PCBOX-Ⅱ PC・PRC橋の詳細設計システム
Ver.3.12(2023-08-25)
[不具合]
1. 曲げ検討.OUTの出力において、構造系完成時の曲げ応力度に対するチェックが構造系完成時・橋面工完成時それぞれの制限値に対して行われていた不具合を修正した。
2. 架設時温度を考慮した照査において、部材数が333を超える場合に、温度差・温度変化による断面力が0.0になる不具合を修正した。
Ver.3.11(2023-07-14)
[機能追加]
1. 平成29年道路橋示方書を適用する場合、架設時の温度差・温度変化に対する照査を可能とした。
2. 架設時の引張鉄筋量を算出可能とした。

[仕様変更]
1. 計算実行ダイアログで曲げ検討が未実行のときはM-φ計算を実行不可とした。
2. 中空床版橋で温度差を考慮できるようにした。

[不具合]
1. 『DXF出力-断面力図・応力度図-用紙設定』画面に入った後に他の画面へ遷移しようとしたときに、右ペインのビューに何も表示されなくなる場合がある不具合を修正した。
2. 解析基本.OUTの出力において、有効幅を考慮する断面性能の断面1次モーメントがNaNとして表示される場合がある不具合を修正した。
3. 『任意荷重』画面および『追加自重』画面で荷重一覧表のキャプションが選択されている行の荷重種類と一致しない場合がある不具合を修正した。
4. 常時バネ以外でFRAME解析する任意荷重ケースがあったとき、完成系解析.OUTのFRAMEデータ出力で余分なケースが出力され見出しがずれる不具合を修正した。
5. 平成29年道路示方書のときのSWPR7B_19S15.2B鋼材の引張強度、制限値の標準値が示方書と異なっている不具合を修正した。
6. 応力度オーバーの組数(ケース×断面)が上限値を超えたときに異常終了する不具合を修正した。
7. 内外ケーブル併用のときに架設時合成曲げ応力度の出力で行間が欠落している不具合を修正した。
8. 『PC鋼材』画面で平面角変化を考慮して形状を全件表示したときに、平面角変化ページの鉛直スクロールバーが見えずスクロールできない不具合を修正した。
Ver.3.10(2022-11-11)
[機能追加]
1. 波形鋼板ウェブ橋で鋼板の材質を3種類まで登録し、部材ごとに使い分けることを可能とした。

[仕様変更]
1. クリープ係数・乾燥収縮度の相対湿度パラメータ(φf0,λ,εs0)を直接指定する場合にクリープ係数と乾燥収縮度とでλを別個に指定できるようにした。
2. 架設時橋脚で同じ部材が二度指定されることをエラーチェックするようにした。

[不具合]
1. 出力制御で曲げ検討を出力しない指定をされた格点の場合に、結果集計表の引張鉄筋量に大きな値が出力される不具合を修正した。
2. 斜引張応力度-合成曲げ応力度の出力において、任意組み合わせケース数が多い場合の改ページ処理の不備を修正した。
3. 概算数量の出力において分割施工の場合に波型鋼板ウェブ重量の単位質量が部材両端で同値なのに平均質量が異なって出力される不具合を修正した。
4. 結果集計表において、圧壊に対する耐力のせん断+ねじりの余裕度≦1.2の規定に対し1.1でオーバー判定が行われていた不具合を修正した。
5. 入力チェックリストの出力で使用材料コンクリートの粗骨材寸法に不明な値が出力されている不具合を修正した。
6. 箱桁で外ウェブの内側・外側の傾斜が異なる断面の場合に、解析基本.CSVの断面寸法の出力で中ウェブのウェブ厚が正しく表示されない不具合を修正した。
7. M-φ計算のJT-KOHKA連動ファイル出力において、設計基準が平成14年道示でコンクリートの応力ひずみ曲線がⅢ編のときに、非線形特性を4点出力するとしても終局時Mu,φuの値がすべて0.0で出力される不具合を修正した。。
8. 入力チェックリストの鋼材データの出力で異常終了する場合がある不具合を修正した。
9. 曲げ破壊安全度照査を一度も計算せずにせん断・ねじり照査を実行したときに、結果集計表でエラーとなる不具合を修正した。
10. 中空床版橋のデータをISLAND-2からの連動で作成したときにホローごとに側面形状を変更できない不具合を修正した。
11. 波形鋼板ウェブ橋の全コン断面せん断.CSVでケース名にNULL文字が出力されている不具合を修正した。
12. 活荷重TT-43で道路公団K値入力の場合に入力したK値が計算に反映されず設計要領二集の規定値で計算される不具合を修正した。
13. 上げ越し計算の出力で出力格点を指定したときに生じる以下の不具合を修正した。
1) 上げ越し量表に指定していない格点が出力される場合がある。
2) 総上げ越し量が上げ越し量と美観上の上げ越し量の和になっていない断面がある。
14. 支点反力単ケース.CSVで、任意荷重ケースのバネ支承格点反力が0.0で出力される不具合を修正した。
15. JT-KOHKA連動ファイルに出力する非線形特性で骨格曲線に負勾配を生じさせないための補正計算で誤差が生じる不具合を修正した。

[その他]
1. 開発環境およびインストーラを変更した。
※ Ver3.09以前のバージョンがインストールされている場合は、そちらをアンインストールした後、Ver3.10をインストールするようにしてください。
Ver.3.09(2022-01-18)
[機能追加]
1. 架設時の斜引張応力度を照査する機能を追加した。(「設計オプション」画面「せん断」タブ)

[仕様変更]
1. JT-KOHKA連動ファイルへの非線形特性の出力形式について、平成24年道路橋示方書以前の場合でもMc,My,Mp,Muの4点で出力できるようにした。(「耐震用データ」-「オプション」画面)

[不具合]
1. PC鋼材の減少量計算プログラム(GEN)において、設計断面データの出力で改ページが不適切なためにTVから印刷したときに行が欠落する不具合を修正した。
2. 解析基本プログラム(P11)でFRAME形式データ(拡張子.FRE .FEQ .ZEQ)を出力する際に部材剛性がオーバーフローする場合があったのを修正した。
3. 結果集計表CSV出力の波形鋼板ウェブ橋の斜引張応力度(耐久性(疲労))で断面タイプが"S"と表示されている不具合を修正した。
4. 平成29年道路橋示方書のときに、曲げ破壊を計算せずにせん断照査を実行すると異常終了する不具合を修正した。
5. 中空床版橋の「断面形状」画面で、「部材剛性・抵抗断面変更」タブの入力表の縦スクロールバーが表示されずスクロールできない不具合を修正した。
6. 「上げ越しデータ」-「オプション」画面でたわみ表の出力方向を切り替えたときのチェックボックス制御の不備を修正した。
Ver.3.08(2021-05-25)
[仕様変更]
1. 帳票確認ツール(TV)、DXF確認ツール(PV) の起動後もPCBOX-Ⅱの画面を操作できるようにした。
2. 結果集計表の完成後反力の出力で拘束されていない方向を'-'ではなく0.0で表示するようにした。
3. 断面力図・応力度図の出力DXFファイル名に使用されている半角'+'を全角'+'に変更した。

[不具合]
1.「構造データ」-「格点位置」画面で格点を追加した直後に計算実行をするとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正した。
2.「架設データ」-「追加自重」画面で橋脚の最終格点をI端にした荷重データを入力し、荷重図-追加自重を作図するとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正した。
3.「構造データ」-「格点位置」画面で主桁の最終格点番号に枝番が付く場合、断面力入力の実行でエラーが発生する不具合を修正した。
4.「構造データ」-「支持条件」画面で橋脚の支持条件を下端以外でも入力する場合で、常時の拘束条件が水平バネ拘束かつ回転フリーの場合に、連成バネの入力セルがグレー表示にも関わらず値に0が表示されている不具合を修正した。
5.「橋面荷重」の任意荷重データまたは「任意荷重」画面でJ端格点を入力しないタイプの荷重がある場合、「ツール」-「構造データのエクスポート」の実行でエラーが発生する不具合を修正した。
6.「設計データ」-「曲げ照査」(「せん断照査」)-「照査組合せ」画面の組合せケース名称で "D+TH+SD"が"D+TH+SW"と誤って表記されていた不具合を修正した。
7. 任意荷重ケースでMAX.MINありケースがある場合、完成系解析.OUTのFRAME解析結果で出力ケースに欠落とずれが生じる不具合を修正した。(出力のみの問題)
8. 必要斜引張鉄筋量の出力制御において、平成29年道路橋示方書の場合には不要な平均せん断応力度による判定が行われていた不具合を修正した。
9. 入力画面の表入力でセルに負値が表示されているとき、改めて負値を入力すると正値として表示される不具合を修正した。
Ver.3.07(2020-09-17)
[機能追加]
1. マニュアルがインストールされている場合に、[ヘルプ]メニューの[マニュアル一覧]からマニュアル一覧ウェブページを表示できるようにした。
2. プログラムの更新履歴を[ヘルプ]メニューの[更新履歴]から参照できるようにした。

[不具合]
1. 入力チェックリストの出力において、PC鋼材データの無効鋼材に入力不備があった場合に出力が異常終了する不具合を修正した。
2. 波形鋼板ウェブ橋で、全コンクリート断面がなく裏打ちコンクリート断面がある場合に結果集計表に斜引張応力度が出力されない不具合を修正した。
3. 結果集計表.CSVファイルの任意荷重ケースでケース番号9以降の橋脚断面力に正しくない値が出力されている不具合を修正した。
4. 床版厚を変化位置ごとに入力する場合で先頭データの床版厚が0.0のときに温度差なしとして処理されてしまう不具合を修正した。
5. 任意荷重ケース数が10を超えるときにPC鋼材応力度照査で異常終了する不具合を修正した。
6. 断面力図・応力度図の出力で、せん断照査が未実行のときに断面力図作図のみでもエラーとなる不具合を修正した。
7. 概算数量の出力で波形鋼板の重量/質量と単位の表記ミスを修正した。
8. 適用基準が平成29年道路橋示方書で任意組合せがあるときに、結果集計表の斜引張応力度の抽出で任意組合せケースが抽出されていない不具合を修正した。
9. 平成29年道路橋示方書で鉄筋拘束の影響を考慮するときに、「断面力入力データ」画面のケース名プルダウンリストに「鉄筋拘束」が欠落している不具合を修正した。
Ver.3.06(2019-12-18)
[仕様変更]
1. M-φ計算プログラム(KOUFK)において、一断面あたりのPC鋼材と鉄筋の合計段数の制限値を150から300に拡張した。
2. 平成29年道路橋示方書の正誤表(2019.7.22)に基づき、架設時および構造系完成時のコンクリート応力度の制限値を改定した。
[不具合]
1. 任意荷重ケース数が10を超えるときにねじりモーメントファイル(拡張子.NJR)の読み込みでエラーが発生する不具合を修正した。
Ver.3.05(2019-09-11)
[不具合]
1. Ver3.04でJT-KOHKAへの連動ファイルが古いバージョンのファイル名と内容で作成される不具合を修正した。
Ver.3.04(2019-09-04)
※Ver3.03以前のプログラムがインストール済みの場合はアンインストールしてからVer3.04をインストールして下さい。

[機能追加]
1. 任意荷重ケースの支持条件に地震時の支持条件を指定できるようにした。

[仕様変更]
1. 計算実行前にファイル名に半角スペースが含まれていないかのチェックを追加した。
2. 架設系解析プログラム(P22)の入力データ読み込み部で、概算数量計算なしの場合にはPC鋼材長データ(%CABLELEN)を無視するようした。
3. 減少量計算の出力帳票で改ページ処理の見直しを行った。
4. 入力チェックリストの架設データのステップ名が長いときに切り詰めて出力するようにした。
5. 解析基本プログラム(P11)の架設データの出力において、架設ステップ情報は出力制御オプションによらず全ステップを出力するようにした。
6. 断面力入力画面で断面力を読み込むファイルで、キーワード行の後ろのコメントを許可するようにした。
7. 平成24年道路橋示方書以前の場合に、終局荷重作用時の曲げとせん断の照査組合せが異なることがないようにエラーチェックを追加した。

[不具合]
1. 断面諸量データの主桁格点Y座標(YY)を正値で入力したときに、画面上の確認図で桁上面が傾いて作図される不具合を修正した。
2. PRC構造のデータでプレキャストブロック工法を指定すると、曲げ検討プログラム(P4)の実行でエラーとなる不具合を修正した。
3. 詳細オプション画面で下床版切欠きを考慮するかどうかのラジオボタンが2つとも「考慮しない」になっている不具合を修正した。
4. 橋面荷重の「任意荷重を入力する」チェックボックスをオフにしても入力されている荷重が確認図-荷重図に表示される不具合を修正した。
5. 橋長が長い橋梁で追加部材(架設時橋脚)が斜材と誤判定されて計算実行できない場合がある不具合を修正した。
6. 平成24年道路橋示方書以前の場合のPC鋼材許容応力度の初期値が平成29年道路橋示方書の制限値となっていた誤りを修正した。
7. せん断検討1の任意組合せケースの一覧表出力において、出力制御フラグと出力されているケースが一致していない不具合を修正した。
8. Ver3.00以降のプログラムにおいて、任意組合せケースで曲げ破壊安全度を照査した場合に安全度が1.0を下回ったときの必要鉄筋量が計算されていない不具合を修正した。
9. 温度差条件を格点ごとに指定した場合で温度差用の床版厚が変化しているときに偏心モーメントが正しく計算されていない不具合を修正した。
Ver.3.03(2018-10-30)
[仕様変更]
1. 橋脚の入力方法が“詳細”の場合に、『支持条件』画面の橋脚格点支持条件の格点番号を入力不可とし必ず最下端格点とした。
 (最下端以外の格点を入力する場合は「脚下端以外の支持条件を入力する」チェックボックスにチェックすれば入力可能)

