Ver.15.00(2024-09-30)
◎ライセンス認証方法を、プロテクトキー認証からインターネット認証に変更した。
Ver.14.04(2024-04-15)
◆不具合修正
◇概略設計
1)出力
・帳票「主桁の設計(曲げ応力度)」の相反応力照査の制限値を耐荷性能照査の制限値を使用するように修正した。
◇詳細設計
1)入力
・ホロー桁の場合、床版設計計算オプションエラーが出て計算できないときがあった不具合を修正した。
2)出力
・帳票「曲げ破壊安全度に対する検討」が出力できないときがあった不具合を修正した。
◇概略設計/詳細設計
1)出力
・プレストレス導入直後引張応力度の制限値(許容値)を"0.0"とした場合、帳票に標準値(-1.8等)が出力される不具合を修正した。
・CSV出力(断面力)で不要な項目等があったので調整した。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)ダックスビーム工法
・ポステンホロー桁をダックスビーム工法に対応した。
・ダックスビーム工法ポステンT桁の「主桁の連結時までのクリープ係数」の標準値を0.4に変更した。
2)ダックスビームHC工法
・ポステンT桁、ホロー桁をダックスビームHC工法に対応した。
・ダックスビームHC工法用の高強度コンクリートの応力度-ひずみ曲線を使用した曲げ破壊安全度の計算に対応した。
※ダックスビームHC工法の設計計算仕様は、ポステン桁に準拠しています。
◆仕様変更
◇概略設計
1)適用基準が道路橋示方書・同解説(平成29年11月版)の場合、「PCコンポ橋の設計計算例 令和3年1月 (社)プレストレスト・コンクリート建設業協会」に従い、以下の仕様変更をした。
※再計算が必要です。
・中間床版のT荷重による支間曲げモーメントを単純版の90%とし、分布死荷重(舗装)の支間・支点曲げモーメントも単純版算出式「W・L^2/8」の90%とした。
・PC板先端部の死荷重、雪荷重曲げモーメントの算出方法を支間中央の正曲げモーメントと支点部の負曲げモーメントの設計値を通る放物線で補間する方法に変更した。
・支点断面の設計での有効高を上フランジ切欠部の下端から1:3の部分を取る方法に変更した。
Ver.14.03(2023-06-19)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・バイプレ工法の場合、選択された圧縮鋼材の定着位置で正しく計算が出来ないときがあった不具合を修正した。
2)出力
・ポステンホロー桁かつ桁高変化時の帳票「載荷荷重強度」-「主桁自重」の右支点側主桁拡幅開始点、終了点の位置の不具合を修正した。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
・BeCIM/CB「PC桁橋BIM/CIMモデリングシステム」にデータを連動するファイル(拡張子.NTB)を出力する機能を追加した。
◆仕様変更
◇詳細設計
・画面「連結部形状」で中間支点毎入力の場合、標準値セットボタンが押されたとき選択された中間支点のみ標準値をセットしていたが、全ての中間支点を標準値にセットするように変更した。
Ver.14.02(2022-08-26)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)入力
・画面「設計結果」-「横桁設計」の端横桁の導入直後引張応力度が、片引きの場合正しく表示できないときがあった不具合を修正した。
2)計算
・ホロー桁の頂版設計で押抜きせん断応力度の基本値を常に1.4としていた不具合を修正した。
・概算数量計算の中間支点横桁の主桁ウェブ部分の遊間部分が不足している不具合を修正した。
3)出力
・帳票「主桁の設計(せん断の検討)」-「斜引張鉄筋の計算」の作用曲げモーメントを絶対値表示しないようにした。
・帳票「鉄筋量の集計」-「橋軸直角方向鉄筋」の床版曲げ鉄筋量が、正しく計算できない設計断面位置があった不具合を修正した。
・帳票「頂版の設計」で鉄筋の弾性係数の桁数が正しくない不具合を修正した。
Ver.14.01(2021-08-27)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・主桁設計のウェブ照査で主桁数15本以上の場合、計算できないときがあった不具合を修正した。
・プレテンT桁で、斜引張鉄筋の概略配置が必要鉄筋量より少ない鉄筋量のときがあった不具合を修正した。
2)出力
・ホロー桁の頂版設計で制限値が正しくない不具合を修正した。
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
・PC鋼材の引張応力度制限値を一部変更した。
Ver.14.00(2021-07-12)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)入力
・画面「DXF出力(構造)」-「主桁側面図」で制御ボタン等が正しく表示されない不具合を修正した。
2)出力
・応力度一覧表出力(EXCEL出力)でホロー桁の中間横桁の曲げ破壊結果が径間最初の横桁になるときがあった不具合を修正した。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
・ホロー桁の頂版設計を適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に対応した。
◇詳細設計
・適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の場合、主桁設計のウェブ照査(床版曲げモーメントによるウェブの検討)機能を追加した。
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
・適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の場合、床版の設計で道示Ⅲ9.2.8(4)より桁端部の活荷重曲げモーメントには荷重係数等を考慮しないように変更した。
Ver.13.11(2020-12-23)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・プレテン桁の場合、斜引張鉄筋計算及び斜引張破壊計算の負曲げ時の鋼材比の補正係数が正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
Ver.13.10(2020-12-01)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・バイプレ工法の場合、圧縮鋼材の配置によって正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
・主桁タイプが下フランジ付きタイプの旧データをストレートタイプに変更して使用した場合、中間横桁位置のダイヤフラム荷重が正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
◇概略設計
1)出力
・合成I桁の場合、斜引張応力度の計算で合成前断面と合成後断面の値を逆に出力しているときがあった不具合を修正した
◇詳細設計
1)出力
・帳票「PC鋼材の配置」-「形状諸元」で正しく出力できない場合があった不具合を修正した。
・帳票「プレストレスの計算(圧縮鋼材)」-「有効プレストレス」の圧縮鋼材本数が引張鋼材の本数を出力していた不具合を修正した。
◆機能追加
◇概略設計
・合成I桁の場合、セグメント桁の検討の全圧縮限界曲げモーメント(M0)を施工段階を考慮して算出する機能を追加した。
◇詳細設計
・設計断面位置「セグメント目地位置」で鉄筋拘束を考慮しない機能を追加した。
Ver.13.09(2020-08-04)
◆不具合修正
◇概略設計
1)計算
・合成I桁で連結部鉄筋の必要鉄筋量を計算する場合の精度を見直した。
2)出力
・合成I桁で適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の場合の帳票「床版の設計」-「片持床版部の設計」の設計曲げモーメント「風荷重」の出力を修正した。
※変動支配等各組合せ曲げモーメントや応力度の計算は問題ありません。
◇詳細設計
1)計算
・プレテン桁で鉄筋拘束用鉄筋の配置が正しくない場合があった不具合を修正した。
Ver.13.08(2020-07-10)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・横桁配置位置のエラーチェックが正しく動作しないときがあった不具合を修正した。
2)計算
・斜引張応力度(前提条件と永続支配)で使用する主桁曲げ応力度が正しくない場合があった不具合を修正した。
3)その他
・画面や帳票等の修正と調整を行った。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)バイプレ工法に対応した。
・バイプレ工法用の主桁形状に対応した。
・バイプレ工法用の圧縮鋼材に対応した。
※バイプレ工法はポストテンション方式T桁、ホロー桁の場合に使用できます。
※バイプレ工法は単純桁のみ使用できます。
※バイプレ工法の設計計算仕様は、ポステンT桁、ホロー桁に準拠しています。
2)接合キーの最大配置個数を9個まで拡張した。
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
・道路橋示方書・同解説(平成29年11月版)の正誤表に合わせた標準値に変更した。
Ver.13.07(2019-07-01)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・風荷重強度のエラーチェックが正しく動作しないときがあった不具合を修正した。
2)出力
・適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の場合の帳票「入力データ(確認用)」の修正と調整を行った。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
・ダックスビーム工法を適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に対応した。
◆仕様変更
◇詳細設計
・ダックスビーム工法の場合、接合キーのせん断の照査での支圧応力度の制限値(圧縮強度)を以下の固定値に変更した。
適用基準「道路橋示方書(平成24年3月版)」までは、圧縮強度 60N/mm2
適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」は、圧縮強度 80N/mm2
※再計算が必要です。
Ver.13.06(2019-04-15)
◆不具合修正
◇概略設計
1)入力
・T桁単純橋で温度差の入力ができない不具合を修正した。
2)計算
・合成I桁で主桁斜引張応力度の耐久性の作用組合せが正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
◇詳細設計
1)出力
・ポステン連結桁の帳票「有効プレストレス」で切欠き位置、横桁位置の鉄筋拘束力によるコンクリート応力度が0.0で出力される不具合を修正した。
※計算に影響はありません。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
