- ○全般
- ・ツールバーのデザインをフラットに変更した。
- ○LINER
- ・鉄道線形のSIN曲線および3次放物線の正射長の計算時の収束時のイプシロン判定を調整した。小数点以下5桁表示の場合など要素変化点座標(ETC,BC点)が一致せず離れている場合があった。
- ・クロソイド要素のADDのリカバリの改善を行った。クロソイド要素延長ではBRまたはERを指定しなければいけないが、間違って「R=100」
のように書いてあった場合、
「A=100 R=100」なら「A=100 ER=100」に、
「R=100 A=100」なら「BR=100 A=100」に
直していた。ADDでなければRでよいなど、チェックが難しい箇所なのでリカバリはせずに警告だけ出すように変更した。 - ・測点ピッチマイナスになる場合の横断勾配(GR)のエラーチェックを強化した。横断勾配(GR)のテーブルで、距離が逆転する箇所のチェックをGUIに追加した。測点設定(STATION)での測点の有効範囲の逆転は検出できない。
- ・測点ピッチがマイナス時の描画する測点位置の初期値と[<][>]ボタンの調整を行った。描画上の問題であり、計算には影響はない。
- ・5桁出力時の測点の表示がおかしい場合があった。
誤) 148+53.99999 -> 正)148+53.00000 - ○GDRAW
- ・第2車線のセクション引き出し線が編集時に下側になってしまう場合があった。
- ・描画点数を最適化するために少なくする場合があったが、減らし過ぎないように描画ピッチの制御を見なおした。
- ・実寸図面をCADで計測した場合の横断上の精度が上がるように描画ピッチの制御を見なおした。従来よりもプロットファイルはやや大きくなる。
- ・図面描画枠のデフォルトは「なし」から「4隅」に変更した。
- ・横断名称の描画方向のデフォルトを横断方向に変更した。
- ・横断線名称の旗揚げ(バルーン)の表示を改良した。
- - 名称バルーンのサイズ調整を行った。余白を削り全体に詰めた。
- - 横断方向に横断名称を描画する時、ジグザグする描画をやめた。
- - 引き出し位置は文字列長によって変えずに一定距離とした。桁端や端支点、中間支点では従来通り多めに引き出す。
- - 旗揚げの画層設定は、枠をD-STR-HTXT、名称をD-STR-TXTとしていたが、D-STR-HTXTに統一した。
- - DXF変換時の旗揚げの余白に過不足が生じる問題の対策を行った。一文字ずつ描画することで文字ピッチを制御し、旗揚げの枠から文字がはみ出さないよう対策を行った。CADで一括して移動できるようグループ化を追加した。
- - 従来のサイズで旗揚げを描画する互換オプションを用意し、オプションの状態をデフォルトとしてある。
- ○GVIEWX
- ・平面線形、ピア設定方法のピア名称の位置がおかしくなる場合があった。
- ・存在しないスパン名を指定した時のエラーメッセージを改良した。
- ・縦断図、横断図の測点表示の文字列をグループ化し、DXF変換後にはCADで一括で移動できるようにした。
- ・ピア図、座標変換図にDXF変換後に同じ場所に二重に描画してしまう箇所があった。
- ・平面線形図とその一覧表で測点表示が異なる場合があった。
- ○APLINE
- ・LINER連動用データの座標桁数で、小数点以下の桁数を選択(5~7桁)できるようにした。
- ・「任意の測点での拡幅線」で基準ラインに拡幅クロソイドが含まれているとき、ラインを正しく作成できないが、拡幅クロソイドはシステムの適用外で対応できないため、その旨のメッセージの表示を追加した。
- ・「ラインと直線の交点計算」で計算方法に「ラインと直線の交点」を選択し、新たな直線を定義したときに入力した直線の2点目が変数にて保持されていなかったため、保持するようにした。
- ○シェル
- ・ファイル名が長すぎるとき、GUIでは実行できたが、バッチでは実行できなかったので修正した。
- ○PV
- ・DXF変換時のPOLYLINEの擦り付けをSPLINEからFIT-CURVEに変更した。SPLICEのほうが滑らかな関数だが、FIT-CURVEのほうが必ず制御点を通る。
- ・パス名に.dxfを含むときプロットファイルをDXFファイルと誤認する可能性があった。
- ・負の半径を持つごく短い円弧のDXF変換の改良を行った。
- ・BLOCKを有効にしたDXF変換のとき、BLOCKSの外にあるPOLYLINEがENTIEIESにも現れてしまう場合があった。