[不具合]
1. 平成29年道路橋示方書のせん断耐力の照査において、有効高考慮せん断力に誤って作用せん断力を用いて照査を行っていた不具合を修正した。
2. 平成29年道路橋示方書のねじり耐力の出力でねじりモーメントの制限値の単位表記が[N/mm2]となっている不具合を修正した。
3. PCBOX-ISLAND-2からの連動ファイルを読み込み、『基本寸法』画面に遷移すると操作ができなくなる不具合を修正した。
4. 斜引張応力度の合成曲げ応力度の出力ページで、荷重ケース数が多く改ページした後の見出しに表示される断面No.にずれが生じている不具合を修正した。
5. 平成29年道路橋示方書で任意荷重組合せデータを使用した場合に、『設計組合せ』『曲げ照査 - 照査組合せ』『せん断・ねじり照査 - 照査組合せ』の各画面で最下段の表の下端がフォームからはみ出して入力できない場合がある不具合を修正した。
6. 設計基準がNEXCOのときに、『断面力図・応力度図 - 出力制御』画面で描画図面数の「追加」ボタンを押下すると例外エラーが発生する不具合を修正した。
7. 任意組合せケースで引張鉄筋を計算した場合、出力帳票「07曲げ検討.OUT」をビューアで開くことができない場合がある不具合を修正した。
Ver.3.02(2018-09-04)
[機能追加]
1. 構造データを外部ファイルにエクスポートする機能を追加した。(『ツール』-『構造データのエクスポート』)

[仕様変更]
1. コンクリートが負担するせん断力の計算式で、M0が作用曲げモーメントMdと逆符号になったときM0/Mdを0.0として計算するようにした。
2. 部材剛性変更を行ったときのクリープ係数の取り扱いオプションを指定可能とした。(『オプション』画面-『詳細オプション』タブ)

[不具合]
1. 供用開始時の照査結果を出力している場合に、斜引張応力度の最大値の抽出が正しく行われず、耐久性(疲労)ケースが抽出されてしまう不具合を修正した。(平成29年道示の場合)
2. 平成8年道路橋示方書を選択したときに、曲げ破壊およびせん断照査の計算実行で異常終了する不具合を修正した。
Ver.3.01(2018-07-10)
[機能追加]
1. 適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に以下の機能を追加した。
・プレキャストブロック継ぎ目部の曲げモーメント照査および吊り上げ時、運搬時の検討
・断面力図・応力度図の出力
・雪慣性力の断面力入力、断面力値テキスト出力

[仕様変更]
1. JT-KOHKA連動ファイル(.JTK-V11.CSV)の上部構造荷重データの荷重値に荷重係数を乗じないようにした。
2. 平成29年道路橋示方書を指定した場合に『曲げ照査 - 制限値』画面の初期値セットボタンで設定される架設時のコンクリート応力度制限値は、『使用材料』画面で入力されたプレストレス導入時圧縮強度から再計算するようにした。

[不具合]
1. CSVファイル「.結果集計表.CSV」で、相反応力部材の合成曲げ応力度の出力セルにずれが生じていた。
2. 入力チェックリストの面外地震時の支持条件の見出しに誤りがあった。
3. 断面力値テキスト出力の架設時荷重で鉄筋拘束力を指定したときに反力が出力されていなかった。
Ver.3.00(2018-05-08)
[機能追加]
1. 適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に対応した。
 以下、注意点と機能制限
 ・「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計内容や標準値は弊社の考え方によるものであり、今後変更する場合がある。
 ・波形鋼板ウェブ橋のせん断照査は斜引張応力度までとし座屈照査は行わない。
 ・面内と面外の合成曲げ応力度による引張鉄筋の計算は行わない。

[仕様変更]
1. 主鉄筋データ(耐震用データ含む)で、配置箇所を「下床版下縁」として「芯かぶり」を0.0としたとき、エラーと判定するように変更した。

[不具合]
1. 一つの橋脚にバネ結合部材が二箇所以上あるとき、帳票「.01解析基本.OUT」の『設計条件』に、同一のバネ値(橋脚ごとのバネ結合最終部材のバネ値)が出力される不具合を修正した。
2. バネ結合部材と同じI端格点を持つ橋脚部材があるとき、画面「橋脚」に入ると支持条件が初期化(0.0)される不具合を修正した。
3. 2径間以上で右側桁端部に橋脚があるとき、帳票「.13結果集計表.OUT」で、格点番号が正しく出力されない不具合を修正した。
4. 帳票「.13結果集計表.OUT」の『斜引張鉄筋量の集計』で、見出しが適切な位置に出力されない不具合を修正した。
5. CSVファイル「.支点反力単ケース.CSV」で、値は項目ごとに横並び1列で出力されているが、断面番号や橋脚名の見出しが32番目で折り返して出力されてしまう不具合を修正した。
6. 帳票「.06断面力集計.OUT」の『完成構造系での ** 曲げモーメント **』における支点沈下の有無情報が途中の格点から0(無し)と出力されている不具合を修正した。
7. 帳票「.07曲げ検討.OUT」の『張鉄筋の集計』で、温度差を含む組合せの曲げ応力度が、床版上縁が引張、桁上縁が圧縮となった場合に、上縁引張であるべき断面の結果が「下縁に対す引張鉄筋」に出力される不具合を修正した。
8. 帳票「.07曲げ検討.OUT」の「 引張鉄筋の集計 ** 上(下)縁に対する引張鉄筋 ** (荷重組合せケースの最大値)」で、任意組合せ名称に2行目が有るとき、名称の表示位置が左側にずれて出力される不具合を修正した。
9. CSVファイル「.上げ越し表.CSV」で、仮想点のたわみが出力されない場合がある不具合を修正した。
Ver.2.15(2018-01-18)
[仕様変更]
1. 計算実行後の出力帳票ファイルのエラーチェックを行うとき、OS依存のファイル共有違反が発生した場合は出力帳票エラーとせずに計算を継続できるようにした。

[不具合]
1. 主桁格点数が少なくなる変更があったとき「完成系荷重データ」-「任意荷重」で例外エラーが発生する場合がある問題を修正した。
2. Ver2.14のプログラムで新規作成したデータの場合、「構造データ」-「橋脚」画面で入力方法を「簡易」から「詳細」に変更すると画面遷移できなくなる不具合を修正した。
3. ツールメニューの「SPACER結果読み込み」で入力方法を「詳細入力」として“地覆・高欄・任意”を指定すると、“舗装・分離帯・添架物”が自動で生成(値0.0)されてしまう不具合を修正した。
 ※“舗装・分離帯・添架物”と“舗装・分離帯・添架物”を両方指定した場合は後者のデータが重複しエラーとなる。
4. バネ結合部材の変位の集計(相対変位)の出力で不要な行が出力されたり雪荷重が出力されなかったりする場合がある不具合を修正した。
※ Ver2.13以前のバージョンでは問題なし。
5. PCBOX-ISLAND-2からの連動ファイルを読み込み、『基本寸法』および『PC鋼材』画面で操作すると異常終了する場合がある不具合を修正した。
Ver.2.14(2017-09-22)
[不具合]
1. 「上げ越しデータ」-「荷重載荷順序」で荷重の名称指定をする場合、入力された名称の末尾にブランクが含まれると連動ファイルが正しく作成されない問題を修正した。
2. 「鋼材データ」-「PC鋼材」画面でIPモードで入力した鋼材の直後にLINEモードで入力した下面に沿う鋼材があったとき、前者の削除を行うと鋼材配置図の描画が崩れる不具合を修正した。
3. 名称が同じ鋼材があったとき、セット摩擦による減少量計算において2番目の鋼材の平面角変化の情報に最初の鋼材のものが使用されてしまう問題を修正した。
4. 架設時の合成曲げ応力度の出力で、応力度0.0が0.00E+00と指数表示で出力される場合がある問題を修正した。
5. スパン長とスパン内のブロック長の合計に微小な誤差があるときに、横桁荷重位置の入力エラーチェックで不正データと判定されてしまう不具合を修正した。
Ver.2.13(2017-05-19)
[機能追加]
1. 「DXF出力」-「確認図」において、鋼材配置図の各ステップ図相互の縦間隔を架設図に合わせるオプションを追加した。

[仕様変更]
1. 「架設データ」-「部材セット」画面で減少量計算用初期材令が断面力計算用初期材令より前の場合にも計算部でエラーチェックしないようにした。
2. 『解析基本.OUT』の出力で面外方向の支点条件のバネ値の出力を指数表示に変更した。
3. 「上越しデータ」-「荷重載荷順序」画面で荷重載荷順序記号の重複チェックを追加した。
4. 応力度集計表でせん断耐力照査の安全度の上限を99.999に変更した。

[不具合]
1. 耐力照査におけるねじり横方向鉄筋、ねじり軸方向鉄筋を入力したデータで、ねじりを「考慮する」から「考慮しない」に変更し「せん断・ねじり検討」の計算を実行すると異常終了する場合がある不具合を修正した。
2. 「曲げ照査」-「PRC照査」画面で許容曲げひび割れ幅を直接入力したときに、「直接入力」から「かぶりに対する倍率で入力」に切り替えても、直接入力のデータが使用されてしまう不具合を修正した。
3. M-φ計算の鋼材配置データで断面あたりの行数が多いときに出力がページ内に収まらない場合がある不具合を修正した。
4. 応力度集計表.CSVファイルで『曲げ破壊安全度の集計(抽出)』の抽出ケースが任意組合せケースの場合にケース番号の表示文字列の一部が欠落している不具合を修正した。
5. 任意組合せケースがあるとき、照査組合せケース情報の出力で基本組合せケースの引張鉄筋、RC応力度計算、ひび割れ幅の照査ケース情報にすべて合成曲げ応力度の照査ケース情報が出力されている不具合を修正した。
6. 「DXF出力」-「確認図」において架設図と荷重図の縮尺が逆に使用されていた不具合を修正した。
Ver.2.12(2016-09-02)
[不具合]
1. PC鋼材の減少量計算における以下の不具合を修正した。
・2つのケーブルが左右対称のとき、セットロス後の引張応力度がきれいな対称にならない場合がある。
・2つのケーブルが左右対称のとき、引張応力度の分布の出力で変化点数が異なる場合がある。
2. 中空床版橋のRC断面応力度の計算が正しくない不具合を修正した。
 ※ Ver2.11のみの不具合、他のバージョンでは問題ない。
3. 「ツール」-「SPACER結果読み込み」-「部材・格点」の支承格点番号の対応表の入力で、操作の順序によっては格点番号の指定データが正しく保存されない場合がある不具合を修正した。
4. PC鋼材の入力画面で同じ鋼材名の行があり一方を無効にしているとき、有効な方の鋼材の平面角変化データが計算に反映されない場合がある不具合を修正した。
5. 「ツール」-「SPACER結果読み込み」で“「断面力入力ファイル」「ねじりモーメント入力ファイル」の作成のみ行う”チェックボックスにチェックが入っている状態で読み込み実行を行うと、[基本条件]画面で断面力入力を行わないように指定していても、一度だけ[断面力入力データ]画面に遷移できてしまう不具合を修正した。
Ver.2.11(2016-05-09)
[機能追加]
1. 張出床版部の追加内空の形状で外側の壁の傾斜を設定できるようにした。(『構造データ-断面形状』画面で入力寸法を追加)
2. PC鋼材情報.CSVファイルに鋼材変曲点の座標、角度、半径の出力を追加した。

[仕様変更]
1. 下縁に沿うPC鋼材の変曲点の個数の制限値を100から200へ拡張した。

[不具合]
1. 波形鋼板ウェブ橋の裏打ち断面で内空が2段ハンチの場合、裏打ちコンクリートの表面が2段目(ウェブ側)のハンチ区間に交点を持つときに断面積が過大に算出される不具合を修正した。
2. 応力度集計表の出力における以下の不具合を修正した。
・任意組合せケースの展開後ケース数が54を超えるときに異常終了する。
・曲げ検討の結果で合成曲げ応力度の出力をカットしたときに、供用開始時の曲げひび割れ幅にクリープ終了時の値が出力される。
Ver.2.10(2015-10-01)
[機能追加]
1. 上げ越し計算で型枠先端たわみの算出を可能とした。(『上げ越しデータ-オプション』画面にオプションを追加)

[仕様変更]
1. 『結果集計表.CSV』ファイルでステップ横並び出力は折り返しを行わないことを標準とし、出力制御オプションで指定されたときのみ折り返しを行うようにした。(架設時断面力(主桁、追加部材、橋脚)、架設時反力、架設時応力度)
2. 帳票確認(TV)またはDXF確認(PV)を起動したときに呼び出し側の画面を最小化しないようにした。
3. 任意荷重ケースがありねじりを設計に考慮する場合、任意荷重ケースのねじりモーメントが入力されていることに対するエラーチェックを追加した。
4. 橋脚詳細入力のときに脚下端の支持条件でバネと固定の混在をエラーとしていたチェックを廃止した。
5. DXF確認(PV)で読み込むことができるDXFファイルの登録セグメント数の制限値を20000から40000に拡張した。
6. 確認図領域の縦方向の大きさを若干広くした。