・主桁せん断照査時の作用組合せで、活荷重最大・最小および支点沈下最大・最小のせん断力、ねじりモーメントを絶対値最大の値を使用する機能を追加した。
◇詳細設計
・帳票「有効プレストレス」に鉄筋拘束変動量の出力を追加した。
Ver.13.05(2019-02-12)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・プレテンホロー桁で桁高変化有りかつ主桁毎、ボイド毎に入力をした場合、格子解析の剛度が正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
・中間支点上横桁の設計で、有効引張応力度が正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
・引張鉄筋の計算(導入直後)で正しく計算できない場合があった不具合を修正した。
・中間横桁の設計で、設計方法が「全中間横桁を設計する」とし、鉄筋拘束鉄筋の入力を「全径間一定」とした場合、正しく計算できないときがあった不具合を修正した。
2)その他
・画面や帳票等の修正と調整を行った。
◆仕様変更
◇概略設計
・JIP-COMPOが適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に対応したため計算部を調整した。
Ver.13.04(2018-09-27)
◎適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に以下の機能を追加しました。
◇概略設計
・合成I桁
◇詳細設計
・T桁の端横桁設計
◆不具合修正、仕様変更
◇概略設計
1)計算
・合成I桁の床版設計で張出長が正しく計算できない場合があった不具合を修正した。
2)その他
・画面や帳票等を調整した。
◇詳細設計
1)計算
・コンクリートが負担するせん断力の計算式で、M0が作用曲げモーメントMdと逆符号になったときM0/Mdを0.0として計算するように変更した。
・中間横桁設計のせん断に対する軸方向鉄筋量の算出に使用する斜引張鉄筋量を入力値から必要鉄筋量に変更した。
2)その他
・画面や帳票等を調整した。
Ver.13.03(2018-07-10)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・プレテン連結桁で適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」かつ切欠き位置・横桁位置の検討を行う場合、計算できない不具合を修正した。
・ポステンセグメント桁で適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」かつ全セグメント・目地位置で照査を行う場合、計算できない不具合を修正した。
2)出力
・ポステンセグメント桁で適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の場合、帳票「鉄筋量の集計」に「運搬時」鉄筋量が出力されない不具合を修正した。
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の場合のポステンセグメント桁の横桁のプレストレス導入直後圧縮応力度・引張応力度制限値を変更した。
Ver.13.02(2018-07-04)
◎適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に以下の機能を追加しました。
◇概略設計/詳細設計
・セグメント桁
◇詳細設計
・T桁の床版、横桁設計の鉄筋拘束考慮
Ver.13.01(2018-06-22)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・プレテン桁で適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」かつ主桁鉄筋拘束を考慮した場合、導入直後プレストレスが正しく計算できない不具合を修正した。
2)その他
・画面や帳票の文言等を調整した。
Ver.13.00(2018-05-08)
◎適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に対応しました。
※適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」への対応と最新開発環境の使用により、PC-Naviデータファイル(*.pnv)のファイル容量が大きくなります。ご注意ください。
※適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」の設計に対する注意点と機能制限については操作マニュアル及び概説書をご覧ください。
Ver.12.04(2017-06-22)
◎インストーラーを変更しましたので、Ver12.03以前のバージョンがインストールされている場合は、アンインストールしてからVer12.04をインストールしてください。
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・画面「主桁鋼材配置」で、主桁毎に導入時緊張力を変更したときに、結果画面に反映されていなかった不具合を修正した。
※計算に影響はありません。
2)出力
・応力度一覧表出力で強制終了してしまう場合があった不具合を修正した。
◆仕様変更
◇詳細設計
1)出力
・「設計主桁の全セグメント・目地位置で照査する」場合に、帳票「鉄筋量の集計」の「運搬時」鉄筋量に各セグメントの鉄筋量を出力するように変更した。
Ver.12.03(2016-10-05)
◆不具合修正
◇概略設計
1)計算
・合成I桁で塩害対策桁を選択している場合に設計計算が実行できないときがあった不具合を修正した。
◇詳細設計
1)計算
・断面力入力時に主桁自重と場所打ち自重のねじりモーメントが入力出来てしまう不具合を修正した。
※計算上は入力されていても常に0.0として計算されます。
2)出力
・衝撃係数を入力した場合、帳票「設計条件」と帳票「設計総括」の衝撃係数が0.0で出力される不具合を修正した。
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・T桁(主桁タイプがストレートタイプ)でダイヤフラム荷重を「形状寸法値入力」した場合に、中間横桁ダイヤフラム荷重が余分に載荷されるときがあった不具合を修正した。
※元々のデータが下フランジ付タイプでストレートタイプに変更したデータの場合に発生する可能性があります。
◆機能追加
◇詳細設計
・導入直後の上縁引張鉄筋量算出機能を追加した。
Ver.12.02(2016-08-25)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)出力
・歩道ありでTT43活荷重の場合、帳票「断面力の算出」-「載荷荷重強度」-「活荷重」が正しく出力できない不具合を修正した。
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・設計主桁が複数ある場合、画面「印刷」の「応力度一覧表出力」-「出力設計主桁」リストが正しい並びにならないときがあった不具合を修正した。
◆機能追加
◇詳細設計
・画面「設計結果」-「連結部設計」に切欠き位置・横桁位置の検討結果(合成応力度)を表示する機能を追加した。
Ver.12.01(2016-07-22)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・格子解析で舗装荷重の荷重強度直接入力機能を使用した場合、画面「橋面形状」-「高さデータ」タブの舗装厚やマウント厚を”0.0”としたときに荷重が考慮されない不具合を修正した。
※ギヨン・マソネ解析の場合や高さデータが入力されているときは問題ありません。
Ver.12.00(2016-07-11)
◆不具合修正
◇概略設計
1)計算
・合成I桁の横桁荷重の支点反力に主桁断面×遊間長相当の重量が考慮されていない不具合を修正した。
◇詳細設計
1)入力
・支点上に設計断面を指定するときに微小値誤差の影響でエラーとなってしまう場合があったので調整を行った。
2)出力
・平面格子解析で任意活荷重(L荷重)の場合、帳票「載荷荷重強度」のP2主載荷幅が正しく出力されない不具合を修正した。
※計算に影響はありません。
・DXF出力の主桁鋼材配置図で無効鋼材があるときに正しく描画できない場合があったので修正した。
◆機能追加
◇概略設計
・ポステン、プレテンT桁の場合、帳票「中間支点上横桁の設計」を追加した。
・雪荷重の扱いを詳細設計と同様の「(1)主荷重に相当する特殊荷重(一時荷重)」,「(2)死荷重(一時荷重)」,「(3)死荷重(持続荷重)」から選択できる機能を追加した。
◇詳細設計
・セグメント運搬時と接合キーの設計で「設計主桁の全セグメント・目地位置で照査する」機能を追加した。
◆仕様変更
◇詳細設計
・「変位制限構造周辺のコンクリートの押し抜きせん断に対する検討」で変位制限装置のせん断抵抗断面外周が他の変位制限装置のせん断抵抗断面外周と重複するする場合、その部分を外周長さとして考慮しないように変更した。
Ver.11.00(2015-06-19)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)画面
・主桁設計断面を追加した場合、画面「設計結果」-「主桁設計」で、追加設計断面の合成応力度が許容値内であっても赤字で表示される不具合を修正した。
2)出力
・帳票「設計総括」と応力度一覧表出力で、中間横桁の応力度の抽出条件が異なる場合があった不具合を修正した。
・歩道橋で活荷重無しのとき、帳票「床版の設計」が出力できない場合があった不具合を修正した。
・左右張出床版で歩車道調整コンクリート荷重の有無が混在するとき、帳票「床版の設計」-「設計曲げモーメント」に出力されない場合があった不具合を修正した。
◆機能追加
◇概略設計
・床版設計形状(左右張出長)の入力機能を追加した。
・床版設計形状を入力する場合、床版横締め鋼材の長さ入力をできるようにした。
◇詳細設計
・舗装荷重の荷重強度直接入力機能を追加した。
・床版、横桁横締め鋼材の左右片引き緊張方法に対応した。
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・ダックスビーム工法の「主桁の連結時までのクリープ係数」の標準値を0.8に変更した。
Ver.10.06(2014-12-03)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・T桁の連結部切欠き位置での主桁純断面-中立軸の計算で、主桁総断面-中立軸よりPC鋼材図心位置が上縁寄りにあるとき、正しく計算できない場合があった不具合を修正した。
2)出力
・ポステンホロー桁で、帳票上でのウェブ拡幅が正しくない場合があった不具合を修正した。
※計算に影響はありません。
Ver.10.05(2014-09-17)
◎『JTS@SP』サービスで「PC-Navi(概略+詳細設計オプション)」を使用できるようにシステムの更新を行いました。
◆不具合修正
◇詳細設計
1)出力
・帳票「主桁の設計(曲げの検討)」-「プレストレスの計算」-「導入直後プレストレス」で、端部水平区間があるPC鋼材の出力の見直しを行った。
※計算に影響はありません。
Ver.10.04(2014-06-11)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)出力
