総合評価指標が手計算結果と一致しません。

総合評価値は「点検時」ではなく、「計算開始時」での点数となります。
点検時から計算開始時までに部材の劣化/回復がなされており、健全度が点検時のものと相違している可能性がございます。

計算開始時の健全度は、個別および制約LCC結果総計Excelの「部材健全度(シナリオ名)_対策前」の計算開始年列をご確認ください。

例:点検年が2021年
  計算開始年が2024年
  部材の健全度D
  部材Dランクの滞留年数が3年

上記の場合、点検年から計算開始年より3年が経過しているため、計算時の部材健全度は「E」となります。

※総合評価値の計算方法
  1. 各部材の「計算時」の健全度を基に、健全度を点数化します。
    chojuro_bg_02_01.png

  2. 部材毎に重み係数を設定します。
    chojuro_bg_02_02a.png

    ※事業計画策定システムの計算→優先度設定→「健全度評価点設定」より設定が可能です。
    chojuro_bg_02_02b.png

  3. 重み係数を基に、スパン毎の損傷度評価値を算出します。
    各評価指標の各スパンの最大値を橋梁全体の値とします。
    chojuro_bg_02_03.png

  4. 3で算出した橋梁全体の損傷度評価値より、総合評価値を算出します。
    総合評価値は 100 から損傷度評価値を引いて算出します。
    chojuro_bg_02_04.png