[不具合]
1. 上げ越し計算において、以下の不具合を修正した。
1) 出力格点制御を行ったとき、帳票の「上げ越し量表」とCSVファイルで上げ越し量の値がずれている。(帳票が誤り、CSVは問題なし)
2) 最終ステップの出力荷重種類が1つのとき「変位集計表」の出力で最終ステップの出力が乱れる。
2. コンクリートが負担するせん断力の計算でk=M0/MdのM0,Mdともに微小値のときk値に誤差が生じる不具合を修正した。
3. 中空床版橋でボイド数が4以上のとき、『解析基本.CSV』ファイルの1つ目の項目「NO,,XP,HG,BU,BL,LT1,RT1,CAW,PVW,LA1,LA2,LA3,LA4,LB1,LB2,LB3,RA1,RA2,RA3,RA4,RB1,RB2,RB3,」が出力されなくなる不具合を修正した。
4. 端部の1部材しかセットされていない状態で端支点に横桁荷重を与えたときにエラーメッセージが表示されて計算実行できない不具合を修正した。
5. 『鋼材データ-PC鋼材』画面で側面形状の点数を減らしたとき、減少量計算の入力データに不要な曲げ半径が出力される不具合を修正した。(計算上は問題なし)
6. 架設データ-ステップ画面でステップ名称を変更しても変更フラグが立たない不具合を修正した。
7. 架設ステップ名中に復帰コード('\r')が含まれる場合に計算実行が異常終了する不具合を修正した。
8. 『出力制御』画面-出力項目タブにおける以下の不具合を修正した。
1) 「せん断耐力」の"抽出"チェックボックスをチェックした状態で他の画面へ遷移してから再度『出力制御』画面に遷移するとチェックが保持されていない。
2) [初期化]ボタンを押下しても「せん断耐力」の"抽出"チェックボックスだけが初期化されない。
9. 入力チェックリストの「鋼材データ」の出力で、側面形状の終端の角度が出力されておらず曲げ半径が余分に出力されている不具合を修正した。
10. 支点条件変更画面で格点番号が正しく指定されていないとき、計算実行前のエラーチェックで異常終了する不具合を修正した。
11. 結果集計表のせん断耐力の全ケース出力において、径間の間に出力されるべき空行が出力されていない不具合を修正した。
Ver.2.09(2015-04-28)
1. 詳細オプションで「部材ごとのヤング係数変更を行う」としたとき、主桁の最終部材のヤング係数が、曲げ照査における各断面の計算に使用されてしまう不具合を修正した。次の照査項目が影響を受ける。
1)RC断面応力度計算におけるヤング係数比 ※PRCのみ
2)曲げひび割れ強度における特性長さLch ※PRCのみ
3)PC鋼材応力度照査における増加応力度の計算 ※PC,PRC
Ver.2.08(2015-04-17)
[機能追加]
1. 概算数量を算出可能とした。(『概算数量-数量データ』画面を追加、出力は『05架設系解析.OUT』)
2. 結果集計表のせん断耐力の出力形式を全ケース出力と抽出出力で選択可能とした。(従来は抽出のみ)(『出力制御』画面)
3. クリープ係数の相対湿度に関するパラメータを指定可能とした。(『オプション』画面の詳細オプション、『クリープ乾燥収縮-基本条件』画面)
4. PRC構造でM-φ関係を算出する際に初期断面力に鉄筋拘束力を考慮する/しないを選択できるオプションを追加した。(『耐震用データ-オプション』画面)
5. 波形ウェブ橋のとき、全コンクリート断面のせん断鉄筋量をCSVファイル(拡張子"全コン断面せん断.CSV")に出力する機能を追加した。
6. 断面力・変位・反力更新プログラム(CHANGE)で任意荷重の軸力最大・最少時を入力可能とした。
7. 衝撃を考慮した活荷重変位を計算出力するようにした。(出力は『03活荷重解析.OUT』『06断面力集計.OUT』『変位単ケース.CSV』)
8. 任意荷重ケースのFRAME荷重データを入力し、断面力・変位・反力を内部計算する機能を追加した。(『完成系荷重データ-任意荷重』画面)

[制限拡張]
1. 任意組み合わせケース数の上限を10から30に拡張した。(『設計データ-設計組み合わせ』画面)

[仕様変更]
1. 任意組み合わせケースの名称を入力する際に、ケースを切り替えずに一括して入力できるようにした。(『設計データ-設計組わせ』画面)
2. オルゼン分配係数直接入力時の小数点以下桁数を3桁から4桁に変更した。
3. 計算実行メニューでカードを更新しないチェックボックスをチェックしているときはブリンクで注意喚起するようにした。
4. オルゼン-分配係数-幅員情報データでOB3とOB4に負値を入れられるようにした。
5. 中空床版橋で、PC鋼材の無効長(定着位置からプレストレスが有効に作用する断面までの距離)を自動計算とした場合、道示Ⅲ 6.6.7式におけるbfを上床版幅から上床版幅/(ボイド数+1)に変更した。
6. せん断照査の帳票(せん断基本.OUT)において、オプション情報の出力レイアウトの一部を変更した。
7. ファイルを開くダイアログの初期フォルダに現在アクティブなデータファイルのフォルダを設定するようにした。
8. クリープ・乾燥収縮度の基本条件で相対湿度[%]に40,70,90,100以外の値を入力したときにワーニングメッセージを表示するようにした。
9. 『結果集計表.CSV』の出力でケース数の横並びを折り返さないことを標準とし、折り返す場合のオプションを追加した。(『出力制御』画面 オプション)
10. ねじりに関する係数Ktを入力した場合、0-0軸のKtを内部計算せずG-G軸のKtを使用するようにした。

[不具合]
1. 上げ越し計算の帳票「変位集計表」の出力で最終ステップの出力荷重種類が1つのとき最終ステップの出力が乱れる不具合を修正した。
2. 格点制御すると帳票「上げ越し量表」が正しく出力されない不具合を修正した。(CSV問題なし、Ver2.05新帳票のみ)
3. 『ツール - 鋼材テンプレートの作成』でCSVが正しく出力されない場合がある不具合を修正した。
 1) 1段のPC鋼材本数が21以上のとき、正しく出力されない場合がある。
 2) 最終断面にPC鋼材が導入されていないとき、異常終了する。
4. 『基本データ-オプション』画面で面外方向の地震時断面力を算出しないとした場合、JT-KOHKA連動ファイルに出力される面外断面性能が正しくない不具合を修正した。
5. 3室波形のとき、~.解析基本.CSV の見出し項目が正しくない不具合を修正した。
6. 任意組み合わせケースのねじり鉄筋量の一部のケースが欠落する場合がある不具合を修正した。
7. 温度差を含むケースの引張鉄筋量の計算において、上下縁の合成曲げ応力度が圧縮で桁内部のみ引張のときにNEXCO規定によるプレストレス低減がされていない応力度で引張鉄筋量を算出していた不具合を修正した。
8. 『鋼材データ-PC鋼材』画面に遷移しただけでデータ変更が行われたと誤認識される場合がある不具合を修正した。
9. 文字列を入力するセルに改行コードが含まれているときに計算実行で異常終了する不具合を修正した。
10. 『設計組合せ』画面で任意組合せケースを追加した後、ケース名称を入力せずに『曲げ照査-照査組合せ』画面に遷移すると異常終了する不具合を修正した。
11. 橋脚格点番号が529を超えたときに断面力解析で異常終了する不具合を修正した。
12. 右端支点に橋脚があり面内・面外合成曲げ応力度を計算するときの面外断面力を入力する場合に計算実行で異常終了する不具合を修正した。
13. 任意荷重ケースの個数が多いとき、反力・変位CSVファイル(『支点反力単ケース.CSV』『変位単ケース.CSV』)で正しく出力されない場合がある不具合を修正した。
14. 減少量計算において、変曲点の引張応力度の出力で変曲点番号がずれて出力される場合がある不具合を修正した。
15. 『ファイル - 新規作成』でデータを作成し、保存する前に『ツール - 鋼材テンプレート作成』ボタンを押下すると異常終了する不具合を修正した。
16. 橋脚を詳細入力としたデータから「脚なし」に変更すると『支持条件』の画面に「橋脚部材支持条件」の表が残って表示される不具合を修正した。
17. 中空床版橋で基本計算を実行したときに横桁荷重に関する誤ったエラーメッセージが表示される場合がある不具合を修正した。
18. 橋脚の格点番号が連番でない場合に、出力制御データで出力しない格点を指定すると結果集計表の計算時にエラーとなる不具合を修正した。
19. 『設計データ - せん断・ねじり照査 - せん断鉄筋』画面で設計断面の軸方向鉄筋の入力表に不完全なデータが入力された状態でかぶりの指定方法を全設計断面一定に変更した場合、不要なエラーチェックが行われるために計算を実行できない不具合を修正した。
Ver.2.07(2013-07-17)
[機能追加]
1. 入力条件を確認するためのチェックリストを出力する機能を追加した。(『出力-入力チェックリスト』画面を追加)
2. 結果帳票のファイルを設計項目別に分割する機能を追加した。(メニューバーに『ツール - 出力帳票の分割』を追加)
3. 波形鋼板ウェブの設計せん断力において、波形鋼板ウェブ断面を「作用せん断力」、裏打ちコンクリート及びコンクリートウェブ断面を「有効高変化考慮せん断力」とするオプションを『設計オプション』画面の「特殊オプション」に追加した。
4. 結果帳票「~.06断面力集計.OUT」にバネ結合部材(沓)の相対変位と反力を出力するオプションを『出力制御』画面の「オプション」に追加した。

[仕様変更]
1. 『鋼材データ-主鉄筋』画面の「横方向配置」に負値を入力できるようにした。
2. JT-KOHKAに引き渡す荷重データの制限数を拡張した。
3. 下記条件で架設時橋脚が架設済である場合、データエラーとして処理しないように変更した。
1) 主桁部材、橋脚部材が第1ステップにないとき
2) 主桁部材が架設される前に架設時橋脚と交わる主桁格点の支点条件を変更したとき

[不具合]
1.『使用材料』画面の「橋脚コンクリート」で材質数に数値を直接入力すると異常終了する不具合を修正した。
2. 端支点に橋脚があるデータにおいて、ねじりに対する検討を行うとして「曲げ破壊安全度の照査」を行うと異常終了する不具合を修正した。
3.『耐震用データ-主鉄筋』画面で鉄筋の材質を2種類以上としたとき、この画面に入るとデータが変更されたものとして扱われる不具合を修正した。
4.『PC鋼材』画面の上表全体にデータを貼り付けると下表の形状データがおかしくなる不具合を修正した。
5.『ツール - 鋼材テンプレート作成』で出力される鉄筋のテンプレートファイル(~.ZRC.CSV)の材質番号が正しくない場合がある不具合を修正した。
6. 上げ越し計算において、回転方向のたわみ表を出力した場合に結果帳票「~.25上げ越し.OUT」の変位集計表に表示される単位が[mm]となる不具合を修正した。
Ver.2.06(2013-04-24)
1. 上げ越し計算において、水平または回転方向の変位表を作成するとしても、鉛直方向の結果となる不具合を修正した。
※ Ver2.05のみの不具合
Ver.2.05(2013-04-19)
[機能追加]
1. 『上げ越しデータ オプション』画面の「表作成オプション」に、たわみ表(.たわみ変化表.CSV .たわみ累計表.CSV)に橋脚の変位を出力するオプションを追加した。
2. メニューバーの『ツール』にPC鋼材、主鉄筋の配置データをCSVファイルに出力する「鋼材テンプレート作成」機能を追加した。
3. 『鋼材データ PC鋼材』画面の「ファイル読み込み」において、IP点入力のデータに対応した。

[仕様変更]
1. 上げ越し計算の帳票において、たわみ表、上げ越し量表の出力形式を変更した。
変更前)
  「たわみ表」「上げ越し量の表」「荷重毎のたわみ表」(ステップ(荷重載荷順序)を縦軸、格点を横軸とした表)
変更後)
  「上げ越し量表」(弾性変位、クリープ乾燥収縮変位、上げ越し量)、「変位集計表」(各ステップの荷重ごとの変位量と橋体形状)
※ CSVファイルは変更なし

[不具合]
1. 『架設データ 追加自重』画面の追加自重、『完成系荷重データ 橋面荷重』画面の任意橋面荷重において、分布荷重の部材I-Jの指定を逆順(J-I)で入力したとき、JT-KOHKA連動ファイルの荷重データ「%上部構造荷重」が正しくない不具合を修正した。
2. 任意荷重および任意荷重組合せ数が多いとき、合成曲げ応力度の帳票『曲げモーメント(軸力) の集計(RC断面計算用)』が正しく出力されない不具合を修正した。
3. PC鋼材の減少量計算において、長さによる摩擦係数を入力(>0.0)した外ケーブルをストレートに配置して計算すると異常終了する不具合を修正した。
4. PCBOX-ISLAND-2 から内、外ケーブルを併用したデータを連動したとき、『使用材料』画面の「PC鋼材」で外ケーブルを内ケーブルに変更すると画面移動できなくなる不具合を修正した。
5. 『オプション』画面の「基本オプション」で「面外方向の地震時断面力」を算出するとして、橋脚画面に入ると確認図が描画されず、画面移動できなくなる不具合を修正した。
6. 『入力データチェック』において、波形鋼板ウェブ断面のウェブ厚が 0.0 であるところを負値であると判定を誤り、エラーとして処理される場合がある不具合を修正した。
Ver.2.04(2013-01-08)
[機能追加]
1. 左右両端の支点位置に橋脚を設定できるようにした。
2. M-φ計算において、JT-KOHKA連動ファイル「非線形特性」データのM-φ関係に負勾配が生じたとき、曲げモーメントに対して(Mc≦My≦Ma)となるように補正を行うようにした。
3. クリープ係数、乾燥収縮度を直接指定するとき、『クリープ乾燥収縮-クリープ係数入力、乾燥収縮度入力』画面で負値を入力した場合は内部計算値とするようにした。

[仕様変更]
1. クリープ係数、乾燥収縮度のCSVファイル(.架設系解析.CSV)への出力で変化量が0.0となる不要なステップを削除し、『クリープ乾燥収縮-クリープ係数入力、乾燥収縮度入力』画面のステップ数と一致するようにした。

[不具合]
1. 部材のヤング係数を変更したとき、ヤング係数が変わる境界断面の温度差荷重が正しくない不具合を修正した。
2. 『使用材料』画面で外ケーブルを削除すると画面が移動できなくなる不具合を修正した。
3. 『吊り支保工荷重』画面の下表「吊支保工荷重名称」の選択リストに名称が重複して表示される不具合を修正した。
4. 「.M-φ面内.CSV」の記号説明の誤りを修正した。
正) Xu : 上縁から中立軸位置までの距離 (m)
誤) Xp : 鋼材の上縁から中立軸位置までの距離 (m)
Ver.2.03(2012-10-25)
[機能追加]
1. 「M-φ計算」において、下記状態の計算を追加し、結果をCSVファイルに出力するようにした。
・PC鋼材のひずみが0.035に達した状態
・コンクリートの圧縮ひずみが0.002に達する状態
※ 出力ファイル: CSVファイル『.M-φ面内.CSV』
※ 出力項目: コンクリートひび割れ時、鉄筋降伏時、PC鋼材弾性限界時、修復限界時と上記状態における鋼材の中立軸位置、コンクリート圧縮ひずみ、曲げモーメント及び曲率
2. 入力データのバージョンをチェックする機能を追加した。

[不具合]
1. 外ケーブルをストレート配置したとき、セット・摩擦による減少量の計算で異常終了する不具合を修正した。
2. 中間支点上の曲げモーメントの低減を考慮しているとき、曲げモーメント図に描画される表の低減後の値が正しくない場合がある不具合を修正した。
3. 橋脚にバネ結合部材があるとき、断面力図に不要なラインが描画される場合がある不具合を修正した。
4. PRC構造のとき『断面力値テキスト出力』画面の架設時荷重タブで「すべてチェック」ボタンを使用すると、『.断面力.PCH』ファイルに反力が出力されない不具合を修正した。
5. 架設時に橋脚の支点条件のバネ値を変更すると入力データのエラーチェックで異常終了する不具合を修正した。
Ver.2.02(2012-10-01)
[機能追加]
1. NEXCO 設計要領第二集(平成24年7月)の改定により、以下の機能追加を行った。
M-φの計算において、引張縁側にPC鋼材がなく設計荷重時の基本組合せによる合成曲げ応力度(温度、地震を除く)が2.0N/mm2以上の場合に鉄筋のひずみが降伏ひずみの3倍に達する曲率と曲げモーメントを「修復限界時(鉄筋)」として計算を行うようにした。
※ 合成曲げ応力度の判定において任意荷重組合せは対象外