・帳票「主桁の設計(せん断の検討)」-「斜引張破壊に対する耐力の検討」で、「横方向鉄筋1本の断面積」を「横方向鉄筋の断面積」とし、「鉄筋配置間隔」の出力を削除した。
・帳票「主桁の設計(連結部の検討)」-「曲げ応力度に対する検討」で、改ページ処理の見直しを行った。
・ホロー桁の場合、帳票「横桁の設計(中間横桁の検討)」-「曲げ破壊安全度に対するの検討」で、間詰め部の曲げ破壊安全度の出力値が主桁部の値になる場合があった不具合を修正した。
Ver.10.03(2014-03-17)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)出力
・帳票「設計総括」-「設計条件」の横断面図で、壁高欄が枠をはみ出す場合があった不具合を修正した。
◆仕様変更
◇概略設計
1)出力
・帳票「応力度総括表」-「セグメント目地位置における曲げ応力度」で、タイトルを「セグメント目地位置における最小曲げ応力度」に変更し許容値を最小(引張側)のみ表示するように変更した。
◇詳細設計
1)出力
・帳票「設計条件」-「構造寸法」-「主桁形状」で、主桁桁高変化時に主桁形状図から桁高寸法値を削除にした。
・帳票「設計総括」-「セグメント目地位置での曲げに対する検討」で、許容値を最小(引張側)のみ表示するように変更した。
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・ダックスビーム工法の主桁コンクリート許容値を変更した。
Ver.10.02(2013-11-29)
◆不具合修正
◇概略設計
1)計算
・プレテンホロー桁で「建設省PRH桁」を選択し、計算やデータ保存した後に、他の断面タイプに変更した場合、橋面、活荷重などの曲げ応力度が間詰め換算断面性能ではなくPC換算断面性能で計算される不具合を修正した
2)出力
・帳票「中間横桁の設計」-「曲げ破壊に対する検討」の終局荷重作用時曲げモーメントMd2とMd3が入れ替わっていた不具合を修正した。
◇詳細設計
1)計算
・プレテン桁の斜引張破壊に対する耐力の計算で、”PC鋼材を軸方向鉄筋とみなす”場合に、軸方向PC鋼材量が正しく計算できない場合があった不具合を修正した
2)出力
・プレテンT桁の場合に、帳票「主桁の設計(曲げの検討)」-「PC鋼材の配置」-「形状緒元」の形状緒元表の鋼材種別が正しく表示されない場合があった不具合を修正した
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・セグメント桁のセグメント数が9以上の場合、8区間目と9区間目のセグメント長が入れ替わる場合があった不具合を修正した
Ver.10.01(2013-09-20)
◆不具合修正
◇概略設計
1)入力
・画面「床版形状」で、PC板厚の標準値が微小値誤差により正しく算出できない場合があった不具合を修正した
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・画面「設計結果」-「床版設計」の橋軸方向の結果表で、許容値OVERしたときの強調表示がされなかった不具合を修正した
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
・ダックスビーム工法のウェブ拡幅長の標準値を変更した
・ポステンホロー桁の場所打ちコンクリート単位体積重量の標準値を「24.5kN/m3」から「23.0kN/m3」に変更した
・横締めPC鋼材1S19.3のセット量を「3.5mm」から「4.0mm」に変更した
Ver.10.00(2013-07-10)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)入力
・連結桁で鉄筋配置が「かぶりを入力し必要鉄筋量を算出する」のとき、鉄筋配置を「主桁毎入力」に対応していない場合があった不具合を修正した
2)出力
・プレテンホロー桁の場合に、帳票「断面力計算」-「載荷荷重強度」の主桁自重荷重強度(支点横桁部)が正しくない場合があった不具合を修正した
※計算に影響はありません。
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)ダックスビーム工法の機能追加
・連結桁に対応した
・概略設計時の主桁桁高変化に対応した
・主桁桁高変化時の概算数量、積算計算に対応した
・主桁の設計(曲げの検討)に間詰め床版の橋軸方向応力度の計算を追加した
・PC鋼材の片引き緊張に対応した
・主桁の設計(連結部の検討)に連結部上縁鉄筋の鉄筋比照査機能を追加した
・同一セグメント内の横桁配置に対するエラーチェック(・同一セグメント内2つ以上の横桁不可)を追加した
・「設計結果」-「反力」画面の各桁反力表示時に、合計反力が負値となっている場合に注意コメントを表示する機能を追加した
2)セグメント数の上限値値変更
・セグメント桁のセグメント数の上限値を7から20に変更した
3)横桁間隔の入力方法の追加
・プレテンホロー桁の場合に、「横桁配置」画面での横桁間隔の入力方法に、「横桁間隔をそれぞれ入力する」機能を追加した
4)90日後のたわみ(2.3δA)の出力追加
・プレテン桁の場合、帳票に「90日後のたわみ(参考値)(2.3δA)」の出力を追加した
5)CSV出力機能の拡張
・CSV出力機能の反力に水平反力の出力を追加した
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・ダックスビーム工法の許容値と主桁形状等の標準値を変更した
・ダックスビーム工法の積算単価の初期値を変更した
Ver.9.03(2012-12-10)
◆不具合修正
◇概略設計
1)入力
・合成I桁の連結桁で、連結鉄筋配置を指定にしても指定した連結鉄筋量ではなく必要鉄筋量の計算を行う不具合を修正した
※Ver9.00以降に発生する不具合です。
Ver.9.02(2012-11-28)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・全体反力のP1荷重の計算で、載荷長(A活6.0m、B活10.0m)内での平均幅員を用いて反力計算していたが、各横断での幅員を正しく考慮して反力計算するように変更した
◇詳細設計
1)計算
・連結部断面の右側設計断面位置で曲げが0.0となる場合があった不具合を修正した
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)NEXCO 設計要領第2集(平成24年7月版)対応
・適用基準に「NEXCO設計要領(平成24年7月版)」を追加した
◇詳細設計
1)雪荷重の連結部での不利側考慮機能の追加
・雪荷重を連結部の設計では不利になる場合のみ考慮する機能を追加した
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・ポステンホロー桁の横桁クリープ係数の標準値を「2.8」から「2.6」に変更した
2)計算
・高強度鉄筋を使用したときに、斜引張鉄筋、ねじりの横方向鉄筋の計算や斜引張破壊の計算で降伏点応力度の345N/mm2(3500kgf/cm2)を上限とするように変更した
※道路橋示方書(平成24年3月版)に記述あり
◇詳細設計
1)計算
・連結部の設計での雪荷重の取り扱いを「雪荷重の連結部での不利側考慮機能の追加」に伴い変更した
Ver.9.01(2012-09-24)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・画面「設計主桁指定データ」で、表示される断面力が支間中央の値でない場合があった不具合を修正した
※表示されている断面力は間違っているが、最大曲げモーメント桁の自動選択は問題ありません
2)出力
・合成I桁で支間中央断面が出力されない場合があった不具合を修正した
◇詳細設計
1)入力
・ダックスビーム工法で下フランジ拡幅長をウェブ拡幅長の値に設定するとき、画面「下フランジ拡幅長」に入らなければ下フランジ拡幅長がセットされない場合があった不具合を修正した
2)出力
・帳票「断面力の算出」-「載荷荷重強度」の「充実区間」の単位表示を[kN]、[tf]から[kN/m]、[tf/m]に変更した
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
・PC板の乾燥収縮度の標準値を「25×10E-5」から「20×10E-5」に変更した
◇詳細設計
・ホロー桁充実断面で格子解析かつ横断有効範囲計算方法が”有効幅を考慮する”の場合、画面「頂版・横桁設計」の「配置情報」-「中間横桁間隔」の標準値を横桁間隔の1/2に変更した
※格子解析で使用する横桁剛度の有効幅の仕様と同じにしました
Ver.9.00(2012-06-18)
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)道路橋示方書(平成24年3月版)対応
・適用基準に「道路橋示方書(平成24年3月版)」を追加した
・鉄筋材質に「SD390」と「SD490」を追加した
2)応力度一覧表出力機能の追加
・応力度一覧表のEXCEL出力機能を追加した
※応力度一覧表出力機能を使用するためには、予め、Microsoft Excelがインストールされている必要があります。Microsoft Excelのバージョンは、2003、2007、2010に対応しています
2)CSV出力機能の拡張
・CSV出力機能に曲げ応力度の出力を追加した
◇詳細設計
1)任意活荷重の衝撃係数入力機能の追加
・任意活荷重の場合に、衝撃係数の入力機能を追加した
2)床版部の設計の外風荷重対応
・床版部の設計で、外風荷重に対応した
3)床版部の設計の引張鉄筋の計算の追加
・床版部の設計で、片持ち床版部(橋軸直角方向)の引張鉄筋の計算を追加した
Ver.8.12(2012-04-03)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・T桁で平面格子解析を行う場合に、画面「基本条件(詳細)」の格子剛度オプションで「主桁・横桁共にねじり剛度を無視」を選択しているときでも、主桁のねじり剛度を考慮した格子解析を行う場合があった不具合を修正した
※不具合が発生する条件は、格子剛度オプション=主桁・横桁共にねじり剛度を無視。かつ、主桁ねじり剛度算出オプション=ねじりに対する有効幅で算出する。の場合のみです
Ver.8.11(2012-03-08)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・ポステン(合成I桁除く)、プレテン連結桁で適用基準が「道路橋示方書」の場合、支点沈下による断面力の50%を設計断面力としていなかった不具合を修正した
◇概略設計
1)出力
・帳票「断面力計算」-「載荷荷重強度」の地覆荷重強度が正しくない場合があった不具合を修正した
※計算に影響はありません。
Ver.8.10(2012-03-01)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)出力
・帳票「設計総括」-「主桁の設計(曲げの検討)」で9径間以上のときの改ページが正しく行われない不具合を修正した
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)ダックスビーム工法に対応した
・ダックスビーム工法用の下フランジ拡幅機能を追加した
