JT-αPIER 多層多柱式橋脚の耐震設計支援プログラム (Ver.2)
このページでは、下記プログラムの更新履歴を記載しています。
最新版の更新履歴は、こちら よりご参照ください。
Ver.2.11(2016-12-20)
☆V2.11では以下の修正を行いました。
誠に恐れ入りますが、念のためVer2.10以前に該当の条件で作成されましたデータに対しまして、Ver2.11で再計算の上、計算結果の確認をしていただきますようお願いいたします。
0)計算
・ラーメン式の漸増解析において、以下の機能を追加した。
梁部材に塑性ヒンジ点を作らない場合、梁線形部材の剛性は、降伏剛性、全断面有効剛性から選択できるようにした。
塑性ヒンジばねに軸力変動考慮の有無を指定できるようにした。
線形部材の降伏剛性算出に軸力変動考慮の有無を指定できるようにした。
・ラーメン式の漸増解析での塑性ヒンジばねの降伏剛性を、道路橋の耐震設計に関する資料の動的解析準拠から地震時保有水平耐力法準拠に変更した。
・ラーメン式の線形部材の耐力照査において、曲げ耐力算出に用いる軸力は、終局時軸力、死荷重時軸力から選択できるようにした。
1)入力
・せん断補強筋、横拘束筋の断面積の単位をcm2からmm2に変更した。
・断面入力にて断面確認図を表示する際、ウィンドウを並列表示とした。
2)出力
・ラーメン式橋脚の破壊形態がせん断破壊となった場合、保有水平耐力Paの算出根拠の帳票出力において、せん断破壊する部材のせん断破壊発生前後でのせん断力が正しく出力されない不具合を修正した。
Ver.2.10(2013-11-08)
[全般]
☆V2.10では以下の修正を行いました。
誠に恐れ入りますが、念のためVer2.09以前に該当の条件で作成されましたデータに対しまして、Ver2.10で再計算の上、計算結果の確認をしていただきますようお願いいたします。
0)計算
・ラーメン式橋脚の破壊形態がせん断破壊となった場合、せん断破壊時の水平震度を用いて照査すべきところを、誤って降伏震度を用いてしまう不具合を修正した。
・単位系が重力単位系の場合、RC補強部のコンクリートの曲げ引張強度が正しく算出されない不具合を修正した。
1)入力
・単柱式橋脚の場合、構造データ-梁部形状画面において、テキストボックスに期待通りの値が入力されない不具合を修正した。
2)出力
・応力度-ひずみ関係の帳票出力において、単柱式橋脚でRC補強を行った場合、補強部の横拘束筋の体積比が正しく出力されない不具合を修正した。帳票出力のみの問題で、計算上問題はありません。
Ver.2.09(2013-03-15)
[全般]
☆V2.09では以下の修正を行いました。
誠に恐れ入りますが、念のためVer2.08以前に該当の条件で作成されましたデータに対しまして、Ver2.09で再計算の上、計算結果の確認をしていただきますようお願いいたします。
0)全般
・H24道示の想定地震力、地域別補正係数を適用できるようにした。
・H24道示の想定地震力を適用した場合、タイプⅠの許容塑性率にタイプⅡの値を使用できるようにした。
・新バージョン(Ver3以降)データを書き出しできる機能を追加した。
1)計算
・ラーメン式の梁柱節点部において柱部材の端部と梁部材の端部にともに剛域を設定していない場合、内部で生成されるFRAMEモデルの部材に、部材長がゼロの部材が生成されているため、死荷重解析が実行できない不具合を修正した。
・ラーメン式の漸増解析において鉄筋ひずみのチェックを行う場合、引張側最外縁鉄筋位置の鉄筋ひずみに着目したN-φ相関関係で曲率の小さい範囲が計算されていなかった不具合を修正した。
・RC巻き補強を行い、既設部と補強部のコンクリートのヤング係数が異なった場合、ひびわれ曲げモーメント計算時に、補強部のコンクリート分のコンクリート曲げ引張強度にヤング係数換算が正しく行われず、ひびわれ曲げモーメントMcが正しく計算できていない不具合を修正した。
・単柱式の梁部の形状入力方法を寸法入力とした場合、段落し照査時に軸力が正しく計算できないことがある不具合を修正した。
・単柱式の破壊形態の判定について、M-φ算出位置すべての箇所で行っていたのを、曲げ損傷箇所での終局水平耐力と全脚にわたり一番小さいせん断耐力を用いて行うように変更した。
・ラーメン式の死荷重としての付加荷重-温度があった場合、塑性ヒンジ領域にも温度変化を考慮するように変更した。
・コンクリートの負担するせん断耐力Scの算出において、橋脚断面の有効高が1000mm以下の場合、有効高dに関する補正係数Ceを1.0に変更した。
2)出力
・計算結果‐漸増解析‐N-φ相関曲線の画面および帳票出力において、描画スケールの見直しを行った。