[仕様変更]
1. PC鋼材の減少量計算において、外ケーブルの長さによる摩擦損失を考慮しないとき、長さに対する摩擦係数の入力値がλ=0.0 かλ≠0.0 かで計算方法が異なることから、結果に微小な差異がある場合があったが、一致するようにした。
2. 曲げ破壊安全度の照査における鉄筋の降伏点応力度に『使用材料-鉄筋』画面の「せん断に対する軸方向鉄筋の降伏点応力度を変更する」で表示または入力された値を設定していたが、同画面上表の「降伏点応力度」の値を設定するようにした。
3. 道路橋示方書(平成24年3月)としたとき、『使用材料-鉄筋』画面の「斜引張鉄筋の降伏点応力度を変更する」と「せん断に対する軸方向鉄筋の降伏点応力度を変更する」の降伏点応力度の標準値を上限 345 (N/mm2) とするようにした。
※ 直接入力した場合は上限値を設定せずに入力値で計算する
4. 中空床版橋でねじりモーメントを考慮したせん断・ねじりに対する検討を行う場合、『せん断・ねじり照査-せん断鉄筋-ねじりに関する係数』画面の「ねじりモーメントに対する~係数(Kt)を入力する」にチェックを入れる必要があったが、チェックせずに計算できるようにした。

[不具合]
1. コンクリートの種類を普通ポルトランドセメントとした部材において、コンクリート打設日から初期材令日数経過後の1日後に次ステップの応力度照査日を設定したとき、そのステップのクリープ係数が正しくない場合がある不具合を修正した。
2. 支点条件の変更や部材の撤去で解放荷重が生じるとき、クリープの解放による断面力がそのステップのクリープ解析に考慮されず次のステップから考慮していた不具合を修正した。
3. 結果帳票『.13結果集計表.OUT』において、下記の不具合を修正した。
1) PC鋼材シース径の単位(mm)に対して値を(cm)で出力していた。
2) 橋脚コンクリートの単位体積重量が正しく出力されない場合がある。
4. CSVファイル『.結果集計表.CSV』における任意荷重単ケースの断面力(主桁、橋脚)と反力で、任意荷重組合せ名称が正しく出力されない場合がある不具合を修正した。
5. 『確認図-架設図』において、多主版桁のとき、横桁荷重が荷重値により逆向きに表示される場合がある不具合を修正した。
6. 『PC鋼材』画面の下表「平面角変化」において、モードをIPとしたときに「曲げ半径」が1点多く入力できるようになっていた不具合を修正した。
※ 最終点が無視されていた
7. 『鋼材データ-主鉄筋』、『耐震用データ-主鉄筋』画面において、下記条件に該当したときに異常動作する不具合を修正した。
1) 上床版張出部ハンチが多段で鉄筋の配置を段ごとに指定して、断面タイプを変更したとき
2) 箱桁または波形鋼板ウェブ桁で内室位置ごとに鉄筋の配置を指定して、箱桁から波形鋼板ウェブ桁、またはその逆に断面タイプを変更したとき(『鋼材データ-主鉄筋』画面のみ)
3) 箱桁または波形鋼板ウェブ桁で内室位置ごとに鉄筋の配置を指定して、断面タイプを変更したとき(『耐震用データ-主鉄筋』画面のみ)
8. 『耐震用データ-主鉄筋』画面の上表に表示されている『鋼材データ-主鉄筋』画面で入力した鉄筋配置が選択された状態で「挿入」すると異常終了する不具合を修正した。
9. OS Windows 7 において、波形鋼板ウェブ桁のとき、確認図が表示される画面を移動しているとツールバーが表示されなくなる不具合を修正した。
Ver.2.01(2012-07-05)
[不具合]
1. 波形鋼板ウェブ断面において、下記の不具合を修正した。
1) 設計せん断力を「有効高変化考慮せん断力」としたとき、ねじり最大・最小時の終局荷重時組合せのせん断力が 0.0 になる。
2) 裏打ちコンクリートの剛性を「抵抗断面として考慮しない」としたとき、帳票「.01解析基本.OUT」の『コンクリート体積および荷重 ** 主桁 **』に裏打ちコンクリートを無視した平均面積と体積が出力される。
※ 荷重には裏打ちコンクリート分が考慮されており問題ない。
Ver.2.00(2012-06-18)
[機能追加]
1. 道路橋示方書(平成24年3月)の改定により、下記の機能追加を行った。
1) 鉄筋 SD390、SD490 を追加した。
※ 『使用材料』画面の「鉄筋」で指定した鉄筋種類は全てに適用されるが従来の機能により個別に設定することもできる。
※ 道路橋示方書の年版によらず使用可能。
2) M-φの計算において、引張縁側にPC鋼材がなく設計荷重時の基本組合せによる合成曲げ応力度(温度、地震を除く)が2.0N/mm2以上の場合に鉄筋のひずみが0.005に達する曲率と曲げモーメントを「修復限界時(鉄筋)」として計算を行うようにした。
※ 合成曲げ応力度の判定において任意荷重組合せは対象外
2. 中空床版橋で「面外方向の地震時断面力を算出する」としたとき、結果帳票とJT-KOHKA連動ファイルに面外断面二次モーメントとねじり剛度を出力するようにした。
3. 終局荷重時組合せによる断面力とPC鋼材のせん断方向分力の集計をCSVファイル [.せん断検討断面力.CSV] に出力するようにした。

[仕様変更]
1. ねじり剛度の算出方法において、外ウェブが斜ウェブのとき、ウェブ厚をウェブ軸線の直角方向の厚さとするようにした。
2. 下記のデータにおいて、負値を入力できるようにした。
1)『断面形状』画面、『形状変化』画面の外ウェブ傾き、LT3、RT3
2)『構造データ-断面諸量』画面の有効幅考慮断面諸量
※ 断面諸量を負値とした場合、内部計算値が使用される。

[不具合]
1. OS Windows Vista/Windows 7 において、日本語入力システムに「Microsoft IME」ではなく「Microsoft Office IME 2007/2010」が使用されている環境でPCBOX-Ⅱを使用したとき、『PC鋼材』画面に移動した直後あるいは計算実行が終了した直後に異常終了する問題に対し修正を行った。
2. 『構造データ-格点位置』画面の「せん断照査位置・剛域」において、剛域の考慮にチェックを入れずに剛域長を0.0とすると入力データのエラーと判定され計算実行できない不具合を修正した。
3. 中空床版橋において、橋脚の入力方法を詳細としている場合に「面外方向の地震時断面力を算出する」として計算実行すると異常終了する不具合を修正した。
4. PC鋼材データで平面角変化データをIPモードで入力しているとき、鋼材配置画面に入らずに計算実行すると鋼材の角度が正しく計算できない場合がある不具合を修正した。
5. 終局荷重時の組合せにおいて、任意組合せを指定した場合に曲げ破壊の計算実行で異常終了する場合がある不具合を修正した。
6. 『基本データ-出力制御』画面の「出力格点」の出力ケースデータが『構造データ-橋脚』画面に入ると初期化される不具合を修正した。
7. 下記の荷重データを大部材指定した場合、部材長と載荷長の微小誤差により荷重が載荷されない場合がある不具合を修正した。
・『完成系荷重データ-橋面荷重』画面「任意橋面荷重」
・『架設データ-追加自重』画面
8. 『ツール-SPACER結果読み込み』の「ファイル名」に入力する文字数が半角128文字を超えると読み込めない不具合を修正した。
9. 『確認図』における架設図で「吊り支保工荷重」が正しく描画できない場合がある不具合を修正した。
10. 波形鋼板ウェブ断面で入力方法を「簡易」としたとき、鋼板ウェブ位置データの値によっては「コンクリートウェブ」とした断面が「波形鋼板ウェブ」に誤認識される場合がある不具合を修正した。
11. 拘束条件を全て自由とした架設時橋脚格点を既存の橋脚格点の2点間においた部材を新たに設けると、入力データのエラーと判定され計算実行できない不具合を修正した。
12. 橋脚の設計荷重時組合せ断面力ファイル [.橋脚断面力組合せ.CSV] において、下記の不具合を修正した。
1) 任意荷重名称に供用開始時、クリープ終了時の情報が付加されない。
2) 総断面図心から主桁上縁、下縁までの距離(YU,YL) が正しくない場合がある。
13. 部材数が501以上あるとき、架設時の曲げ応力度が正しくない場合がある不具合を修正した。
14. 断面力応力度図において、任意荷重組み合わせによる断面力の各荷重に対して指定した係数が掛けられていない不具合を修正した。
15. 結果帳票『.12せん断耐力.OUT』『.13結果集計表.OUT』における「ねじりモーメントによる斜引張破壊」の「安全度最小値の抽出」が SMAX,TMAX 時だけで抽出され SMIN、TMIN が考慮されない不具合を修正した。
Ver.1.22(2011-11-04)
[機能追加]
1. 帳票「.13結果集計表.OUT」とCSVファイル「.結果集計表.CSV」に下記項目を追加した。
・波形鋼板ウエブ橋のせん断・ねじりに対する検討(斜引張応力度、せん断応力度、座屈強度)
・設計条件(歩、車道幅など)、使用材料、諸数値(コンクリート種類、単位体積重量、PC鋼材シース径、温度差荷重など) ※ 帳票のみ
2. 架設時に支点条件を固定からバネに変更できるようにした。
3. 外ケーブルの定着部・偏向部の長さによる摩擦の減少量計算において、偏向部のみ考慮して定着部は考慮しないなど、部分ごとに考慮できるようにした。
4. 橋脚を考慮した連続桁の支点をバネ結合部材として評価した構造モデルで、このバネ結合部材を仮想支点とした中間支点上の曲げモーメントの低減を行えるようにした。
※『オプション-基本オプション』画面「支点上の曲げモーメントの低減」参照

[仕様変更]
1. 橋脚部材の断面積を1000.0m2以上としたとき剛域部材としていたが、断面二次モーメントも1000.0m4以上とした場合に剛域部材とするように変更した。
※ 『橋脚』画面「脚部材の設定」に「断面積と断面二次を1000以上にすると剛域として扱います」と説明を追加した。
2. 支点沈下に負値(上方向、浮き上がり)を入力できるようにした。
※ 『完成形荷重データ-特殊荷重-支点沈下』画面に「符号は下方向(沈下方向)を正とします。」と説明を追加した。
3. 『上越しデータ-荷重載荷順序』画面における自動セットボタンでセットされる橋面荷重の載荷順序を橋面2、橋面1の順に変更した。
4. 「名前を付けて保存」を選択してデータを保存するとき、ファイル名の途中に「.」があると「.pb2」を付けていなかったが、必ずファイル名の最後が「.pb2」とするように変更した。
5. 波形鋼板ウェブ橋の『構造データ-断面形状』画面でウィンドウサイズを変更したとき、「基本設定、ウェブ種類」等の入力画面のサイズも同時に変わるようにした。
6. 入力データチェックで表示されるウィンドサイズを変更したとき、エラーやワーニングのメッセージ表示部も同時に変わるようにした。

[不具合]
1. PC構造のとき、帳票「.11せん断検討2.OUT」の「鉄筋の集計」において、平均せん断応力度が許容値を超えていない断面の斜引張鉄筋量が出力される不具合を修正した。
※ 帳票「.11せん断検討2.OUT」の「斜引張鋼材 ** 斜引張鉄筋量 : AW **」及び「.13結果集計表.OUT」の「鉄筋量の集計」は問題ない。
2. 波形鋼板ウェブ橋のとき、設計荷重時せん断応力度の「ねじりのみ」「ねじり+せん断」の最大値の抽出において、「せん断のみ」の許容せん断応力度により判定している不具合を修正した。
3. 道路橋示方書(平成6年2月)を適用し、地震荷重を考慮している場合、帳票「.11せん断検討2.OUT」の一部が正しくない場合がある不具合を修正した。
4. 『架設データ-部材剛性変更』画面で断面積のみ入力したとき、帳票「.01解析基本.OUT」に変更後の部材剛性データが出力されない不具合を修正した。
※ 計算結果には影響ない。
5. プレキャストブロック工法として照査を行い、曲げに対する引張鉄筋量を計算しないと、「プレキャストブロック吊上げ時および運搬時の検討」における引張鉄筋量が計算されない不具合を修正した。
6. PC鋼材の緊張ステップが300以上のとき、確認図の鋼材配置図が正しく描画できなくなり、入力データチェックで不要なエラーが出る不具合を修正した。
7. 『完成形荷重データ-特殊荷重-雪荷重』画面で雪荷重の入力方法を「変化位置ごとに入力する」としたとき、確認図の荷重図で雪荷重が正しく描画できない場合がある不具合を修正した。
8. 波形鋼板ウェブ橋で断面形状を「詳細入力」としたときの下記不具合を修正した。
1) 内室数を 2 から 1 に変更したとき、2 室目の内室幅 BBU2 の値が初期化されずに残り確認図の断面図が正しく描画されない。
2) 『主鉄筋』画面(構造データ、耐震用データ)で、下床版の鉄筋本数の自動計算が正しくない。
9. 箱桁橋から波形鋼板ウェブ橋に変更して『出力制御』画面に入ると何も表示されない不具合を修正した。
10. 『鋼材データ-PC鋼材』画面で外ケーブルを内ケーブルに変更し、画面を移動せずにデータを保存すると異常終了する不具合を修正した。
11. 『架設データ-支点条件変更』画面において、支点条件の変更数が主桁よりも橋脚の方が多いとき、再描画ボタンを押すと確認図のモデル図や架設図が正しく描画されない不具合を修正した。
12. プレキャストブロック工法として照査を行い、運搬時の曲げモーメントを 0.0 にしても内部計算値が使われずに 0.0 のまま計算される不具合を修正した。
13. PCBOX-ISLAND-2の中空床版橋のデータを連動し、『桁高変化』画面で桁高を「一定」から「変化」に変更して桁高データを入力すると確認図が正しく描画ができない、また、画面を移動して戻ると桁高の入力データが崩れる不具合を修正した。
14. 『せん断・ねじり照査-せん断鉄筋-ねじりに関する係数』画面で「ねじりモーメントに対する幅と高さ(Bt,Ht)、せん断応力度に関する係数(Kt)を入力する」にチェックしているとき、『設計オプション-せん断』画面の「ねじりモーメント」で「考慮する」から「考慮しない」に変更し、計算実行すると曲げ破壊安全度の照査で異常終了する不具合を修正した。
15. 架設時の支点条件の変更における下記不具合を修正した。
1) 同一支点で バネ → 自由 → 固定 の順に変更すると、入力データチェックでバネから固定に変更したとみなされエラーと判定される。(固定 → 自由 → バネ も同様)
2) 完成時の支点条件がバネのとき、その支点がある部材が架設されるステップで固定に変更すると、入力データチェックでバネから固定に変更したとみなされエラーと判定される。
Ver.1.21(2011-07-05)
[不具合]
1. 『オプション』画面で面外方向の地震時断面力を算出するとして橋脚にバネ結合部材を設定したとき、『支持条件』画面の「面外地震-橋脚部材支持条件」で指定したバネ結合部材のバネ値が正しく扱われない不具合を修正した。
 ※ X軸回りがY軸回りに、Y軸回りがZ方向に用いられ、X軸回りは"自由"となっていた。
Ver.1.20(2011-05-30)
[機能追加]
1. 主桁のヤング係数、導入時ヤング係数を部材ごとに変更できるようにした。
 ※ 断面力解析までを適用範囲としていますので使用にあたっては注意して下さい。
2. 中空床版橋のとき、『断面形状』画面の「部材剛性・抵抗断面変更」でホロー間隔を入力できるようにした。