・ダックスビーム工法用の高強度繊維補強モルタルの応力度-ひずみ曲線を使用した曲げ破壊安全度の計算に対応した
※ダックスビーム工法の設計計算仕様は、ポステンT桁に準拠しています
2)帳票への群集荷重に関する記述の追加
・帳票「断面力の算出」-「載荷荷重強度」に群集荷重の縁石への載荷状態(載荷するor載荷しない)の表示を追加した
◆仕様変更
1)標準値の変更
・ホロー桁の頂版設計用鉄筋かぶりの標準値で、支間中央部を30.0mm、支点部を37.5mmに変更した
Ver.8.01(2011-11-21)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)出力
・セグメント桁で、帳票「主桁の設計(曲げの検討)」-「曲げ応力度に対する検討」のセグメント位置における温度考慮時の許容引張応力度に画面「材料データ」-「セグメント」で設定した値ではなく、「主桁」で設定した値を使用していた不具合を修正した
◇詳細設計
1)出力
・プレテンT桁でベンドアップを行うPC鋼材段数が中央断面のPC鋼材段数よりも少ないときに帳票「PC鋼材の配置」-「形状諸元」の定着点位置が正しくない場合があった不具合を修正した
※計算に影響はありません。
・適用基準がJH設計要領で連結桁のとき、帳票「曲げ応力度に対する検討」が強制終了する場合があった不具合を修正した
◆仕様変更
1)標準値の変更
・T桁と合成I桁の場所打ちコンクリートの許容圧縮応力度で、プレストレス導入直後のみ長方形断面を適用する仕様に変更した
・PC鋼材「SWPR7B 12S12.7」のセット量を8mmに変更した
Ver.8.00(2011-07-15)
◆不具合修正
◇詳細設計
1)計算
・水平バネを考慮した場合、「プレストレスによる2次軸力」の計算が正しくなかった不具合を修正した
・格子解析で任意活荷重(T荷重)の場合、群集荷重強度をデフォルト(3.5kN/m2)と異なる値を入力しても、常にデフォルトの荷重強度で計算される不具合を修正した
2)入力
・画面「橋面形状」で地覆形状が壁高欄タイプの場合、径間毎入力ができなかった不具合を修正した
・画面「床版設計用荷重」-「活・衝突・風荷重」にある「衝突荷重」と「高欄推力」の「荷重強度」の単位表示を[kN]、[tf]から[kN/m]、[tf/m]に変更した
3)出力
・帳票「設計総括」-「セグメント桁の設計」で従来単位系のときの許容値に間違いがあった不具合を修正した
・帳票「設計総括」-「中間横桁の設計」で全中間横桁を設計するときに、PC鋼材本数が常に最初の中間横桁のものを出力していた不具合を修正した
・帳票「断面力の算出」-「載荷荷重強度」で従来単位系のときの荷重単位に間違いがあった不具合を修正した
・帳票「落橋防止構造に対する端横桁の検討」-「主桁と横桁のずれに対する検討」で「接合面のせん断鉄筋量(2箇所分)」の項目に1箇所分の鉄筋量のみ出力していた不具合を修正した
※計算に影響はありません。
◇概略設計
1)入力
・画面「床版設計用荷重」にある「衝突荷重強度」の単位表示を[kN]、[tf]から[kN/m]、[tf/m]に変更した
2)出力
・帳票「総括表」-「横桁」でモーメント最小の曲げ破壊安全度が出力されない場合があった不具合を修正した
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
1)帳票への雪荷重に関する記述の追加
・帳票「設計条件」と「設計総括」(詳細のみ)に雪荷重強度と載荷状態(持続荷重or一時荷重)の表示を追加した
2)標準値の変更
・コンクリートやPC鋼材など材料データの標準値を見直し変更した
※変更後の値は、標準値設定マニュアルで確認してください
◇概略設計
1)縁石の群集荷重載荷機能の追加
・縁石に群集荷重を載荷するか否かの選択を追加した
◇詳細設計
1)断面力入力機能の拡張
・格子解析の場合に、「自重(主桁・場所打ち)、構造系変化2次力」の断面力入力機能を追加した
2)連結部の検討の設計便覧対応
・連結部の検討の中で、切欠き位置での圧縮応力度照査を行っていたが、『コンクリート道路橋設計便覧 平成6年2月 (社)日本道路協会』に従い、横桁位置(横桁面)での照査を行えるようにした
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・画面「床版設計用荷重」の衝突・高欄推力荷重を少数第2位まで入力できるように変更した
2)計算
・設計断面位置での曲げモーメントを補間計算するときの精度を向上した
・画面「横桁形状」の「標準値セット」ボタンを押したとき、ホロー桁の場合は斜角を考慮した横桁厚をセットするように変更した
3)出力
・帳票「反力」の帳票レイアウトを変更し、構造系変化2次力を含んだ死荷重合計を出力するようにした。
Ver.7.12(2010-12-01)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・支点沈下を考慮した設計を行う場合、支点沈下量0mmが入力された支点に内部デフォルト値(支間長の0.05%)が設定され計算する不具合を修正した
◇概略設計
1)入力
・プレテンホロー連結桁で、画面「設計計算」-「諸係数」の横桁のクリープ係数が入力できない不具合を修正した
◇詳細設計
1)入力
・耐力照査を行う場合、斜引張鉄筋量に0.01未満の値が入力できない(0.001など)不具合を修正した
・変位制限構造に対する端横桁の検討を行う場合、設計水平震度に0.1未満の値が入力できない(0.05など)不具合を修正した
2)確認図・DXF出力
・端横桁構造図が正しく描画できない場合があった不具合を修正した
※計算に影響はありません。
3)出力
・帳票「設計総括」-「横桁の設計(端横桁の検討)」が出力されない場合があった不具合を修正した
Ver.7.11(2010-10-01)
◆機能追加
◇詳細設計
1)計算
・平面格子解析での支点横桁の曲げ有効範囲の算出において使用する支持支間を「主桁直角方向の値」と「支点横桁横断方向の値」で選択できるようにした
※Ver7.10以前は、「主桁直角方向の値」を支持支間としていました
※この支持支間は、端横桁の設計にも適用されます
2)出力
・プレテン桁の場合、帳票「軸方向鉄筋量の集計」に「鉄筋量を参考値として出力している」旨のコメントを追加した
◆不具合修正
◇概略設計
1)出力
・プレテン桁の場合、帳票「入力データ(確認用)」で主桁鋼材配置の本数、距離が正しく出力されない場合があった不具合を修正した
Ver.7.10(2010-09-01)
◆機能追加
◇詳細設計
1)オプションとして端横桁設計機能を追加した。(別途ライセンスが必要。)
・「PC橋の支承部および落橋防止システムに関する設計資料(案)H17.7」に従い、以下の新機能を追加した。
・端横桁設計(曲げ、せん断、ねじりに対する検討)
・落橋防止構造に対する端横桁の検討
・変位制限構造(アンカーバー)に対する端横桁の検討
◆不具合修正
◇詳細設計
1)出力
・帳票「設計条件」-「使用材料及び許容応力度」に出力している場所打ちコンクリートの単位体積重量が、主桁コンクリートの単位体積重量になっていた不具合を修正した。
※計算に影響はありません。
・帳票「主桁の設計(連結部の検討)」-「概略鉄筋配置」に出力している鉄筋本数が必要鉄筋量より少ない鉄筋量になる時がある不具合を修正した。
Ver.7.01(2010-06-29)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・活荷重L-14の場合、荷重強度にSI単位系変換時の誤差が生じる不具合を修正した
◇詳細設計
1)入力
・ねじりを考慮した設計を行う場合、画面「主桁斜引張鉄筋」に進入できないときがあった不具合を修正した
Ver.7.00(2010-06-14)
◆機能追加
◇詳細設計
1)設計計算書用の斜角入力機能の追加
・線形CSV連動のときに、帳票「設計条件」と「設計総括」に出力する斜角を調整できる機能を追加した
2)単純橋の平面格子解析での鉛直バネ支承対応
・単純橋で平面格子解析のときに、鉛直バネ支承を考慮した橋面・活荷重の断面力解析に対応した
3)歩道側の衝突荷重を考慮した床版設計への対応
・歩道側の片持床版部の設計に、輪荷重と衝突荷重を考慮した床版設計計算に対応した
4)プレテン桁のねじりを考慮した設計計算への対応
・プレテン桁で平面格子解析のときに、ねじりを考慮した設計計算に対応した
※プレテン桁でねじりを考慮した設計を行う場合、PC鋼材や鉄筋の配置に施工上問題がないことを必ずご確認下さい
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)出力
・帳票「設計条件」に、単位体積重量の出力を追加した
◇詳細設計
1)計算
・接合キーの計算で、終局時せん断力の絶対値最大時と同じケースの終局時ねじりモーメントを使用していたが、絶対値最大の終局時ねじりモーメントを抽出し使用するように変更した
◆不具合修正
◇詳細設計
1)入力
・画面「主桁斜引張鉄筋」と「中間横桁鉄筋」でねじりによる横方向鉄筋の径とピッチを入力した場合、斜引張鉄筋と同じ2本分の鉄筋量が計算される不具合を修正した
2)結果画面
・画面「主桁設計」に表示される”ねじりによる斜引張破壊に対する耐力”の安全度が、常に軸方向鉄筋から計算される耐力に対する安全度であった不具合を修正した
※横方向鉄筋と軸方向鉄筋それぞれから計算される耐力のうち、小さい方を使用して安全度を算出するように変更した
Ver.6.02(2010-02-17)
◇概略設計
1)計算
・合成I桁のときのたわみの計算において、以下の変更を行った
・構造系変化二次力(クリープ)のたわみ算出式において断面力と同様に(1-exp(-φ))を乗じていたが、φを乗じる算出式に変更した。
(変更前)δφ=((δd0-δd1) + (δp0-δp1))×(1-exp(-φ))
(変更後)δφ=((δd0-δd1) + (δp0-δp1))×φ
ここで、
δφ :構造系変化二次力(クリープ)のたわみ
δd0 :最終構造系を一度に施工すると仮定した場合の主桁自重、横桁・床版自重によるたわみ
δd1 :単純梁における主桁自重、横桁・床版自重によるたわみ
δp0 :最終構造系を一度に施工すると仮定した場合のプレストレスによるたわみ
δp1 :単純梁におけるプレストレスによるたわみ
φ :主桁連結以降のクリープ係数
・構造系変化二次力(クリープ)で、単純梁におけるたわみを算出する際の剛性に、床版合成断面ではなく主桁断面の断面性能を用いるようにした。
・主桁自重および導入直後プレストレスによるたわみを算出する際のヤング係数に、設計荷重時ヤング係数ではなく導入時ヤング係数を用いるようにした。
・完成構造系が単純桁の場合には構造系変化二次力(乾燥収縮差)によるたわみを算出していなかったが、算出するようにした。
・構造系変化二次力(乾燥収縮差)によるたわみ算出式は、乾燥収縮差モーメント荷重を連結桁に作用させて求めたたわみに(1-exp(-φ)/φ)を乗じる算出式としていたが、(1-exp(-φ)/φ)を乗じない算出式に変更した。
◇概略設計/詳細設計
1)計算
・ポステン・プレテン連結桁のときのたわみの計算において、以下の変更を行った
・構造系変化二次力(クリープ)のたわみ算出式において断面力と同様に(1-exp(-φ))を乗じていたが、φを乗じる算出式に変更した。
(変更前)δφ=((δd0-δd1) + (δp0-δp1))×(1-exp(-φ))
(変更後)δφ=((δd0-δd1) + (δp0-δp1))×φ
