道路、橋梁をはじめとした各種公共インフラの計画的な維持管理を目指し、効果的なマネジメントシステムをご提供します。

東京都 道路アセットマネジメントシステム

概要

道路アセットマネジメントとは

アセットマネジメントとは、「資産を効率よく管理・運営する」ことです。 つまり、道路施設の設備に投資する際、税金を効率的・効果的に管理・運用することで、より良い公共サービスとして道路利用者に還元していくことを目指すものです。 金銭の流れに着目した財務情報と道路資産の劣化状況や道路利用者および近隣住民が受ける社会的便益などの技術情報を一元的に管理・活用していくことで、より効率的な事業運営を図っていくマネジメントです。

道路アセットマネジメントの効果

日本における多くの道路施設は、高度成長期に多く建設されており、それらが集中的に更新時期を迎えることで財政需要が集中的に増大していくことが予想されています。 そこで、道路アセットマネジメントを導入し、最適な時期に対策を実施していくことで、更新ピークの平準化やライフサイクルコストの最小化を図っていく効率的・効果的な管理に転換していきます。
さらに、従来どおりの対症療法型で維持管理を行っていると、増大する更新費や管理費が予算を圧迫し、施設健全度の悪化を招き、最悪のケースでは通行止めが発生してしまうことが予想されます。そこで、アセットマネジメントの導入により、予防保全型の計画的な維持管理を行っていくことで、各施設の健全度を保つことが可能となります。

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システム構成

大きく分けると道路資産管理システム、統合データベース、最適化システム、便益算定システム、LCC分析システムから構成されています。
統合データベースは、諸元情報、点検情報や補修履歴情報、資産情報などを一元的に管理しています。
その他、道路事業により得られる各種社会的便益を金銭換算する便益分析システムや施設毎のライフサイクルコスト分析ができるLCC分析システムがあります。
最適化システムは、これら便益分析やLCC分析を加味し、最適な中長期計画を立案するためのシステムです。
以上、大きく5つのシステムで構成されています。

  • OS:Windows 2000/XP/Vista
  • メモリ:512MB以上
  • ディスプレイ:1024×768ドット以上の解像度

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