[仕様変更]
1. 『曲げ破壊安全度照査』において、安全度が1.0未満のときに計算する必要鉄筋量の算出位置を変更した。
変更前:PC 構造 - 箱桁・波形鋼板ウェブ橋は「上下床版の1/2位置」、主版桁・中空床版橋は「桁高の上下縁位置」
PRC構造 - 橋種によらず全て「60mm」
変更後:PC、PRC構造共通、箱桁・波形鋼板ウェブ橋は「上下床版の1/2位置」、 主版桁・中空床版橋は「60mm」

[不具合]
1. 『橋脚』画面で入力方法を「詳細」としたとき、格点数と部材数との不一致を異常とするエラーチェックを削除した。
2. 下床版切欠きがあり、曲げに対する有効幅を考慮したとき、エラーチェックで誤って異常と判定される場合がある不具合を修正した。
3. PC鋼材のセット摩擦による減少量計算において、平面と側面の角変化位置が重複する区間があるとき、設計断面位置の摩擦による減少量を単純に合計した角変化で計算している不具合を修正した。
4. 『曲げ破壊安全度照査』において、1断面にPC鋼材が120段以上あると異常終了する不具合を修正した。
5. 断面力図・応力度図の出力において、PRC構造のとき、曲げひび割れ幅図が出力できない不具合を修正した。
6. 『鋼材データ-主鉄筋』画面の「配置箇所」に「中間床版下縁」または「下床版上縁」を指定している箱桁のデータを主版桁に変更すると「配置箇所」の動作がおかしくなる不具合を修正した。
7. PRC構造のとき、『耐震用データ-主鉄筋』画面に入らずにM-φ計算を実行すると、鉄筋の降伏点応力度が235N/mm2となる不具合を修正した。
8. 『設計データ-耐力照査』の各画面の「全ての断面で入力」にチェックを入れた状態で、『施工分割』画面で、ある区間の分割長を変更すると『耐力照査』の各画面にある表の格点番号と格点名称の一部が逆転し不整合となる場合がある不具合を修正した。
9. 『基本寸法』画面で支間長を変更すると他の画面に移動できない場合がある不具合を修正した。
10. 帳票ビューア(TV)の帳票「.13結果集計表.OUT」における以下の不具合を修正した。
1) 斜引張応力度のボタンが押せない。
2) 終局荷重時平均せん断応力度の見出しを曲げ破壊安全度と表示している。
また、ウェブ圧壊耐力と斜引張破壊耐力を追加した。
Ver.1.19(2011-03-22)
[機能追加]
1. 箱桁、波形鋼板ウェブ断面において、下床版の下面に切欠き(逆凹部)を考慮できるようにした。

[仕様変更]
1. 曲げ破壊安全度の照査において収束計算の精度を向上した。

[制限拡張]
1. M-φ計算において、JT-KOHKA に引き渡す荷重データ数(分布荷重)の制限値を "主桁設計断面数×5" から "主桁設計断面数×6" に拡張した。
2. 帳票 "13結果集計表.OUT" において、曲げ応力度の出力桁数を拡張した。

[不具合]
1. 『鋼材データ PC鋼材』画面において、平面角変化を考慮し平面角形状のモードを"IP"としたとき、全件表示で最下段の表にデータを貼り付けると角度の自動計算が正しく行われない不具合を修正した。
2. 『設計オプション』画面における「曲げ 曲げ破壊」の外ケーブルの応力度・ひずみ曲線を「有効引張応力度σpeから求める(材質ごとに増加応力度を指定)」にしたとき、『使用材料』画面の「PC鋼材」で鋼材種類を "外ケーブル" としたデータを増減させても『設計オプション』画面を再度開かないとデータ変更が有効とならない不具合を修正した。
3. 『断面力入力データ』画面において、変更数が1000以上のとき、正しく更新することができない不具合を修正した。
4. 『構造データ 形状変化』画面において、"位置指定" を指定方法に選択した項目の変化点数を減らしてもデータが更新されない場合がある不具合を修正した。
5. 箱桁、波形鋼板ウェブ断面のとき、『構造データ 断面形状』画面における「上床版張出中空」の表で、右側寸法だけ小数点以下1桁しか入力できない不具合を修正した。
6. 『構造データ 橋脚』画面において、脚の部材数を減らして『出力制御』画面を開くと図が描画できなくなるなどの異常な状態となる不具合を修正した。
7. CSVファイル "架設系解析.CSV" に出力される有効係数算出用のクリープ係数、乾燥収縮度が部材単位で二次力算出用と並列出力され、最終格点が出力されていない不具合を修正した。
※ 有効係数算出用のクリープ係数、乾燥収縮度は二次力用とは別に格点ごとに出力する。
8. 『断面力入力データ』画面において、自重クリープ、プレストレスクリープ、乾燥収縮クリープの変位、反力を "追加" 更新すると二重に加算される不具合を修正した。
9. M-φ計算において、以下の不具合を修正した。
1) 箱桁、波形鋼板ウェブ断面で "上床版張出内空"(ホロータイプ)を考慮したとき、結果が正しくない。
2) データファイル名(拡張子除く)の文字数が少ないとき、異常終了する場合がある。
Ver.1.18(2011-01-07)
[機能追加]
1. 構造系完成後に作用する荷重の変位をCSVファイル [.変位単ケース.CSV] に出力するようにした。
2. せん断、ねじりによる軸方向、横方向鉄筋量をCSVファイル [.せん断ねじり鉄筋.CSV] に出力するようにした。
3. PCBOX-ISLAND-2(Ver3.14以降)からの連動ファイルに任意死荷重がある場合に「架設データ-追加自重」に設定するようにした。
4. 以下の入力画面において、表の表示、更新の進捗度を表示するようにした。
・施工分割
・格点位置
・形状変化
・橋面荷重 - 任意橋面荷重
・任意荷重 - 雪、温度差荷重
[仕様変更]
1. PRC構造で鉄筋拘束による断面力を入力したとき、RC断面としての応力度計算における鉄筋拘束断面力を鉄筋応力度から計算したものではなく入力された断面力で計算するようにした。
2. 『断面力入力』画面において、以下の変更を行った。
1) 同じ荷重ケースがある場合は入力データエラーとしているが、"入換-追加"、"追加-追加" のときは除外した。
2) "JIP-AP ACOSTRA" から出力された断面力ファイル(%%CHANGEカード)を読み込めるようにした。
3) 断面力入力した荷重と『完成系荷重-特殊荷重』画面で指定した荷重(地震、温度変化など)との整合性をチェックするようにした。
[不具合]
1. 『使用材料』画面の橋脚コンクリートで材質を3種類以上設定したとき、面外地震時のFRAME解析データのヤング係数、線膨張係数が正しく設定されない不具合を修正した。
2. 『鋼材データ-主鉄筋』画面で鉄筋を11段以上配置したとき、クリープ・乾燥収縮による減少量の計算結果が正しくない場合がある不具合を修正した。
3. 結果帳票『.10せん断検討1.OUT』における "ねじりモーメントの集計" で、構造系完成後に作用する荷重に対する出力制御が正しく行われない場合がある不具合を修正した。
4. 『断面力入力データ』画面で変位の"追加"による更新ができない不具合を修正した。
5. セット・摩擦による減少量計算において、変曲点の間隔が微小となる場合にPC鋼材のY座標が正しく計算できない場合がある不具合を修正した。
6. 『断面諸量』画面で桁高(GH)を負値で入力するとき、以下の不具合を修正した。
1) 確認図が正しく描画できない。
2) 中空床版橋のとき、入力された負値を桁高として計算される。
7. 『ツール』のSPACER結果読み込みで任意荷重(MAX/MINあり)を指定して読み込み実行すると異常終了する不具合を修正した。
8. PRC構造のとき、鉄筋拘束に関する以下の不具合を修正した。
1) 『断面力入力』画面で鉄筋拘束による変位、反力が入力できてしまう。
2) 『断面力値テキスト出力』画面の架設時荷重で鉄筋拘束の項目がなく出力できない。
Ver.1.17(2010-09-02)
[機能追加]
1. SPACERの結果を読み込む機能を追加した。(メニューバーに『ツール - SPACER結果読み込み』を追加)
※ 操作説明書『7.4 JIP-SPACER結果の読み込み』参照
※ JIP-SPACER 対応バージョン 4.70 以上

[仕様変更]
1. 『オルゼン-分配係数』画面の幅員情報が入力されていないときエラーチェックを行うようにした。

[不具合]
1. 橋脚を持つ構造で『断面力入力データ』画面の「ファイルから読み込む」を行うとき、「断面力を書き換える場合の入力方法 KK」を1(1断面1つ)とすると、以下のエラーメッセージが出力され読み込むことができない不具合を修正した。
エラーメッセージ:「断面力のデータ数が正しくありません。完成時 “主桁格点数 + 中間支点数”+ “橋脚格点数(主桁交点含む)”数分必要です。修正して下さい。」
Ver.1.16(2010-06-24)
[制限拡張]
1. 入力データファイルのフォルダ階層が深い、フォルダ名称が長いなどによりパスの総文字数が多い場合、計算実行において異常終了することがあるため、パスの文字数の制限を拡張した。

[不具合]
1. 橋脚の入力方法を詳細入力とした場合、『支持条件』画面における「橋脚格点支持条件」の格点番号に同じ番号を入力して計算実行すると異常終了する不具合を修正した。
2. PC構造のとき、M-φ計算を実行すると異常終了する不具合を修正した。
※ Ver1.15に該当する不具合
3. 斜引張破壊耐力の計算において、全荷重組合せケースの有効高考慮せん断力がゼロのとき正しく安全度が抽出されない不具合を修正した。
Ver.1.15(2010-06-01)
[不具合修正]
1. PC鋼材のセット・摩擦による減少量計算において、セットによる影響が摩擦による不動点まで及んだとき、正しく計算できない場合がある不具合を修正した。
2. 径間数が9以上のとき上げ越し計算が行われない不具合を修正した。
3. 『架設データ 部材剛性変更』画面でIJ端格点のデータを大部材で指定して、『部材セット』と『部材剛性変更』画面でどちらも自重を載荷するとしたとき、自重が重複して載荷される場合がある不具合を修正した。
4. 『設計データ 耐力照査』画面で鉄筋量の「入力方法」を鉄筋量/径・ピッチ・本数で切り替えたときに全格点入力でない場合に、入力表の格点表示が全て第1格点となる不具合を修正した。
5. 帳票『~.13結果集計表.OUT』において、設計荷重時平均せん断応力度の抽出が正しくない場合がある不具合を修正した。

[仕様変更]
1. 『鋼材データ PC鋼材』画面の「平面角変化を考慮する」オプションにより、帳票『~.02セット摩擦減少量.OUT』の変曲点座標、接線角θに対する補足の見出し「(+平面の角変化)」の出力を制御するようにした。
2. 『使用材料 PC鋼材』画面のPC鋼材鋼種で鋼棒を選択した場合に、セット量に0.0が入力されたときのデータチェック(ワーニング)を廃止した。
Ver.1.14(2010-04-22)
[不具合修正]
1. PC鋼材のセット・摩擦による減少量計算において、非対称の両引きケーブルのセット減少量が正しく計算できない場合がある不具合を修正した。
2. 『せん断鉄筋』の「ねじりに関する係数」において、以前にねじり係数を入力していた場合、せん断応力度に関する係数を「入力しない」としても、そのデータが有効となってしまう不具合を修正した。
Ver.1.13(2010-04-14)
[仕様変更]
1. PC鋼材のセットと摩擦による減少量計算において、以下の変更を行った。
 ・側面形状の角変化と平面形状の角変化が重複している区間では、両者を合成した角変化量で角変化による摩擦減少量を算出するようにした。
 ・セットによる減少量の計算において、不動点位置の引張応力度を前後の変曲点の引張応力度から直線補間により求めていたが、指数関数から求まる正確な引張応力度を用いるようにした。
2. 波形鋼板ウェブ橋のPRC構造の斜引張応力度について、以下の変更を行った。
 ・曲げ応力度σcが引張(-)のとき、照査しないようにした。
 ・曲げ応力度σcがゼロとなる位置での照査を追加した。
 ・斜引張応力度照査のG-G位置(図心)における照査位置、曲げ応力度算出位置を抵抗断面計算用断面の図心位置から最小ウェブ厚または平均ウェブ厚図心位置とするよう変更し、ウェブ幅や断面一次モーメント、断面二次モーメントと統一した。
  ※ 最小ウェブ厚、平均ウェブ厚はオプション選択
3. 以下のエラーチェックを追加・削除した。
 ・桁がかり長がゼロのときのエラーチェックを廃止した。
 ・第1ステップに部材がひとつも存在しない場合にエラーメッセージを出力するようにした。
4. 入力画面に以下の注釈を追加した。
 ・『使用材料』画面   : PC鋼材の単位重量は“帳票出力用”であること
 ・『断面形状』画面   : 中空床版橋のとき、ホロー間隔は確認図描画用で計算には使用されないこと
 ・『設計オプション』画面: 中空床版橋でねじりを考慮する場合、幅員変化またはボイド数変化があるときは、[せん断・ねじり照査-せん断鉄筋]画面でねじりに関する係数を直接入力する必要があること
5. 断面力・応力度図の『用紙設定』における文字高の初期値を5.0mmから2.0mmに変更した。