ここで、
δφ :構造系変化二次力(クリープ)のたわみ
δd0 :最終構造系を一度に施工すると仮定した場合の主桁自重、横桁・床版自重によるたわみ
δd1 :単純梁における主桁自重、横桁・床版自重によるたわみ
δp0 :最終構造系を一度に施工すると仮定した場合のプレストレスによるたわみ
δp1 :単純梁におけるプレストレスによるたわみ
φ :主桁連結以降のクリープ係数
Ver.6.01(2009-07-27)
◆不具合修正
1)帳票・DXF出力
・ポステン桁のとき、PC鋼材配置図(断面図)が設計主桁の配置図ではなく、常にG1主桁の配置図になっていた不具合を修正した
(設計計算への影響はありません)
2)DXF出力
・DXF出力で指定した保存場所とは異なる場所にDXFファイルが保存されることがある不具合を修正した
(フォルダ名や、ファイル名に「.(ドット)」が含まれる場合にのみ発生していました)
◆Ver6.00で発生した不具合の修正(下記不具合は、Ver5.03以前では発生しません)
1)計算
・ダイヤフラムの荷重算出において、場所打ち自重扱いの場合にも主桁単位体積重量で計算していた不具合を修正した
・単純桁で桁高変化ありの場合、左側端支点部のダイヤフラム荷重算出に、右側端支点部の桁高を用いていた不具合を修正した
・ポステンT下フランジ付桁で、オプション「中間横桁部に場所打ち自重扱いの荷重を載荷する」が無効のときでも、中間横桁部のダイヤフラム荷重を、場所打ち自重扱いとして考慮するときがある不具合を修正した
(ポステンT下フランジ付桁以外で作成したデータをポステンT下フランジ付桁に変更した場合に発生する可能性があります。)
・ポステンT桁で、2段ハンチかつウェブ拡幅する一部のケースのときに発生する、ダイアフラム形状入力による荷重値計算の不具合を修正した。
Ver.6.00(2009-07-07)
◆機能追加
◇ダイヤフラム入力機能の追加(概略設計/詳細設計)
・ダイヤフラム形状の寸法値入力機能を追加した
※対応橋種:T桁、合成I桁
・ダイヤフラムの荷重値入力機能を追加した
※対応橋種:T桁、H桁
◆仕様変更
◇活荷重全体反力
・幅員変化(車道、歩道)する橋梁の活荷重全体反力算出仕様を変更した
◇床版鋼材の標準値(リラクセーション率)
・床版鋼材の標準値(リラクセーション率)を以下のとおり変更した
通常品 :7.0%→5.0%
低リラクセーション品:2.5%→1.5%
◆不具合修正
◇概略設計
・画面「設計結果」-「主桁設計」の設計荷重時(最大・最小)の値が0.000で表示される時がある不具合を修正した
・合成I桁で、最終径間の右端桁がかり長と端支点横桁幅が同値の場合、最終格点において、PC板面積を考慮した床版面積により床版自重が計算されていた不具合を修正した
◇詳細設計
・帳票「P*-P* 床版の設計」-「合成曲げ応力度」が目次に表示されず、目次番号がずれる不具合を修正した
・設計主桁毎に設計断面数が異なる場合、画面「設計結果」-「設計断面力」でエラーストップする不具合を修正した
◇概略設計/詳細設計
・ポステンH桁の場合、画面「確認図」-「横断面図」で端部を描画すると中空断面が正しく描画されない不具合を修正した
・合成応力度の出力で、床版上縁の許容応力度(温度差考慮時)に主桁の設計基準強度を使用した許容応力度を出力していた不具合を修正した
・曲げ破壊の計算で圧縮応力が正しく計算できない時がある不具合を修正した
Ver.5.03(2009-01-26)
◆不具合修正
1)入力
・画面「概略積算計算」-「積算データ」の「初期値を使用」ボタンを押すとエラーストップする不具合を修正した
Ver5.02において、画面「概略積算計算」-「積算データ」の「初期値を使用」および「標準値を使用」ボタンを押した際に使用する単価テーブルがインストールされない不具合を修正した
Ver.5.02(2008-11-25)
◆機能追加
◇詳細設計
・詳細連結桁で適用基準「JH設計要領」を選択した場合に主桁設計オプション「構造系変化2次力±30%」を考慮するか否かを選択できる機能を追加した
◆不具合修正
1)計算
・鋼材長さの算出において、床版横締角度を入力しても中間横桁交角で算出していた不具合を修正した
2)図
・座標入力時、断面の確認図で拝み勾配頂点位置ラインがマイナス位置にあってもプラス位置で表示される不具合を修正した
Ver.5.01(2008-09-22)
◆不具合修正
1)計算
・構造系2次反力は設計主桁内で最大値を抽出しているが、設計主桁を変更した際に、変更前の設計主桁と変更後の設計主桁の中から最大値を抽出していた不具合を修正した
・横桁の鋼材偏心量が0.0に近いとき(0.00001など)断面諸量の計算が正しく行われない不具合を修正した
2)帳票
・ギヨンによる断面力解析で幅員変化の場合、「断面力算出」-「荷重強度」-「橋面荷重」に表示される平均車道マウント厚の計算式で始端側の幅員を用いて計算していた不具合を修正した
・線形CSV連動かつ桁高変化(2次放物線変化)するホロー桁で、中間横桁が支間中央にない場合、帳票「断面力算出」-「載荷荷重強度」-「場所打ち自重」に"支間中央"の項目が出力される不具合を修正した
3)結果画面
・横桁鋼材配置図の描画が正しく描画されない不具合を修正した
Ver.5.00(2008-06-16)
◆機能追加
1)床版設計機能の追加(詳細設計)
・左右張出長、床版横締角度の入力に対応した。
・橋面荷重の任意入力に対応した。
・ポステンT桁の場合、桁端部のウェブ厚に主桁ウェブ拡幅を考慮できるようにした。
・中央径間の桁端部の設計で活荷重を2倍しない設計に対応した。
・曲げ破壊安全度の計算を追加した。
・上記の機能追加に伴い、画面と帳票の追加、修正を行った。
2)材料データの入力追加(概略設計/詳細設計)
・画面「材料データ」のコンクリートタブに許容圧縮応力度-桁連結時、温度考慮時、支点沈下時と許容引張応力度-桁連結時、温度考慮時、支点沈下時を追加した。
・画面「材料データ」のセグメントタブに許容引張応力度-温度考慮時を追加した。
・上記の入力追加に伴い、画面、帳票、図面「構造一般図」の追加、修正を行った。
◆不具合修正
1)入力
・合成I桁の場合に画面「入力データ」-「横桁形状」のRC床版下縁から横桁上縁までの距離のエラーチェック(上限)が行われていなかった不具合を修正した。
・ポステンホロー桁かつ拡幅ありの場合、主桁断面図の中空部下ハンチ高が高さ一定となっていた不具合を修正した。
・車道橋で中央分離帯ありの場合、片勾配を選択できないように修正した。
2)計算
・床版の橋軸方向の設計で、鉄筋量入力として計算した後に必要鉄筋量を算出する計算に変更しても、先に入力された鉄筋量で計算していた不具合を修正した。
・車道橋で横断勾配を考慮したデータを歩道橋に変更し利用した場合、車道橋のときに設定された横断勾配が歩道橋でも考慮され地覆荷重に反映されていた不具合を修正した。
3)帳票
・右車道の場合に縁石荷重の値が入力した値ではなく、内部計算値だった不具合を修正した。
・連結ホロー桁の反力のCSV出力で、各桁反力を1列ずれて出力していた不具合を修正した。
・下フランジ付きかつ拡幅ありの場合、帳票「断面力算出」-「載荷荷重強度」に表示されている主桁断面図の桁端断面で下ハンチ高が標準断面と同じ値になっていた不具合を修正した。
・単純ポステンホロー桁かつ桁高変化の場合、帳票「載荷荷重強度」-「主桁自重」の主桁拡幅開始点、終了点の左支点からの距離が左桁端からの距離で出力されていた不具合を修正した。
・スターラップ間隔を入力しても帳票「入力データ(確認用)」で必ず125mmと出力されていた不具合を修正した。
・帳票「セグメント桁の設計」-「接合キーに対する検討」-「鋼製接合キー埋め込み部コンクリートの支圧応力度に出力されている架設時-圧縮応力度の値が小数点以下切捨てになっていた不具合を修正した。
4)結果画面
・画面「設計結果」-「主桁設計」の斜引張破壊に対する耐力で安全率を計算する際に、終局時せん断力からプレストレス鉛直分力を引いたものを使用していた不具合を修正した。
Ver.4.02(2007-09-21)
◆不具合修正
◇概略設計
・ポステンT桁のバルブT桁の場合、画面「主桁形状」の標準値セットボタンが使用できない不具合を修正した。
・帳票「床版の設計」-「片持床版部の設計」で、活荷重無載荷時の”荷重”応力度が活荷重載荷時のものになっていた不具合を修正した。
※合成応力度の計算は問題ない。
◇詳細設計
・プレテンホロー桁で充実断面の場合、帳票「断面力の算出」-「載荷荷重強度」-「主桁自重」での主桁断面積の単位がmm2になっていた不具合を修正した。
※正しくは、m2で荷重強度の計算は問題ない。
Ver.4.01(2007-08-17)
◆機能追加
◇概略設計
・JIP-COMPO「PCコンポ橋設計システム」にデータを連動するファイル(拡張子.NTC)を出力する機能を追加した。※ JIP-COMPO Ver 4.19以降
◆仕様変更
◇概略設計
・『PCコンポ橋 設計・施工の手引き[改訂版] 平成19年5月 (社)プレストレスト・コンクリート建設業協会』に従い、以下の項目の初期値・標準値を見直した。
・主桁PC鋼材の材質
・主桁フランジ端からの最小張出長
・桁高
・主桁形状(ウェブ厚、下フランジ高、切欠き幅)
・床版形状(場所打ち床版厚、PC板厚)
・横桁ダイアフラムのハンチ幅
・中間横桁上端と床版との空隙高
◇概略設計/詳細設計
・鉄筋種別の初期値を”SD345”に変更した。
◆不具合修正
◇詳細設計
・プレテンホロー桁充実断面かつギヨン・マソネのα・θ算出用剛度を主桁総断面にした場合、主桁ねじり係数を正しく計算できない不具合を修正した。
・連結部の設計で、終局時の鋼材比が正しく計算できない不具合を修正した。
・平面格子解析かつ追加ラインを使用した場合、、帳票「断面力の算出」-「格子解析モデル」-「ライン座標」が正しく出力されないときがあったので修正した。
・連結桁で切欠き位置を考慮した場合、帳票「主桁の設計(曲げの検討)」-「設計断面位置」の切欠き位置での床版幅出力が正しく出力されないときがあったので修正した。
・連結桁で切欠き位置を考慮した場合、帳票「主桁の設計(連結部の検討)」-「設計断面力」の切欠き位置での断面力出力が正しく出力されないときがあったので修正した。
Ver.4.00(2007-06-18)
◎プロテクトキーを認識するためのユーティリティを更新しましたので、HASPドライバ、ライセンスマネージャ、JSPユーティリティの最新版をご利用ください。
◆機能追加
◇詳細設計
・プレテンT・ホロー桁の「せん断に対する軸方向鉄筋の計算」で使用する降伏点応力度について、鉄筋とPC鋼材で上縁・下縁それぞれで選択できるオプションを追加した。
・連結桁かつ切欠き位置を設計する場合、切欠き位置の許容圧縮応力度を「場所打ちコンクリート設計基準強度×1/3」と「主桁コンクリート設計基準強度×1/3」のどちらかを選択できるオプションを追加した。
※従来は「場所打ちコンクリート設計基準強度×1/3」のみ使用していた
◇概略設計/詳細設計
・ポステンT単純桁のPC鋼材上縁定着に対応した。
・ホロー桁の頂版設計に対応した。
・画面「材料データ」に頂版設計で使用する「許容押抜きせん断応力度」の項目を追加した。
・プレテンホロー単純桁の「上フランジ付き桁」、「建設省PRH桁」、「Iスラブ桁」形状に対応した。
・画面「設計結果」-「主桁設計」の表示において、連結部切欠き区間内の設計断面位置に、”K”を表示するようにした。
