価する」にチェックすると、部材番号は「00」として表示されます。同一径間内で複数の損傷データが登録されている場合に、その中で最も程度の悪いものが評価値として帳票に出力されることになります。「径間単位で評価する」かどうかは、部材種類で決定されますので、基本的にここに設定を変更する必要はございません。

ただし、"部材番号図は対策区分の経年変化を知るために、初期入力されたものがある場合は、その値を更新してはならない" 『道路橋マネジメントの手引き 平成16年8月 発行(財)海洋架橋・橋梁調査会』とありますので、点検する橋梁の過年度データがある場合は、その部材番号にあうように変更する必要があります。

※部材番号の2桁の数字は桁等各1本単位で評価する部材及び橋台等の下部構造にあっては、橋軸方向の並び(行)または橋軸直角方向の並び(列)を示すものです。

帳票作成支援システムのキャプチャ画像