[不具合修正]
1. 中空床版橋の桁自重は、無垢とした桁重量とボイド部控除荷重を重ね合わせて処理している。ここで、桁端までホローがあるようにホロー側面形状を入力した場合に、計算誤差によりボイド部控除荷重が載荷されない場合がある不具合を修正した。
2. 任意荷重ケース数を 1 から 0 に変更した履歴があるデータのとき、入力したねじりモーメントデータが消失する場合がある不具合を修正した。
3. 任意荷重ケースの断面力図を出力しようとするとエラーとなる不具合を修正した。
4. 操作手順によって、計算の実行ステータスがすべて「未計算」に変わってしまう場合がある不具合を修正した。
5.『追加自重』画面で強制変位を入力しても計算に反映されない不具合を修正した。
6. 結果集計表の出力における以下の不具合を修正した。
 ・終局荷重作用時の任意組合せケース数が 1 のとき、「曲げ破壊安全度の集計(任意組合せ)」のケース名称が正しくない。
 ・CSVファイルの「斜引張鉄筋量の集計」に不要な改ページ処理が施される。
 ・脚がない支点があるとき、橋脚部材の先頭の格点番号がずれて出力される。
7.『部材剛性変更』画面で主桁部材をまとめて大部材で入力したときに、断面力解析において異常終了する不具合を修正した。また、橋脚の場合は大部材を使用できない旨の注釈文を画面に追加した。
8. 波形鋼板ウェブ橋において、以下の不具合を修正した。
 ・下記条件を満たす場合に斜引張応力度照査における裏打ち最小厚が正しくない。
   1) 内室数が2以上で、中ウェブの片側にのみ裏打ちコンクリートがある。
   2) 裏打ちコンクリート厚がハンチの付け根を越えている。
 ・裏打ちコンクリート断面のねじり剛度算出における B を鋼板中心位置ではなく裏打ちコンクリート中心位置から求めた幅としていた。
 ・斜引張応力度照査の1-1軸位置における断面一次モーメントが正しくない場合がある。
 ・最小ウェブ厚による裏打ちコンクリートの断面一次モーメント、断面二次モーメントが正しくない。
9. 橋脚の格点座標を小数点以下4桁で入力しても、断面力解析では小数点以下3桁で計算していた不具合を修正した。
10.『橋脚』画面において、剛域・主桁下端を直接指定するとし、脚部材の設定で第一部材の材質を変更した後に表示する橋脚を切り替えると、材質が変更前の値に戻ってしまう不具合を修正した。
11. 『橋脚』画面において、断面積、断面二次モーメントを小数点以下5桁で入力しても、画面遷移すると4桁に四捨五入されてしまう不具合を修正した。
12.架設時橋脚を設定して、クリープ係数を直接入力すると断面力解析で異常終了する不具合を修正した。
13.『格点位置』画面において、P1橋脚を「剛域あり」として『基本寸法』画面でP1の橋脚のチェックを外すと格点位置に不要な剛域格点が残る不具合を修正した。
14.『使用材料』画面で橋脚コンクリートの単位体積重量を変更しても、橋脚自重の計算に反映されない不具合を修正した。
15.『せん断・ねじり照査-せん断鉄筋』画面の「ねじりに関する係数」タブで、せん断応力度に関する係数Ktを入力しても有効とならず、内部計算値のままとなる不具合を修正した。また、同画面にBt、Htのみ入力した場合には、Ktは内部計算値が用いられることを説明する注釈を追加した。
16.『形状変化』画面における以下の不具合を修正した。
 ・箱桁および波形鋼板ウェブ断面のとき『断面形状』画面において、内室幅"BBU"の変化をオンにした状態で「外ウェブの内側・外側の傾きが異なる」チェックボックスをオフにすると"BBU"の項目が『形状変化』画面に残る。
 ・『断面形状』画面の「左側のみ入力する」機能が有効となる項目について以下の操作を行ったとき、「左側のみ入力する」のチェックを外しても『形状変化』画面において左右で対応する項目の一方に入力したデータが他方にコピーされてしまう。
   1)『断面形状』画面で「左側のみ入力する」をチェック、L側の項目の「変化」をチェックする。
   2)『形状変化』画面で該当項目の「指定方法」を「位置指定」に変更する。
   3)『断面形状』画面に戻り「左側のみ入力する」のチェックを外す。
 ・『断面形状』画面で、「外ウェブの内側・外側の傾きが異なる」チェックボックスがオフのとき、『形状変化』画面では外ウェブの内側・外側の傾きに別々の値を入力できてしまう。
17. 主版桁のとき『設計オプション』画面の「特殊オプション_曲げ応力度がゼロとなる位置のウェブ厚の計算方法」において、「1-1断面と2-2断面のウェブ厚から補間で求める」を指定すると、正しいウェブ厚が求められない不具合を修正した。
18. PRC構造のRC応力度計算において、曲げモーメントがゼロで軸圧縮力のみが作用しているとき、全圧縮断面と判定されずに結果が正しくない不具合を修正した。
19. せん断に対する検討において(ねじりの検討は行わない場合)、活荷重または支点沈下のせん断力を入力すると異常終了する不具合を修正した。
Ver.1.12(2009-11-12)
[機能追加]
1. 主版桁の面外断面二次モーメントとねじり剛度、波形鋼板ウェブ桁のねじり剛度を算出するようにした。
※ 出力ファイル : .01解析基本.OUT、.解析基本.CSV、.ZEQ、.JTK-V5.SDF、.JTK-V6.CSV、.部材剛度.SPC
※ 主版桁は一主桁分で、.01解析基本.OUT、.解析基本.CSV、.部材剛度.SPC のみ出力する。
2. 死荷重(自重、橋面荷重、雪荷重)の格点位置における重量をCSVファイル [.格点重量.CSV] に出力するようにした。
3. エラーチェックを追加した。
 ・『オプション』画面の基本オプションで面外方向の地震時断面力を算出するとして『完成系荷重データ-特殊荷重』画面で地震時データを入力していない場合にエラーとする。

[不具合修正]
1. 波形鋼板ウェブ桁で断面形状の入力方法が“簡易”で、裏打ちコンクリートがあり、厚さを一定としているときに生じる以下の不具合を修正した。
 ・『確認図-断面図』に表示される鋼板ウェブ断面の断面性能が裏打ちコンクリートがある断面性能となる。
 ・橋脚がある場合、主桁と橋脚の骨線位置がずれて設定される。
※ 断面力及び応力度の計算においては、正しい断面性能が使用されている。
2. 『PC鋼材』画面における以下の不具合を修正した。
 ・新規にデータを作成したとき鋼材登録数を増やす(スピンボタン)と異常終了する。
 ・平面角形状のモードをIPとして指定している場合、入力データのエラーチェックでエラーとなる。また、平面角変化の角度がゼロになる。
※ メッセージ:「XXXの平面形状データに誤りがあります。」
 ・側面形状、平面角変化の表(下段)が全鋼材表示でないとき、平面角変化のデータを変更すると変更した鋼材のデータが全てゼロになる。
 ・ファイル読み込みで、下縁からの距離で指定した鋼材のY座標値がマイナス値で取込まれる。
3.『設計データ 設計組合せ』画面において、「D+SD+T+EQ」の割増係数の表示の誤りを訂正した。(誤 1.60、正 1.65)
4. 中空床版桁における以下の不具合を修正した。
 ・『桁高変化』画面で桁高変化形状を意図したとおりに入力できない場合がある。
 ・面外断面二次モーメントとねじり剛度を『断面諸量』画面で入力しても、面外地震時断面力が計算されない。
5. 『DXF出力-断面力図・応力図-用紙設定』画面で、「文字高さ」や図面枠サイズ設定の「枠幅、枠高、あき」を入力すると「スケール指定」や「メモリの増分設定」で入力した値がゼロとなる不具合を修正した。
6. 任意荷重を指定して『出力制御』画面の「結果集計表」で断面力を出力するとした場合、結果帳票「.13結果集計表.OUT」が途中までしか出力されない不具合を修正した。
7. 波形鋼板ウェブ桁の結果帳票「.13結果集計表.OUT」において、せん断に対する検討結果は出力対象外であるが、『出力制御』画面の「結果集計表」で指定できるようになっている不具合を修正した。
Ver.1.11(2009-10-06)
[仕様変更]
1.『橋面荷重(任意)』『追加自重』『架設機材荷重(任意)』画面において、モーメント荷重の載荷タイプの標準設定 "Y" を橋面荷重、追加自重(主桁)、架設機材荷重は "X" に、追加自重(橋脚)は "U" に変更した。
2. 『追加自重』画面の『橋脚』に注釈「大部材使用不可」を追加した。
3. 計算実行の『基本計算』で出力されるファイル [.解析基本.CSV] の1行目に橋長、桁長、桁がかり長を追加した。
4. エラーチェックを追加した。
 ・『吊り支保工荷重』画面で、"吊り支保工種類"を入力せずに荷重データが入力されている場合にエラーとする。
 ・『架設機材荷重』画面で、"架設機材種類"を入力せずに荷重データが入力されている場合にエラーとする。

[不具合修正]
1. 『設計データ 設計オプション』画面の『曲げ』において、曲げ破壊の"外ケーブル応力度・ひずみ曲線の取扱い"で「有効引張応力度σpeから求める(断面ごとに増加応力度を指定)」を選択していると曲げ破壊の計算が異常終了する場合がある不具合を修正した。
2. PCBOX-ISLAND-2連動における以下の不具合を修正した。
 ・ISLAND-2で主鉄筋の配置位置が"上床版下縁"または"下床版上縁"のときに、それぞれ"上床版上縁"、"下床版下縁"と認識されてしまう。
 ・ISLAND-2で橋面荷重の中央分離帯が幅員変化なし(一定)のとき、中央分離帯幅が正しく連動されない。
3. 『PC鋼材』画面のファイル読込みにおける以下の不具合を修正した。
 ・読み込みを行った時に側面形状表(最下段表)に表示されている鋼材と読み込みファイルの最後の鋼材の形状点数が異なるとき、側面形状テーブルの角度の行の入力制御が正しく行われない。
 ・鋼材データを追加した直後に、ファイル読み込みを行うと異常終了する。
 ・下縁に擦り付く鋼材のとき、"Y基準からの距離"の符号が負の値のまま読み込まれる。
4.『施工分割』画面で、ブロック名称を全ての区間で手動指定すると、誤ったワーニング(「施工区間によってブロック名称の自動設定/手動設定が異なっています。」)が出力される不具合を修正した。
5.『追加自重』の橋脚画面で、Y脚(橋脚、詳細入力時)のように他の脚と結合する部材に荷重を載荷した場合に誤ったエラーチェックに該当し計算できない不具合を修正した。
6. 『追加荷重』画面で橋脚下端の部材I-Jを荷重J-Iと指定したときに、『確認図 架設図』の荷重寸法線が描画されない不具合を修正した。
7. 確認図の表示範囲を変更するなどで確認図領域とデータ入力領域の境界のバーをクリックしてから計算実行を行うと異常終了する不具合を修正した。
8. 『基本寸法』画面の右の支点名称表で橋脚の欄にチェックを入れて確認図をクリックしマウスホイールで拡大縮小すると図の一部が欠落する不具合を修正した。
9. 計算実行中に表示される計算項目の進行状況情報が途中で更新されなくなる場合がある不具合を修正した。
Ver.1.10(2009-08-13)
[機能追加]
1. 外ケーブルの定着部・偏向部において、長さによる摩擦を考慮できるようにした。
※ 『鋼材データ PC鋼材』画面で、外ケーブルをIP点入力として"摩擦損失考慮幅"を指定した場合に有効。
2. 『構造データ 桁高変化』画面における変化形状タイプで、"1.5次放物線"を選択できるようにした。

[不具合修正]
1. 波形鋼板ウェブ橋で3室のとき、『鋼材データ 主鉄筋』および『耐震用データ 主鉄筋』画面 において、配置箇所を"下床版上縁"として横方向配置を自動とした場合に、鉄筋本数の自動計算が正しく行われずゼロ本となる不具合を修正した。
2. 『完成系荷重データ 特殊荷重』画面の温度差のデータで「変化位置ごとに指定」をしたとき、記号“YTH”に関する説明文が正しくない。
※ YTHは「有効厚」ではなく「上縁から上床版温度差の有効面積の図心までの距離」が正しい。
※ 床版部の高さ(“TTH”)を変化位置ごとに指定できるようにした。
3. 確認図『鋼材配置図』において、IP点入力としたPC鋼材の曲げ半径の適用がひとつずつずれて、正しく描画できていなかった不具合を修正した。
4. 『構造データ 断面諸量』画面における以下の項目は負値を入力した場合に内部計算値が設定されるが、「0.0」とした場合も内部計算値が設定されてしまう不具合を修正した。
※ AA:断面積、II:断面2次モーメント、GN:断面1次図心上部、G2:断面1次ウェブ下端部、YU:図心から上端の距離、YL:図心から下端の距離、BN:ウェブ幅図心軸、B2:ウェブ幅ウェブ下端、WIN:部材内周、WOUT:部材外周
※ 不要な項 "L1:内型枠長"、"L2:外型枠長" を削除した。
Ver.1.09(2009-07-09)
[機能追加]
1. 断面力集計の帳票の構造系完成後の橋脚断面力の出力において、活荷重(衝撃あり、衝撃なし)と支点沈下、任意荷重(MAXMINあり)の曲げ、せん断、軸力それぞれの最大・最小時を出力するようにした。
   帳票:「曲げモーメント(せん断、軸力)の集計(構造系完成後) (kN.m) (橋脚 xxxxxx )」
  ※ 活荷重断面力の解析において、「衝撃あり」「衝撃なし」を計算するようにした。
  ※ 任意荷重は、曲げ、せん断の最大・最小時を出力する。
2. 単荷重と設計荷重時組合せによる橋脚部材I-J端の断面力および支点反力を外部ファイル(CSV形式)に出力するようにした。
   ○ 単荷重断面力 ファイル名: ~.橋脚断面力単ケース.CSV (計算実行 断面力解析で出力される)
   ○ 組合せ断面力 ファイル名: ~.橋脚断面力組合せ.CSV (計算実行 曲げ検討で出力される)
   ○ 支点反力   ファイル名: ~.支点反力単ケース.CSV (計算実行 断面力解析で出力される)
  ※ 組合せ断面力において、軸力最大・最小時の任意組合せにおける任意荷重は、曲げ最大・最小時を組合せ出力する。(曲げ最大・最小時であるコメントを出力する)
  ※ 単荷重断面力と支点反力において、基本荷重を全て出力する。(荷重の考慮に関係なく)
  ※ 格点の出力制御は行わない。