・確認図、DXF出力図で、マウスを使用して図を任意に移動できる機能(リアルタイム移動機能)を追加した。
◆仕様変更
◇詳細設計
・連結部の計算で下フランジ圧縮側の有効幅を考慮する場合、曲げ応力度の計算だけではなく曲げ破壊安全度の計算でも有効幅を考慮するように変更した。
※従来の曲げ破壊安全度の計算は、場所打ち部を含んだ全断面有効で計算していた
◆不具合修正
◇概略設計
・数量計算後の工費の帳票-章番号が1つ飛びになる不具合を修正した。
・合成I桁のPC版厚の標準値セットが標準値マニュアルと異なる不具合を修正した。
◇詳細設計
・平面格子解析かつねじり考慮で、ねじり有効幅が主桁上フランジ幅より内側にくる場合、ねじり剛度が正しく計算されない不具合を修正した。
・平面格子解析かつ歩道無しで車道勾配が片勾配の場合、右側地覆高さに車道右側マウント厚が考慮されていなかった不具合を修正した。
・画面「印刷」の「主桁番号を変更する」にチェックがはいっていても、主桁番号が変更されない帳票があったので修正した。
・プレテンホロー桁かつ充実区間ありの場合の帳票「載荷荷重強度」-「主桁自重」-「充実区間」の荷重強度の出力不具合を修正した。
・平面格子解析の場合、帳票「断面力の算出」-「格子解析モデル」-「ライン座標」の”2点間比例タイプ”でのライン名称が選択したものと異なっているときがあったので修正した。
・ホロー桁かつ平面格子解析の場合、帳票「断面力の算出」-「格子解析モデル」-「横桁剛度」の有効幅算定表において、主桁純間隔と主桁ウェブ幅の値が正しく表示されない不具合を修正した。
※有効幅の計算は正しく行われている
◇概略設計/詳細設計
・導入直後プレストレスのセットによる減少量計算で、不動点が求められずエラーストップする場合があったので修正した。
・DXF「構造一般図」でエラーストップする場合があったので修正した。
Ver.3.05(2007-02-06)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)設計計算
・活荷重の種類がL荷重以外の時、支点沈下による断面計算が正しく計算できない場合があったので修正した。
◇詳細設計
1)出力/帳票
・画面「出力」-「DXF出力(設計)」-「主桁鋼材配置図」で強制終了する場合があったので修正した。
・帳票「床版の設計」が正しく出力できない場合があったので修正した。
・帳票「主桁の設計(せん断の検討)」-「斜引張破壊に対する耐力の検討」-「ねじりモーメントによる斜引張破壊に対する耐力の計算」が出力できない不具合を修正した。
・画面「形状データ」-「横桁形状」で中間横桁形状を「横桁毎入力」で入力した場合、帳票「横桁の設計(中間横桁の検討)」-「断面諸量」の横桁ウェブ厚が正しく出力されない不具合を修正した。
※設計計算は正しい横桁ウェブ厚で計算している
・水平バネを考慮し、設計主桁が2本以上の時、帳票「反力」-「各桁反力」-「水平反力」が出力できない場合があったので修正した。
Ver.3.04(2006-10-11)
◆機能変更
・プロテクトキーを認識するためのユーティリティを更新した。
◆不具合修正
◇詳細設計
1)入力
・活荷重種類が”TT43(JH)”(旧JH設計二集のTT43活荷重)の時、画面[活荷重]の”支間長より設定”(割増計算自動設定機能)が正しく実行できない場合があったので修正した。
2)断面力計算
・平面格子解析かつ活荷重種類が”TT43(JH)”(旧JH設計二集のTT43活荷重)の場合、T荷重用の衝撃係数で計算していた不具合を修正した。
3)設計計算
・中間横桁の設計の「斜引張鉄筋の計算」において「コンクリートが負担できる平均せん断応力度」を、設計荷重時のコンクリートの平均せん断応力度を使用せず、最大値を使用していた不具合を修正した。
4)出力/帳票
・径間内に中間横桁が複数あり、中間横桁の設計方法が「全中間横桁を設計する」の場合、画面「設計結果」-「横桁設計」の応力度結果に、径間内のひとつめの結果を繰返し出力していた不具合を修正した。
・帳票「横桁の設計(中間横桁の検討)」-「設計概要」の節名が目次と出力で異なっていたので「設計概要」に統一した。
※設計二集:設計要領第二集 平成2年7月
Ver.3.03(2006-09-01)
◆機能追加
◇概略設計/詳細設計
・「メニューバー-ヘルプ」に「FAQ(F)...」メニューを追加した。
※「FAQ(F)...」メニューを選択すると当社ホームページ(FAQページ)のURLを表示したダイアログを起動する
◆不具合修正
◇詳細設計
1)断面力計算
・平面格子解析かつ桁高変化タイプが各断面入力の時、格子解析用剛度が正しく計算されない場合があったので修正した。
・線形CSV入力で追加ラインを張出し長入力タイプで設定した時、格子解析が実行できない場合があったので修正した。
2)出力/帳票
・画面「荷重データ-橋面荷重」の「橋面形状より荷重を計算しない」オプションを有効にした場合、帳票「断面力の算出-載荷荷重強度」の荷重の単位が正しく表示されない不具合を修正した。(表示のみの不具合。設計計算は、正しい単位で計算している)
・従来単位系の場合、帳票「設計条件-使用材料及び許容応力度」のPC鋼材許容値の単位が正しく表示されない不具合を修正した。(表示のみの不具合。設計計算は、正しい単位で計算している)
Ver.3.02(2006-08-03)
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)数量計算
・プレテンホロー連結桁で3径間以上の場合、中央径間の連結部間詰めコンクリート体積が正しく計算できない不具合を修正した。
※Ver3.00以降のみ発生する不具合。Ver2.06以前は不具合なし。
◇詳細設計
1)設計計算
・プレテンホロー桁かつ断面力入力かつ設計主桁が4本以上の場合、設計主桁4本目以上の設計計算が入力された断面力で計算できない不具合を修正した。
2)出力/帳票
・ポステン桁かつセグメント工法の場合、帳票「セグメント運搬時の曲げに対する検討」の吊り点位置(L1)に「吊り点間隔の係数」を常に”0.9000”として計算した値を表示していた不具合を修正した。
※設計計算は、入力された正しい値で計算している
Ver.3.01(2006-07-12)
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・材料データの以下の標準値を変更した。
①プレテンホロー桁の場所打ちコンクリートの単位重量を24.5kN/m3(2.50tf/m3)から23.0kN/m3(2.35tf/m3)に変更した。
②コンクリートのプレストレス導入時基準強度と弾性係数の見直しを行った。
※詳細な内容は”標準値設定マニュアル”の改訂版(保守契約締結ユーザー様へ配布)をご確認ください。
◇詳細設計
1)入力画面
・線形CSV連動の場合、[構造データ]-[橋面形状]-「幅データ」で表示している値を、各橋脚方向の値に変更した。
※従来は道路中心に対して法線方向の値を表示していた。
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)設計計算
・床版の輪荷重による設計曲げモーメントが、道路橋示方書(平成14年版)の表-7.4.2と表-7.4.3の割増係数を考慮していない不具合を修正した。
・平均せん断応力度の計算において、プレテン桁の場合、設計せん断力にプレストレスによる鉛直分力を加算するときがある不具合を修正した。
・斜引張鉄筋の計算において、水平バネ支承考慮かつ終局時曲げモーメントの符号が正負混合の場合、コンクリート応力度が部材引張縁で 0 となる曲げモーメントの算出に、軸力による応力度を考慮していない不具合を修正した。
2)数量計算
・PC鋼材でボンドコントロール有りの場合、ボンドレス区間がPC鋼材延長に考慮されていない不具合を修正した。
◇概略設計
1)出力/帳票
・ホロー桁かつ中空断面の場合、帳票「総括表-横桁」の主桁部曲げ破壊安全度の許容値が表示されていない不具合を修正した。
◇詳細設計
1)入力
・線形CSV連動の場合、座標が連動されないときがある不具合を修正した。
2)設計計算
・ポステンT桁で連結かつ切欠き位置を考慮する場合、切欠き位置の導入直後プレストレスが正しく計算できない不具合を修正した。
・格子解析かつ「橋面荷重-添架物」の載荷位置を負符号で入力した場合、活荷重による全体反力が正しく計算できない不具合を修正した。
・ホロー桁の場合、中間横桁の曲げ破壊の検討で、間詰め断面の有効高が正しく計算できない不具合を修正した。
3)出力/帳票
・任意活荷重の場合、帳票「設計条件」の衝撃係数が正しく表示されないときがある不具合を修正した。
・斜引張破壊耐力の計算を行っていない場合、帳票「設計総括-中間横桁の設計」が出力できない不具合を修正した。
・平面格子解析かつ桁高変化で横桁有効幅を構造中心の長さから算出する場合、帳票「断面力の算出-格子解析モデル」の横桁剛度内訳がG1主桁の情報しか表示されていない不具合を修正した。
・帳票「横桁の設計-プレストレスの計算-PC鋼材図心位置のコンクリート応力度」の全死荷重曲げモーメントの値が、PC鋼材偏心量が"0.0"のときに正しく表示されないときがある不具合を修正した。
・プレテンホロー桁かつ充実断面の場合、DXF「横桁形状図」が正しく描画されない不具合を修正した。
Ver.3.00(2006-05-10)
◆機能追加
◇概略設計
・プレテンT・ホロー桁、ポステンホロー桁の中間横桁の設計に「曲げ破壊の検討」を追加した。
◇詳細設計
・プレテンT・ホロー桁、ポステンホロー桁の桁高変化に対応した。
※ポステンT桁を含め詳細設計全橋種対応。
・水平バネ支承の入力を可能にし、軸力考慮の設計を行えるようにした。
・中間横桁毎の形状入力を追加した。
・中間横桁の設計に「曲げ破壊の検討」「せん断、ねじりの検討」を追加した。
・主桁の設計計算で決定した必要鉄筋量、最小鉄筋量グラフのDXF出力機能を追加した。
・「斜引張破壊に対する耐力を確保するための軸方向鉄筋量」の計算及び帳票を追加した。
◆仕様変更
◇概略設計/詳細設計
1)ギヨン・マソネ解析時のα、θの算出方法
・連結桁で横桁間隔が径間毎に異なっていた場合、各径間の横桁間隔を使用するように変更した。
※従来は横桁間隔が径間毎に異なっていた場合、全ての径間で中央径間の横桁間隔を使用していた。
・ポステン連結桁の場合、ザットラーの補正用単純桁たわみ算出に使用する断面2次モーメントを、各径間内の断面力算出位置での断面2次モーメントの平均になる算出方法に変更した。
※従来のザットラーの補正用単純桁たわみ算出に使用する断面2次モーメントは、各径間の左支点と右支点でのみ平均して算出していた。
2)中間横桁の設計
・全径間ピックアップ時の主桁間隔及び横桁間隔、床版の横締め情報の取得を、設計する中間横桁の属する径間のものを使用するように変更した。
※従来は画面[設計計算オプション]-[床版・横桁設計]-「床版横締め情報を参照する径間番号」で選択された径間のものを使用していた。そのため、画面での「床版横締め情報を参照する径間番号」選択機能は廃止した。
3)連結部設計
・設計検討断面をピア中心に統一した。
・切欠き位置の検討を追加した。
・プレテンホロー桁の場合、設計断面位置-切欠き断面の間詰め換算断面で中空部に間詰めを考慮するように変更した。
・断面力の組合せケース全てについて曲げ応力度の検討を行うように変更した。
※従来は常時換算した1ケースについてのみ検討を行っていた。
・桁タイプによらず支点位置の断面力を設計断面力に考慮する/しないを選択可能にした。
