待望の『BeCIM/MB Plus』(鋼橋BIM/CIMモデリングシステム)を10月17日(月)にリリースいたします。

国土交通省が推進する2023年度BIM/CIM原則全面適用を目前に、詳細設計の要件を示す『3次元モデル成果物作成要領(案)』や BIM/CIMモデルに対応した「土木工事数量算出要領(案)」の改訂が進められています。また、詳細設計段階でのBIM/CIMによる付属物の干渉確認および配置計画の要望をいただいており、これらのニーズに即した製品として開発いたしました。

本製品は、弊社製品「BeCIM/MB」(鋼橋CIMモデリングシステム)の後継ソフトウェアとなります。

これまでの使い勝手の良さはそのままに、更なる高精度モデリングと高機能を追求することで、鋼橋のBIM/CIM設計業務を強力にサポートします。

主な機能

  1. 鋼橋上部工モデル自動生成(設計データ連動でCAD操作不要)
    概略自動設計 JSP-1W/4W、詳細設計 HyBRIDGEデータから、上部工モデルを自動生成します。
  2. 高詳細度モデルへの対応(詳細度:支点付近400、上部工全体300)
    不具合が懸念される支点周りの詳細度を高め、干渉確認を実現します。
    (部材例:支点補強部材、マンホール、排水貫通孔など・・・)
  3. 付属物モデルへの対応
    主構造との干渉確認を目的とした付属物(排水装置、検査路、任意形状)モデルを生成します。
    排水、検査路の配置検討として、計画段階から活用できます。
  4. 3次元数量算出(「まてりある」(鋼構造物の材料計算)への連動)
    本システムの対象部材から3次元数量を算出し、弊社製品「まてりある」へ連動することで数量計算書を作成できます。
  5. 概略モデリングの縦横断勾配の精度アップ
    「BeCIM/MB」にて要望の多かった各横断の高さ(Z座標)が入力できます。
※本製品は、宮地エンジニアリング株式会社と共同で開発した機能が含まれています。

詳細・概略モデリング機能対応
機能 設計連動 詳細度 付属物モデル 3次元数量算出
詳細モデリング
必須
HyBRIDGE
JSP-1W/4W
~400
概略モデリング
~300

リリース日

2022年10月17日(月)

価格(税込)

  • サブスクリプション契約(インターネット認証)
      詳細モデリング    1,320,000円/年間(※1)      3ライセンス(会社単位での利用可能)(※2)
      概略モデリング      220,000円/年間(※1)      1ライセンス(事業所内のみの利用)
  • MEAS従量制サービス(※3)
      詳細モデリング      330,000円/業務・工事(※1)  1ライセンス
※1 1年単位でのご契約となります。契約期間内のバージョンアップ、サポート費用を含みます。
※2 WAN環境が整備されている会社様に限ります。
※3 MEAS従量制サービスは、詳細モデリングのみご利用いただけます。

BeCIM/MB販売・サポートについて

本製品のサービス開始に伴い「BeCIM/MB」(鋼橋CIMモデリングシステム)は、2022年10月16日をもって販売終了とさせていただき、サポートサービスにつきましては2024年3月末までとなります。
また「JTS@SP」サービスによるご提供は2023年3月末までとなります。
なお、「BeCIM/MB」から本製品「概略モデリング」へお乗り換えいただいた場合は、2023年3月末まで本製品を無料にてご利用いただけます(2023年4月から上記価格が必要となります)。

お問合せ先

ご不明な点等ごいましたら、最寄りの弊社支店もしくは、以下までお問い合せください。

東日本地区
建設ソリューション事業部 東京技術営業部
担当:熊谷(くまがい)
TEL:03-6272-8234

西日本地区
建設ソリューション事業部 大阪技術営業部
担当:立川(たちかわ)、永田(ながた)
TEL:06-6307-5401
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