[仕様変更]
1. ねじりモーメントを考慮したとき、「斜引張鉄筋」「ねじりによる横方向鉄筋」の抽出や集計表において、「せん断最大・最小時」と「ねじり最大・最小時」で抽出し、出力するようにした。
※ PRC構造のとき「鉄筋量の集計」において、ねじりによる横方向鉄筋量の集計を追加した。
※ せん断検討の帳票と結果集計表(13結果集計表.OUT)において、「斜引張鉄筋」「ねじりによる横方向鉄筋」の抽出や集計表の出力項目を整理、変更した。
2.『出力制御』画面において、『架設時橋脚を出力する』チェックボックスの初期値をオンに変更した。
3.面外方向の地震時断面力を算出する場合で、面外水平震度KVが 0.0 のときはエラーメッセージを出力するようにした。
4. 断面力入力において、構造系完成以降のステップで弾性断面力ケースが指定されたときにエラーメッセージを出力するようにした。
  ※ 簡易入力のとき、弾性断面力ケースとは「自重」のことをいう。
  ※ 詳細入力のとき、弾性断面力ケースとは「主桁・脚自重」「横桁自重」「追加自重」「吊材・機材」のことをいう。
5.『鋼材データ PC鋼材』画面で平面形状データの角変化区間が側面形状の範囲外にある場合にエラーメッセージを出力するようにした。
6.『構造データ 断面諸量』画面で中空床版橋の場合には使用できない項目“AAA(荷重値計算用断面積)”が表に表示されないようにした。また、“AA(断面積)”に「荷重に対しては無効」と注記を追加した。
7.『設計オプション』画面で特殊オプションの「せん断鋼棒によるせん断応力度(τp)を考慮する・しない」のデータは、せん断鋼棒を使用しないとした場合に入力不可とした。
8. 架設時の支点条件の変更において、「固定」から「バネ」または「バネ」から「固定」は適用範囲外であるため、エラーメッセージを出力するようにした。

[不具合修正]
1. 中空床版橋のとき、『架設データ 部材セット』で自重載荷しないチェックを入れた場合、内部計算されるボイド控除荷重が 0.0 になってしまう不具合を修正した。
2. 波形鋼板ウェブ橋のとき、確認図の断面図でウェブ種類がコンクリートウェブの断面を描画した際に余分な寸法値が描画される場合がある不具合を修正した。
3.『構造データ 断面諸量』画面で”WWSYI”の説明と単位記号の誤りを修正した。
4. 画面の入力表へのコピー・貼り付け処理における以下の不具合を修正した。
 ・クリップボードデータに空行があると、貼り付けの際に空行が無視されて行が上方にずれて貼り付けられる。
 ・『せん断・ねじり照査 ねじりモーメント』画面で、雪荷重や支点沈下など考慮しない荷重がある場合、画面上の見た目と同じ領域をEXCELからコピーして貼り付けても意図通りにデータが貼り付けられない。
 ・『鋼材データ PC鋼材』画面の下段の表でX原点格点番号をDELキーでブランクにした後に"0"などの存在しない格点番号が貼り付けられると、それ以降の貼り付け処理が正しく行われなくなる場合がある。
5. 曲げ検討の帳票出力において、「プレキャストブロック継目部の合成曲げ応力度」のSTRESS OVERにおける格点名称が正しくない不具合を修正した。
6. せん断検討の帳票出力において、せん断鋼棒名称が右詰で右端の1文字が欠けて出力される不具合を修正した。
7. 上げ越し計算の帳票出力において、橋面荷重の表示ステップ番号が橋面工完成時のステップ番号ではなく供用開始時のステップ番号となっている不具合を修正した。
8. PC鋼材の側面形状の配置データで、以下の条件に該当するとき、その位置での配置高さが正しくない不具合を修正した。
 ・Y基準位置「上床版下縁」を指定して、その位置を含む部材の両側で上床版厚が変化しているとき
 ・Y基準位置「下床版上縁」を指定して、その位置を含む部材の両側で下床版厚が変化しているとき
Ver.1.08(2009-06-08)
[仕様変更]
<画面>
1. 格点が追加されたとき、『出力制御』画面における出力格点データの初期値を前後の格点の状態に合わせて設定するようにした。
2. 『設計データ 曲げ照査 照査組合せ』『せん断・ねじり照査 照査組合せ』画面に表示される任意組合せケースの名称を詳細に表示するようにした。
3. 『断面力入力データ』『設計データ せん断・ねじり照査 ねじりモーメント』画面における"入力方法 ファイルから読み込む"の“参照”ボタンから開かれるダイアログに表示されるフォルダの初期値を該当データと同じフォルダにした。(変更前は一番最近にファイルを開く操作を行ったフォルダ)
4. 用紙設定の「オートレイアウト機能」は標準値をOFFに変更した。
5. 以下のデータに関するエラーチェックを強化した。
 ・『構造データ 橋脚』画面において、橋脚の面外断面二次・ねじり剛度がゼロのとき、エラーメッセージを出力するようにした。
 ・橋脚にバネ結合部材を設定し、その部材に自重を自動載荷するとした場合にエラーメッセージを出力するようにした。
 ・『架設データ 架設機材荷重』画面の架設機材名称、また、『吊り支保工荷重』画面の吊支保工名称で同一の名称が使用されているときにエラーメッセージを出力するようにした。
6. 以下のデータは無効なデータであるため、削除または入力不可とした。
 ・『上げ越しデータ オプション』画面の表作成オプションにあるデータ「各架設ステージで存在する荷重(弾性)のみ表にする」を削除した。
 ・波形鋼板桁のときに、『断面諸量』画面の「最小鉄筋算出用ウエブ軸 BM」を削除した。
 ・『基本データ 使用材料』画面における鉄筋のヤング係数の数値入力を不可とした。
<計算>
1. 『設計オプション』画面のせん断において、せん断鋼棒・斜引張鉄筋の決定方法Case2(せん断鋼棒ピッチ内部計算、斜引張鉄筋入力)を選択した場合はせん断耐力の計算を行わないものとしていたが、ウエブ圧壊耐力のみを計算するようにした。
2. 『出力制御』画面のオプションにおいて、橋面工完成時や供用開始時を出力しないとした場合、これらのステップを設けずにまとめてクリープ解析していたが、それぞれの時点でのステップを設けてクリープ解析を行うようにしたした。
  ※「出力しない」としたステップでの解析結果は、次ステップの結果に足し合わせて出力する。
3. 中空床版のとき、『構造データ 断面諸量』画面で断面積(AA)や断面2次モーメント(II)を入力した場合、断面力解析における部材剛度を断面形状データから求めた剛度ではなく、直接入力した断面積(AA)、断面2次モーメント(II) で計算するよう変更した。

[不具合修正]
1. 『構造データ 施工分割』画面で中間のブロックを削除したときにブロック名称の自動設定が正しく行われない不具合を修正した。
2. 入力データ条件によって、格点位置の再計算が正しく行われない場合がある以下の不具合を修正した。
 ・剛域長を入力していて、かつ道路橋示方書による剛域長が負値になる条件の場合(橋脚幅に対して桁高が非常に大きい場合)、桁高変化画面に遷移すると剛域格点が削除されてしまう。
 ・『構造データ 断面諸量』画面で桁高(GH)を直接入力しているときに、支点上の桁高を変更してもせん断照査位置が再計算されない。
3. 『鋼材データ PC鋼材』画面の操作における以下の不具合を修正した。
 ・"行フィルタ"の「X原点格点番号」を非表示としてから、鋼材データを追加・挿入すると鋼材名称が表示されなくなる場合がある。
 ・"ファイル読み込み"で、側面形状点数が7の倍数のデータがあると読み込みに失敗する。
 ・上段の表の本数入力セルでDELキーを押すと異常終了する場合がある。
4. 『出力制御』画面の出力格点で、端支点・中間支点上のみ出力するとしても部分的に他の格点も出力される場合がある不具合を修正した。
5. 波形鋼板桁のとき、『構造データ 断面形状』画面で、詳細入力専用のデータが指定された状態で簡易入力に切り替えたときに、形状変化画面に遷移できなくなる不具合を修正した。
6. 『構造データ 支持条件』画面で、脚下端以外の支持条件を入力したとき、"拘束"(バネでない)を指定した場合に解析モデルに反映されていない不具合を修正した。
7. 入力画面で以下の操作を行ったときに、データ量が多いと処理時間を要する問題を修正した。
 ・『構造データ 格点位置』画面の追加格点表で全範囲選択+DELETE、貼り付け
 ・『鋼材データ PC鋼材』画面で全件表示した状態での範囲指定削除、Ctrl+Enterによるコピー、平面角変化表への貼り付け
 ・『プレキャストブロック』画面で許容値を変更
8. 断面力入力における以下の不具合を修正した。
 ・橋脚があるとき、反力を入力しても有効とならないなど、入力が正しく反映されない場合がある。
 ・簡易入力で橋面荷重の反力を入力すると、"舗装・分離帯・添架物"は有効となり、"地覆・高欄・任意"は内部計算の値がそのまま残ってしまう。
 ・断面力のケース数より変位、反力のケース数が多い場合に、変位・反力タブで簡易入力で橋面荷重を追加し、簡易から詳細に切り替えても"橋面荷重"が"舗装・分離帯・添架物"に切り替わらない。
 ・"吊支・機材クリープ"を入力しても断面力集計に反映されない。
  ※ "自重クリープ(CRE)"は"吊支・機材クリープ"と"橋面クリープ"を含み、"吊材・機材クリープ(CKZ)"は不要であるため廃止した。
9. 入力データ条件によって、計算・照査が正しく行われない場合がある、以下の不具合を修正した。
 ・波形鋼板桁でPRC構造のとき、せん断・ねじりの検討において、全死荷重時のせん断応力度が計算されない。
 ・『完成系荷重データ 特殊荷重』画面の温度差荷重で、入力方法を「変化位置ごとに入力」とした場合に、温度差荷重が考慮されない。
 ・『設計データ 曲げの照査 照査組合せ』画面において、14,15,16の組合せ(死荷重+温度+地震、沈下)を照査するとしても照査されていない。
 ・完成系荷重において任意荷重を考慮した場合、せん断・ねじり照査で任意荷重のねじりモーメントを入力しても無効(0.0)となる。また、任意荷重があるとねじりモーメントのファイルからの読み込みに失敗する。
10. 鉄筋の入力に関する以下の不具合を修正した。
 ・『鋼材データ 主鉄筋』画面および『耐震用データ 主鉄筋』画面において、ピッチを100mm未満として計算すると異常終了する。
 ・耐力照査の各画面で「鉄筋量で入力する」とした場合の鉄筋量の単位表記が cm2/m であるべきところ mm2/m となっている。
  また、少数点下3桁まで入力しても画面遷移すると少数点2桁に丸められてしまう。
11. 地震時の方向について、入力画面と計算とで不整合となる問題を修正した。
12. 荷重の載荷端が格点上にあるような分布荷重を大部材データで距離を用いて指定した場合に、不要な三角形分布荷重が載荷されてしまう不具合を修正した。
13. 『確認図-荷重図・架設図』で集中荷重寸法線に寸法値'0'が表示される場合がある不具合を修正した。
14. ねじりを考慮している場合に、『DXF出力 断面力図・応力度図 出力制御』画面のせん断耐力において、"ねじり最大時を描画する"としてもDXFファイルが出力されない不具合を修正した。
15. 径間数が25を超える場合、上げ越し計算が異常終了する不具合を修正した。
16. 橋脚を簡易方法で入力している場合、面内地震時の解析において、橋脚下端の支持条件にバネを使用していないと常時の支持条件(自由または固定)が使用される不具合を修正した。
17. 終局荷重時に任意組合せを設定し、その組合せに対して、曲げ照査では照査する、せん断・ねじり照査では照査しないとし計算すると、せん断・ねじりの照査で異常終了する。
Ver.1.07(2009-04-09)
[機能追加]
1. 波形鋼板桁において、せん断・ねじり検討の結果帳票に斜引張応力度による最大値の抽出結果を追加した。
  ※ 帳票 ~.10せん断検討1.OUT「斜引張応力度 ** 最大値の抽出 **」参照
[不具合修正]
1. 架設時橋脚を設け、この部材の自重を考慮した場合に、荷重の載荷方向が正しくない不具合を修正した。
2. PC鋼材のセット・摩擦による減少量計算において、正しい形状であっても、下記のエラーメッセージが出力され、異常として扱われる場合がある不具合を修正した。
※ エラーメッセージ:「>>> ERROR: i番目の変曲点 (X = x.xxx)でループ(輪)が生じています。前の点 (X = x.xxx)」
3. 『出力 断面力値テキスト出力』画面における以下の不具合を修正した。
 ・『完成時荷重』で、「支点沈下(Tmax)、(Tmin)」の記号を"SDNMAX"、"SDNMIN"から"SDTMAX"、"SDTMIN"に修正した。
 ・『架設時荷重』で、「出力するステップを指定する」をチェックせずにファイル作成した場合、架設時荷重が出力されない。
 ・『架設時荷重』で、「主桁・橋脚自重、横桁自重、追加自重、吊支・機材、プレストレス2次」が「構造系完成時」以降も出力される。
Ver.1.06(2009-04-01)
[不具合修正]
1. 『構造データ 基本寸法』画面において、支間長データを削除した後、桁長、桁がかり長のデータに移動すると、異常終了する不具合を修正した。
2. 『構造データ 形状変化』画面において、形状変化"あり"とした断面形状の項目の寸法値データを削除せずに、形状変化"なし"に変更すると以前のデータに対してエラーチェックが行われる不具合を修正した。
3. 橋脚に"バネ結合部材"を設け、『構造データ 支持条件』画面において固定とした場合に、断面力解析で異常終了する不具合を修正した。
4. 横桁荷重の載荷基準格点を未架設部材のI端側格点として、横桁荷重を格点上以外の位置に載荷した場合、荷重の載荷位置が正しくない不具合を修正した。
5. 主版桁において、『架設データ 横桁荷重』画面で貼り付けを行ったとき、主版桁では無効な"横桁厚"と"開口部面積"に不要なデータが考慮される場合がある不具合を修正した。
6. 『鋼材データ PC鋼材』画面における以下の不具合を修正した。
  ・PC鋼材の無効長が左右で交差した場合に正しく計算されない不具合を修正した。
  ・側面形状データでモードを"IP"、点数を"2"とした場合に、鋼材配置図は描画されるが、計算では無視される不具合を修正した。
  ・側面形状データを全体表示にして、まとめて貼り付けを行ったとき、正しく入力されない場合がある不具合を修正した。
  ・平面角変化の形状データで、全件表示をして鋼材データを挿入すると、挿入した鋼材よりも前の鋼材名の表示が消える不具合を修正した。
  ・平面角変化を考慮した鋼材を"無効"として計算実行すると、最後の鋼材に不要な平面角変化データが考慮される不具合を修正した。
[仕様変更]
1. 『鋼材データ PC鋼材』画面における"側面形状"データで、貼り付けを行うときの処理速度を改善した。
Ver.1.05(2009-03-12)
[不具合修正]
1. 波形鋼板桁において、『断面諸量』画面で「断面積(AA)」を直接指定した場合に、主桁自重による荷重値が正しくない不具合を修正した。
  ※ ただし、「荷重値計算用断面積(AAA)」を同時に指定した場合は問題ない。
2. 『架設データ 架設時橋脚』画面で連成バネを考慮した場合に、連成バネが水平バネの値で計算される不具合を修正した。
3. 『構造データ 橋脚』画面で橋脚の入力方法を簡易とした場合に、橋脚の材質を2種類以上使用しても、1種類目の材質が使用される不具合を修正した。
4. 『鋼材データ』画面の側面形状指定で、X原点格点に施工区間端の格点を指定している場合、その施工区間端にブロックを追加すると、X原点格点が新たに追加したブロックの端部に変わる不具合を修正した。
5. 『耐震用データ 主鉄筋』画面で鉄筋本数がゼロ本のデータがある場合に、鉄筋の材質を変更すると降伏点応力度が正しく設定されない場合がある不具合を修正した。
6. 『出力 断面力図・応力図 出力制御』画面で、せん断耐力のDXFファイルを作成する場合、ねじりを考慮せずに設計していると出力できない場合がある不具合を修正した。
7. 『構造データ 橋脚』画面で橋脚の入力方法を詳細とした場合に、面外方向の地震時断面力を算出するとして『支持条件 面外地震』画面で脚下端の支持条件のみ入力していると計算実行でエラーとなる不具合を修正した。
8. 『断面諸量』画面で「主桁格点のY座標(YY)」を指定したとき、以下の荷重の載荷について水平方向距離として扱うべきところ、部材方向距離としていた不具合を修正した。
  1) 自重(追加自重は含まない)、横桁荷重、吊り支保工荷重
  2) 面内、面外地震における横桁荷重、追加自重(集中荷重、載荷タイプ"XY")、任意橋面荷重(集中荷重、載荷タイプ"XY")
  3) 面外地震の荷重載荷における任意橋面荷重(分布荷重、載荷タイプ"XY")
9. 曲げ破壊安全度照査における終局荷重時の基本組合せがせん断・ねじり照査用の組合せで計算される不具合を修正した。
10. 『格点位置』画面において "基準点位置タイプ (脚・支点)" として入力した追加格点の座標値が、支間長や施工分割長が変更されても変わらない不具合を修正した。
11. 波形鋼板桁の結果帳票において、コンクリートに対する許容せん断応力度の表示が終局荷重時の許容値となる不具合を修正した。
  帳票 :(.10せん断検討1.OUT)「設計荷重時せん断応力度 ** せん断応力度 ** (ねじり、せん断+ねじり)」
[仕様変更]
1. 曲げ照査、せん断・ねじり照査の『照査組合せ 終局荷重時』画面において、基本組合せケースを計算せずに、任意組合せのみ計算できるようにした。
Ver.1.04(2009-02-26)
[機能追加]
1. 『PC鋼材』画面にCBL形式のPC鋼材配置データファイルを読み込む機能を追加した。
 ※ CBL形式:「JIP-AP PCBOX縦方向」の減少量計算プログラム(GEN)のテキストデータフォーマット