※従来は、プレテンホロー桁は支点位置の断面力を考慮し、プレテンT桁、ポステンT桁は支点位置の断面力を考慮しないとしていた。
※概略設計のプレテンホロー桁の場合、断面力算出位置を統一するため、支点位置の断面力を考慮しないように変更した。
・ポステンT桁の場合、下フランジ圧縮側の有効幅を考慮できるようにした。
◆不具合修正
◇概略設計/詳細設計
1)入力
・連結鉄筋で、第2中間支点以降の鉄筋量入力のエラーチェックが行われない場合があったので修正した。
・プレテンホロー桁(BS18)の主桁鋼材配置の標準値が設計製造便覧(平成16年版)の正誤表に対応していない不具合を修正した。
2)断面力計算
・平面格子解析かつ中央分離帯なし、かつ拝み勾配の場合、車道マウント荷重を無視しても拝み勾配右側が考慮されていた不具合を修正した。
3)設計計算
・ポステンホロー桁でB活荷重-Tの場合、T荷重による全体反力の値が正しく計算されない不具合を修正した。
・温度差2次算出において、拡幅区間内の断面力算出位置で床版部断面積が正しく計算されない不具合を修正した。
・斜引張応力度の計算において、拡幅区間内の設計断面位置で断面1次モーメントが正しく計算されない不具合を修正した。
3)出力/帳票
・帳票「入力データ(確認用)-主桁鋼材配置」の支間中央配置の各段本数が出力されていない不具合を修正した。
◇概略設計
1)断面力計算
・合成I桁において、任意活荷重にB活荷重Tタイプを選択した場合、T荷重の割り増し係数が掛からない不具合を修正した。
2)設計計算
・合成I桁において、横桁設計で曲げ破壊安全度が正しく計算できない場合があったので修正した。
2)出力/帳票
・ポステンホロー桁で帳票「設計条件-構造寸法-(1)主桁側面図」のポンチ絵と表の記号が一致していない不具合を修正した。
◇詳細設計
1)入力
・線形CSV入力の場合、画面[追加橋面荷重]-「分布荷重 L2」にCLラインを設定できない不具合を修正した。
・画面[橋面荷重]-「橋面形状より荷重を計算しない」オプションの左側縁石、右側縁石が有効にならない不具合を修正した。
・画面[活荷重]の入力において、平面格子解析かつ任意活荷重を選択すると、意図した値が入力されない場合があったので修正した。
2)断面力計算
・平面格子解析の時、線形CSVの座標値と平面格子解析で使用する座標値が一致しない場合があったので修正した。
・橋面荷重数と追加橋面荷重数の合計が13以上の場合、平面格子解析が実行できない不具合を修正した。
3)出力/帳票
・DXF「構造一般図-主桁側面図」のダイヤフラム形状が正しく描画されない場合があったので修正した。
・帳票「総括」の以下の不具合を修正した。
①重力単位系に対応していない個所があったので不具合を修正した。
②「主桁の設計(曲げ)」の死荷重時曲げ応力度が、雪荷重オプション「一時荷重(終局荷重作用時)」であっても雪荷重を考慮した値が出力されていた不具合を修正した。
③「主桁の設計(曲げ)」の曲げ破壊比較安全度が、連結部の曲げ破壊安全度の値になっていた不具合を修正した。
④「主桁の設計(せん断)」の斜引張応力度が、照査位置以外の斜引張応力度の値になっていた不具合を修正した。
⑤「セグメント桁の設計」の死荷重時曲げ応力度が、雪荷重オプション「一時荷重(終局荷重作用時)」であっても雪荷重を考慮した値が出力されていた不具合を修正した。
⑥「セグメント桁の設計」のせん断キーの個数が、入力した個数と異なっていた不具合を修正した。
・帳票「断面力の算出-載荷荷重強度-主桁自重の充実部」のホロー桁かつ上フランジ厚ボイド毎変化の時、荷重値が正しく計算されない場合があったので修正した。
・帳票「断面力の算出-場所打ち自重-支点上横桁」の左側端支点横桁自重が正しく出力されない場合があったので修正した。
・帳票「断面力の算出-載荷荷重強度-橋面荷重」の平均車道マウント厚の荷重計算が正しく表示されない場合があったので修正した。
・群集荷重かつギヨン・マソネ法の場合、帳票「ギヨン・マソネ荷重分配の計算」の歩道舗装、群集荷重の値が"0.000"で表示されていた不具合を修正した。
・帳票「横桁の設計-プレストレスの計算-床版内PC鋼材」のPC鋼材断面積が横桁のPC鋼材断面積になっていた不具合を修正した。
Ver.2.06(2005-12-26)
◇概略設計/詳細設計
1)全般
・曲線橋で横桁配置の方向選択に"交角指定(GCL)"を選択した場合、中間横桁交角が正しく計算されない場合があったので修正した。
(これはVer2.01~Ver2.05で発生する現象です。)
2)入力
・片持ち部の床版支間が1.5mより長い場合に「床版設計用荷重」で指定された輪荷重の値ではなく必ず100kNが載荷される不具合を修正した。
3)帳票
・歩道がない場合、「入力データ(確認用)」幅員において歩道幅の値が表示される場合があったので修正した。
◇詳細設計
1)入力
・線形CSV連動で支間中央に横断がない場合、「荷重載荷図」の描画が正しく行えない場合があったので修正した。
2)断面力計算
・次の条件にすべて該当した場合、断面力計算が実行できない不具合を修正した。
「基本条件(詳細)-断面力算出方法」で"平面格子解析"を選択
「構造データ-橋面形状-幅データ」で"幅員変化"を選択
「荷重データ-橋面荷重」で"右側添架物"を考慮
・断面力入力の場合に場所打ちコンクリートによる断面力、反力が正しく計算されない場合があったので修正した。
3)出力/帳票
・「断面力の算出/載荷荷重強度/橋面荷重」で添架物荷重作用位置(m)が(mm)で表示される不具合を修正した。
・連結ホロー桁の場合、「断面力の算出/載荷荷重強度/主桁自重」に表示される中間支点横桁幅の値が正しい値でない場合があったので修正した。
・「床版の設計/設計曲げモーメント/計算式」で片持床版部の活荷重による曲げモーメント算出式の一部に誤りがあったので修正した。
・「横桁の設計(中間横桁)/導入直後プレストレス」で導入直後引張力の計算式に誤りがあったので修正した。
・主桁鋼材配置図DXF出力設定で複数径間を選択した場合、鋼材配置が正しく描画できない不具合を修正した。
Ver.2.05(2005-11-11)
◇概略設計/詳細設計
0)機能追加
・プレテンT桁の横桁本数の制限値を3本から5本へ拡張した。
・ホロー桁の場合に横組工コンクリート1m3当たりの鉄筋質量を"標準部","標準部以外"ごとに指定できるようにした。
1)全般
・T桁の外桁上フランジ外側形状を「直角」に統一した。
2)数量計算/積算計算
・ホロー桁の横組工-足場工を"桁下足場"から"側部足場"に変更した。
(上記の変更を反映するには数量計算以降の再計算が必要です。)
◇概略設計
1)断面力計算
・合成I桁以外で中間横桁本数5本かつ左支点と中間横桁の斜角が異なる場合に中間横桁自重が正しく計算されない不具合を修正した。
・合成I桁で添架物の数が"1"以上で荷重強度"0.0"のケースがあった場合に断面力計算を実行できない不具合を修正した。
2)設計計算
・合成I桁でB活荷重-Tの場合、活荷重による全体反力に割増係数が考慮されない不具合を修正した。
◇詳細設計
0)機能追加
・雪荷重の扱いを「(1)主荷重に相当する特殊荷重(一時荷重)」,「(2)死荷重(一時荷重)」,「(3)死荷重(持続荷重)」から選択できる機能を追加した
・帳票に「ギヨン・マソネの荷重分配の計算」の節を追加した。
(出力を可能にするには断面力計算の再計算が必要です。)
・平面格子解析実行時、同時性断面力(曲げ、せん断、ねじり)を外部ファイルに出力する機能を追加した。
1)入力
・連結鉄筋の鉄筋量を主桁毎入力した場合、指定した鉄筋が設計に正しく反映されない場合があったので修正した。
2)断面力計算
・ギヨン・マソネ法で中間横桁本数5本かつ左支点と中間横桁の斜角が異なる場合に中間横桁自重が正しく計算されない不具合を修正した。
・平面格子解析で任意活荷重または活荷重なしの時、舗装荷重とマウント荷重が正しく載荷されない場合があったので修正した。
・平面格子解析かつ歩道ありで「荷重データ-活荷重」"群集荷重を縁石に載荷しない"のチェックがない場合、歩道舗装及び歩道マウントの載荷範囲に縁石幅を含んでしまう不具合を修正した。
3)設計計算
・ギヨン・マソネ法で「横桁配置」の中間横桁交角と「設計計算オプション-床版・横桁設計」の配置情報の中間横桁交角が異なる場合に横締め鋼材長さが正しく設定されない不具合を修正した。
4)設計結果画面-主桁設計
・斜引張破壊に対する耐力でねじりによる斜引張破壊に対する耐力の単位を「kN」から「kN・m」へ修正した。
5)出力/帳票
・床版の橋軸方向RC計算方法に"鉄筋量を入力しRC計算を行う"を選択した時は「床版の設計/橋軸方向の検討/曲げ応力度」で"鉄筋配置"を表示しないように変更した。
・ホロー桁の場合、「断面力の算出/格子解析モデル/横桁剛度内訳」の図にねじりに対する有効幅が出力されない不具合を修正した。
・ギヨン・マソネ法の場合に「断面力の算出/載荷荷重強度/場所打ち自重/中間横桁自重」が正しい中間横桁交角で計算されない場合があったので修正した。
・ギヨン・マソネ法の時に「断面力の算出/載荷荷重強度/場所打ち自重/中間横桁自重」の項目名が「Wd(kN/m)」で表示されているが、中間横桁自重の荷重値は集中荷重なので項目名を「Pd(kN)」へ修正した。
・ホロー桁充実の場合に「断面力の算出/載荷荷重強度/主桁自重」の主桁断面図の寸法値が正しい値でない場合があったので修正した。
・車道勾配種類が拝み勾配の場合に、「断面力の算出/載荷荷重強度/橋面荷重」の平均車道マウント厚が正しく計算されない場合があったので修正した。
・「断面力の算出/載荷荷重強度/活荷重」で、群集荷重強度表示が正しく行えない場合があったので修正した。
・プレテンホロー桁連結の場合、計算内容に添うように「主桁の設計(連結部の検討)/計算式/設計断面位置位置/曲げ破壊安全度の計算」の断面力算出点の項目から"A1L-A1L位置(支点:左)","A1L-A1L位置(支点:左)"を削除した。
・「鉄筋量の集計/橋軸直角方向鉄筋/斜引張鉄筋量の集計」で斜引張の項目表示を次のように変更した。
"最小鉄筋量"→"最小鉄筋量/2"
"必要鉄筋量"→"必要鉄筋量/2"
・反力のCSV出力で反力入力された値が反映されていない不具合を修正した。
・使用計算プログラムの記述内容を「・・・PC桁橋概略設計システム(PC-Navi)・・・」から「・・・PC桁橋自動設計プログラム「PC-Navi」・・・」へ変更した。
Ver.2.04(2005-10-06)
◇概略設計/詳細設計
1)数量計算
・ポステン桁でPC鋼材形状に"タイプ2"を指定し曲げ上げ半径R2,R4の値が異なる場合、PC鋼材延長が正しく計算されない不具合を修正した。
(これはVer2.01~Ver2.03で発生する現象です。)
◇概略設計
1)断面力計算/設計計算
・合成I桁で橋面形状が"歩道あり"かつ活荷重が"T活荷重"の場合に断面力計算が実行できない不具合を修正した。
・合成I桁で設計計算終了後、当初の設計主桁と異なる主桁を設計主桁として、再度、設計計算を行った場合に、構造系変化二次による反力が正しくない不具合を修正した。
・合成I桁で活荷重をT荷重として計算した場合に、T荷重による主桁のたわみが考慮されない不具合を修正した。
◇詳細設計
0)機能追加
・帳票に「横桁断面力の集計」の項を追加した。
1)入力
・添架物荷重が1以上ある概略設計データを詳細設計へ変換した場合、入力画面「荷重データ-橋面荷重」に進入時及び帳票作成時に異常終了する場合があったので修正した。
