衝突荷重時における輪荷重載荷データはブランクとしてよいか。

輪荷重載荷データを使用する場合は以下の点に注意してください。

  1. 輪荷重の載荷位置(地覆端部から250mm)を修正する場合。
  2. 衝突荷重時の組合せに考慮する活荷重を輪荷重のみにする場合。

以下は%FCOMPOの荷重項目番号を使用した組合せ例

輪荷重を用いない場合の衝突荷重組合せ例

201+3+40 (全死荷重+L(MAX)+衝突荷重)
201+4+40 (全死荷重+L(MIN)+衝突荷重)

この場合の3,4の活荷重は入力説明書%LCOMPOにある図の荷重CASEを全て考慮。

輪荷重を用いる場合の衝突荷重組合せ例

201+40 (全死荷重+衝突荷重(輪荷重含む))

この場合は輪荷重によって活荷重分を衝突荷重の項目で考慮しているので組合せに3,4を入れないように注意してください。
張出し部分の活荷重が重複しないようにするためです。