[仕様変更]
1. 「名前を付けて保存」を行うときの保存先フォルダの初期値を現在開いているデータがあるフォルダに変更した。
 ※変更前は「ファイルを開く」ダイアログで一番最近開いたフォルダ

[制限拡張]
1. 帳票確認(TV)におけるページ数の制限値を20000から40000に拡張した。

[不具合修正]
1. 『PC鋼材』画面における以下の不具合を修正した。
 ・全件表示の状態で鋼材を削除すると下段の表で別の鋼材のデータが削除される。
 ・全件表示でない状態で、IP点入力の鋼材からLINE入力の鋼材に選択を移動すると、「下床版下縁(沿う)」の箇所が「上床版」に変わる。
 ・Y基準位置を「上床版下縁」「下床版上縁」とした場合に、距離の符号を説明図と逆にして計算される。
2. 『断面力図・応力度図-出力制御』画面で活荷重種類の選択が正しく行われていない不具合を修正した。
3. クリープ係数直接入力時に、架設時のステップのクリープ係数および乾燥収縮が1ステップ分、次ステップにずれてしまう不具合を修正した。
4. 『断面力入力』画面で断面力変更ケースを削除すると、別のケースの断面力が削除したケースの断面力に変わってしまう不具合を修正した。
5. いくつかの画面でデータを修正した直後に[×]ボタンで終了させたときに、変更を保存するかを確認されずに終了してしまう不具合を修正した。
6. 画面遷移の順序によって、データを変更していなくても変更したと誤認識される場合がある不具合を修正した。
7. 横桁荷重を張出し先端に載荷すると計算実行時にエラーになる不具合を修正した。
8. 『断面諸量』画面で「主桁格点のY座標(YY)」を指定した場合にのみ生じる以下の不具合を修正した。
 ・YYを変更した後に『橋脚』画面に一度移動しないと、橋脚の部材長が再計算されない。
 ・YYを入力し、橋脚が詳細入力のときに、剛域と桁下端のY座標が正しく計算されない。
 ・左端支点と右端支点のYYが異なる場合に、鋼材配置図の最初の鋼材のY座標がずれて表示される。(表示のみの問題)
Ver.1.03(2009-02-09)
[不具合修正]
1. ステップ画面で応力度照査日を変更した後に部材セット画面に進入せずに計算を実行すると、コンクリート打設日が更新されないまま計算されてしまう不具合を修正した。
2. PC鋼材の平面角変化の入力における以下の不具合を修正した。
 ・角変化区間の範囲を計算する際にY座標の符号が説明図と逆の符号で計算されている。
 ・角変化の区間数が奇数の場合に減少量計算でエラーが発生して計算できない。
3. 耐震M-φ計算において、以下の配置箇所を基準として指定した主鉄筋の配置位置が正しくない不具合を修正した。
 「張出し下縁、中間床版下縁、下床版上縁」 ※ 張出し上縁、床版上縁、上床版上縁、下床版下縁のときは問題なし。
4. 出力制御において、支点上の格点LRを両方出力しないとしたときに、正しく制御されていなかった不具合を修正した。

[仕様変更]
1. 断面力入力画面で入力方法を『ファイルから読み込む』を指定した場合、断面力・変位・反力の変更数はファイルの内容によって決定されるため、追加・挿入・削除・並び替えボタンを無効にした。
Ver.1.02(2009-02-02)
[不具合修正]
1. クリープ基本条件画面で相対湿度・温度等を部材ごとにセットするチェックボックスがオフの場合に、橋脚画面で橋脚を追加してクリープ基本条件画面に移ると、追加された橋脚の相対湿度・温度等が画面に表示されていない不具合を修正した。(計算には影響ない。)
2. PC鋼材画面で、LINE入力タイプとIP入力タイプの鋼材が混在するときに、全本数を表示するチェックボックスをオンにするとすべての鋼材のY基準位置コンボリストが最後の鋼材の入力タイプに対するものになってしまう不具合を修正した。
3. 出力格点制御に関する以下の不具合を修正した。
 ・「M-φ計算」「上げ越し」「せん断耐力」の出力格点制御が正しく行われない不具合を修正した。
 ・断面力・応力度図を出力したあと、計算実行において「基本計算」を行わず途中の計算から行ったとき、出力格点制御が正しく行われない不具合を修正した。
4. 形状変化画面の以下の不具合を修正した。
 ・指定方法で「コピー」を使用している場合で、断面形状画面で形状変化項目を追加してから形状変化画面に移動すると、コピー元の変数名が変わってしまう。
 ・2室箱桁の場合で、断面形状画面で内空ハンチを「左側のみ入力する」とし、左側の「変化」チェックをオンにした場合、形状変化画面で右側の入力は無効となるべきなのになっていない。
5. ISLAND-2連動時における以下の不具合を修正した。
 ・ISLAND-2で鋼材を指定配置したときに、連動ファイルを読み込んでから鋼材配置図を一度も確認せずにエラーチェックを実行するとプログラムが異常終了する。
 ・ISLAND-2で幅員変化がある場合、橋面荷重を任意荷重で受け渡す際に桁がかり分の集中荷重が生成されていない。
6. 断面力図・応力度図-出力制御画面で、DXFファイル作成ボタンを押した時点でデータフォルダに「カードデータ」サブフォルダが存在しないとプログラムが異常終了する不具合を修正した。
7. 架設時橋脚画面の部材表でヤング係数の見出しの単位表記がkN/m2と誤っていたのを正しくN/mm2に修正し、入力形式を指数タイプに変更した。
8. ホロー側面形状で側面形状を複数種類定義し、1つ目の抵抗断面を無垢にするチェックボックスをオンにして次の行に移動すると、移動先の側面形状データが1番目と同じデータに変わってしまう不具合を修正した。

[仕様変更]
1. ステップ順表示において、応力度照査日が同じ日数の場合、必ず入力順に並ぶようにした。
2. PC鋼材で導入張力が0以下のときにワーニングを出力するようにした。
Ver.1.01(2009-01-23)
[制限拡張]
1. 雪荷重載荷幅を変化位置ごとに入力するときの変化位置数の上限値を200から500に拡張した。

[不具合修正]
1. 径間数を減らして施工分割画面に移動すると異常終了する場合がある不具合を修正した。
2. 格点位置画面で右→左方向の施工区間内のブロックを基準にして追加格点を指定しているときに、施工分割画面に入ると追加格点のX座標が指定した位置と異なってしまう不具合を修正した。
3. 任意組合せケース数を減少させたときに発生する以下の不具合を修正した。
 ・設計荷重時の任意組合せケース数を減少させたとき曲げ検討(P4)の計算実行時にエラーとなる。
 ・終局荷重時の任意組合せケースを減少させたときに、設計組合せ画面から移動できなくなる。
4. PC鋼材画面における以下の不具合を修正した。
 ・「全件表示」チェックボックスがオフの状態で、最上段の表に複数行をペーストすると、ペーストした鋼材の鋼材形状がすべてペーストした先頭の鋼材形状に変わってしまう。
 ・側面形状および平面角変化の「X原点格点番号」もしくは「X原点格点名称」を変更して[×]ボタンで終了させたときに、変更を保存するかを確認されずに終了してしまう。
5. 完成系荷重データ-特殊荷重画面の雪荷重の入力における以下の不具合を修正した。
 ・主桁格点数が200を超えるデータで、雪荷重の入力方法「一定幅+主版幅で自動生成する」を選択した場合、「基本計算」が正しく計算できない。 
 ・雪荷重載荷幅を変化位置ごとに入力するときの載荷幅の入力後に少数点下の桁数整理が行われない。
6. 横桁荷重のデータ数が1ステップに121以上ある場合、「基本計算」が正しく計算できない不具合を修正した。
7. 表のマウス右ボタンメニューで行を非表示にした後に全行表示を行うとエラーが生じる不具合を修正した。
8. 架設機材の載荷位置が張出し先端から最初の部材長の2倍以上の位置にあるとき、確認図および計算における載荷位置が正しくない不具合を修正した。
9. 表のデータを編集中にCal/Chk/上書き保存ボタンが押されたとき、編集中のデータが有効とならない不具合を修正した。
10. ウィンドウサイズを極端に小さくするとファイル読み込みを行うことができない不具合を修正した。
11. ISLAND-2連動ファイルを読み込んだ後に名前を付けて保存すると、保存ファイルの拡張子が"pb2"(保存データ)でなく"i2p"(連動ファイル)となる不具合を修正した。
12. 設計オプション-特殊オプション画面において、せん断(波形鋼板)の「せん断降伏点以下で局部・全体座屈が生じないための照査」オプションを削除した。
13. 剛域が存在しない橋脚の場合に、2部材目の橋脚材質を指定しても画面遷移後に材質が「主桁」に戻ってしまう不具合を修正した。
14. 指示条件画面で橋脚部材支持条件のバネ定数の入力が指数表示になっていない不具合を修正した。
15. 断面諸量画面の記号説明欄および活荷重画面の説明文の誤植を修正した。
16. 格点位置画面で格点名称を手動設定にしてから追加格点の基準位置をブロックL→ブロックRに変更すると追加格点の名称がおかしくなる不具合を修正した。
17. 面外方向の地震時断面力を算出した場合に、橋脚自重に対する荷重が0.0となる不具合を修正した。
18. 温度変化なしで温度差ありのときに完成系荷重-特殊荷重画面に入ると、曲げ・せん断に対する温度+温度差のケースのフラグがクリアされてしまう不具合を修正した。

[その他]
1. 計算部のシステムバージョンを12.00.000から12.00.001に変更した。
Ver.1.00(2008-12-26)
1. 新規リリース