2)断面力計算
・ギヨン・マソネ法で中央分離帯形状が"地覆"形状以外の場合及び荷重値の直接入力時に、荷重値,載荷位置が正しく断面力計算に反映されない不具合を修正した。
3)出力/帳票
・軸方向鉄筋の曲げによる鉄筋量において上縁と下縁の値を誤って、"上縁の値を下縁に、下縁の値を上縁に"設定していた不具合を修正した。
※この不具合は次の箇所で発生します。
画面[設計計算]-[設計結果]-[主桁鉄筋量]
帳票[鉄筋量の集計]-[橋軸方向鉄筋]-[軸方向鉄筋量の集計]
帳票[鉄筋量の集計]-[橋軸方向鉄筋]-[軸方向鉄筋の概略配置]
Ver.2.03(2005-09-16)
0)数量計算
・ホロー桁の主桁工-コンクリート体積計算で、横桁部控除を求める際にハンチ部形状が正しく計算できない不具合を修正した。
・ホロー桁の横組工-コンクリート体積および型枠面積計算で、間詰めコンクリート支点上横桁部の形状を変更した。
◇概略設計
1)入力
・合成I桁で任意活荷重指定時、荷重タイプ"B活荷重-L"を選択しても"B活荷重-T"タイプで計算してしまう場合があったので修正した。
(これはVer2.01,Ver2.02で発生する現象です。)
2)設計計算
・合成I桁で横断の斜角が一定でない場合に、活荷重,群集荷重によるよる全体反力が正しく計算されない不具合を修正した。
・合成I桁(平面格子解析)時、活荷重,群集荷重による全体反力を求める解析モデルを代表桁モデルから、橋梁全体モデルへ変更した。
(代表桁モデル:中央に最も近い中桁を抽出し、その剛性とバネ値で構成した一本梁モデル/橋梁全体モデル:全主桁の合計した剛性とバネ値で構成した一本梁モデル)
◇詳細設計
1)入力
・ホロー桁で座標入力の場合、ボイド位置ごとの上フランジ厚を設定した値が正しく認識できない場合があったので修正した。
・座標入力の場合、主桁側面図に表示する中間横桁厚を求める際に使用する交角の参照先がずれる不具合を修正した。
2)断面力計算
・連結桁で平面格子解析の場合、バネ値を"支承毎入力"で入力すると平面格子解析時に1/1000の値のバネ値で計算してしまう不具合を修正した。
3)設計計算
・平面格子解析で横断の斜角が一定でない場合に、活荷重,群集荷重による全体反力が正しく計算されない不具合を修正した。
・平面格子解析時、活荷重,群集荷重による全体反力を求める解析モデルを代表桁モデルから、橋梁全体モデルへ変更した。
(代表桁モデル:中央に最も近い中桁を抽出し、その剛性とバネ値で構成した一本梁モデル/橋梁全体モデル:全主桁の合計した剛性とバネ値で構成した一本梁モデル)
4)出力帳票
・「設計条件/設計概要/2次断面力について/構造系変化による2次断面力」の説明文の誤字を修正した。
・GUYONの場合に間詰め自重の荷重計算で使用するコンクリートの単位体積重量が"主桁"の値となっていたので、"場所打ち"の値に修正した。
5)積算計算
・接合キー個数を求める際に、1継目位置当りの個数が固定値"3"となっていたので、入力[接合キー]で指定された個数を参照するように変更した。
Ver.2.02(2005-09-05)
1)断面力計算
・プレテン桁で活荷重種類が"B活荷重-T""A活荷重-T"の場合、T荷重の載荷台数が正しく計算されない不具合を修正した。(これはVer2.01のみで発生する現象です。)
◇詳細設計
1)出力帳票
・活荷重種類が"A活荷重-T"の場合、「断面力の計算/載荷荷重強度/活荷重」でT荷重の割増係数に"1.00"の値が表示されない不具合を修正した。
・「床版の設計/橋軸方向の検討/曲げ応力度」の章番号が正しくない不具合を修正した。
Ver.2.01(2005-09-01)
1)全般
・オプションとして詳細設計機能を追加した。(別途ライセンスが必要。)
◇概略設計
1)機能追加
・ポステンT桁/ホロー桁の主桁数の制限値を30本から50本へ拡張した。
・ポステンT桁、プレテンT桁/ホロー桁の径間数の制限値を10径間から15径間へ拡張した。
・プレテン桁の曲げ応力度の照査において、定着位置から定着長(65φ)の範囲内におけるプレストレス分布の2次放物線変化を考慮する機能を追加した。
2)入力
・「桁と床版の温度差」の入力を[諸係数]から[荷重データ]へ変更した。
・プレテン桁の場合、[材料データ-PC鋼材]で「呼び径」の入力を追加した。
3)断面力計算
・ホロー桁で斜角のある形状の時、横桁重量計算で斜角が考慮されない不具合を修正した。
4)設計計算
・合成I桁の場合、横桁の設計(中間横桁、中間支点横桁)における「曲げ破壊に対する検討」の計算で、負曲げに対して、床版鉄筋のみを引張鋼材として計算し、PC鋼材を考慮していない不具合を修正した。
・合成I桁の場合、横桁の設計(中間横桁、中間支点横桁)における「曲げ破壊に対する検討」の計算で、正曲げに対して、PC鋼材の有効引張応力度の取り扱いに誤りがあった不具合を修正した。
・プレテン桁の場合、PC鋼材応力度の検討で使用する中立軸を「間詰め換算断面 図心位置」から「後死荷重による応力度の中立軸」へ変更した。
5)数量計算
・ポステン桁の主桁鋼材延長を実長ではなく水平長で計算していた不具合を修正した。
・ポステンホロー桁で主桁コンクリート体積及び型枠計算時に端部中空部長が実際よりも短くなる不具合を修正した。
・セグメント型枠面積の計算で継目位置がウェブ拡幅範囲内にあるとき、標準部の断面積を用いて計算していた不具合を修正した。
6)出力帳票
・鉄筋量の単位をcm2からmm2へ変更した。
・連結ホロー桁の場合、帳票から温度差の項目を削除した。
Ver.2.00(2005-06-03)
1)設計計算
・PC鋼材増加応力度計算において、活荷重最小時を考慮するように変更した。
・PC鋼材増加応力度計算において、上縁圧縮になる場合の中立軸から引張縁、鋼材までの距離が正しく求められない不具合を修正した。
・ホロー桁充実断面の間詰め部横桁断面寸法を横桁純間隔×横桁高さの矩形断面に変更した。
Ver.1.13(2005-02-07)
1)機能追加
・連続繊維補強材に対応した。
・JIS A 5373-2004に対応した。
・低リラクセーション率の標準値セット機能を追加した。
2)入力
・合成I桁で鋼材段数を17本以上とした場合に、計算が正常に終了しない不具合を修正した。
・WindowsXPでホロー桁の断面力計算を実行したときに、計算が正常に終了しない場合があったので修正した。
・床版設計用荷重画面で「大型車両による割増を行う」フラグを画面進入時に初期化してしまう不具合を修正した。
3)設計計算
・プレテン連結ホロー桁の場合に、連結部の曲げ破壊抵抗モーメント算出時の断面形状が過小に評価されていた不具合を修正した。
4)出力
・プレテン連結ホロー桁の場合に、連結部の設計結果をピックアップのみ出力していたが、すべての照査点を出力するよう変更した。
Ver.1.12(2004-08-24)
1)機能追加
・塩害対策桁に対応した。
・バルブT桁に対応した。
・セグメント継ぎ目位置の入力で中間セグメント長の不等分割機能を追加した。
・セグメント桁の時、設計結果にセグメント重量を追加した。
・主桁PC鋼材指定画面で無効鋼材を設定する機能を追加した。
・データフォルダ名に.(ドット)が含まれている場合、計算が正常に終了しない不具合を修正した。
2)入力
・T荷重の時、荷重データ画面での強度単位がkN/m2となっていたのでkNに修正した。
・主桁形状が1段ハンチの時、データの入力方法によって設計計算上の形状認識が変動する不具合を修正した。
・ホロー桁中空部切り欠き幅に対するエラーチェックを追加した。
・橋脚位置及び中間横桁位置の設定で交角入力が必ず0~180度の範囲となる入力支援機能を追加した。
・材料データで鉄筋の降伏点応力度を入力不可に変更した。
3)断面力計算
・歩道橋で群集荷重任意入力を行なった時、B活荷重が載荷されていた不具合を修正した。
・単純桁のGuyon解析において、P1活荷重によるせん断力を過大に評価している場合があったので修正した。
・プレストレス及び構造系変化によるたわみ計算を修正した。
・ポステン、プレテン(合成桁以外)でP2活荷重及び群集荷重の全体反力に桁端分を考慮するよう修正した。
・単純桁で端横桁の下からの切り欠きを入力した場合、全体反力の場所打ち自重が左右対称とならない不具合を修正した。
4)設計計算
・ポステン、プレテン(合成桁以外)で張出し床版部に歩道があった場合、床版設計用衝突荷重を載荷しないように変更した。
・床版PC鋼材自動決定における最大間隔を1000mmに変更した。
・横桁の設計でプレストレスの弾性変形減少量とクリープ乾燥収縮減少量を計算する際のプレストレスによるコンクリート応力度が鋼材1本分となっていた不具合を修正した。
・ポステン、プレテン(合成桁以外)でPC鋼材の弾性係数がすべて主桁の値を使用していた不具合を修正した。
・連結部の必要鉄筋量が形状による配置可能本数を超えていた場合に、計算が終了しない不具合を修正した。
5)積算計算
・共通仮設費の計算時、ポストテンション方式1本桁の場合以外は(直接工事費-主桁製作工)から計算するように変更した。
6)出力
・荷重強度帳票で歩道マウント荷重を車道マウントの単位重量を用いて計算していた不具合を修正した。
・プレテンション桁のPC鋼材応力度の検討において、荷重による増加応力度から主桁自重分を削除した。
7)構造一般図
・構造一般図でポステンホロー桁支点部の第1主桁フランジ部の描画に不具合があったので修正した。
Ver.1.11(2004-03-19)
・機能追加
CSV出力機能
・設計計算
既存データを実行、保存後、再度設計計算のみ実行すると断面力が以前の結果と入れ替わる不具合を修正した。
ポステンでPC鋼材自動決定の場合、既存データの径間数を増やして実行すると増加した径間の導入時緊張力が0.0となる不具合を修正した。
・出力帳票-数量総括
歩道橋の場合、印刷帳票の数量総括表に歩道舗装面積が0.0と出力される不具合を修正した。
ダイヤフラム幅を0.0としたとき、数量総括表の横組工型枠面積が内訳の値と異なる不具合を修正した。
・数量計算
床版面積計算で斜角がきつい場合、数量がオーバーフローする場合がある不具合を修正した。
PC板枚数計算で四捨五入していたが、切り上げて計算するよう変更した。
・構造一般図
幅員変化がない場合、構造一般図の平面図に出力している地覆幅の値が左右逆になる不具合を修正した。
・出力帳票-断面力計算
中央分離帯がなく右側歩道がある場合、帳票に出力される右側縁石の荷重強度実際と異なる不具合を修正した。
(計算結果に影響はしない。)
・入力-数量計算
ホロー桁の時、横組工鉄筋の標準値を90kg/m3から0kg/m3に変更した。
・断面力計算
合成I桁の時、主桁ダイヤフラム幅を荷重として考慮するように変更した。
PC板の導入時強度がポステンの値となっていたので、プレテンの値に修正した。
(PC板の導入時強度を自動決定または標準値を使用している場合は、断面力計算の再計算が必要です。)
・出力帳票-せん断
合成I桁の時、圧壊に対する耐力照査で符号を考慮するよう変更した。
Ver.1.10(2004-02-10)
・機能追加
単純桁設計、積算計算、図面(構造一般図)機能を追加した。
・設計計算-連結部
「JH設計要領H10年7月版」の場合、連結部の曲げ破壊の安全度を2.0以上に修正した。
・設計計算-主桁PC鋼材配置自動決定
ポステンT桁で主桁PC鋼材配置を自動にした場合に、定着深さが考慮されていなかったのを修正した。
・設計計算実行
連結合成I桁で横桁の総数が16本以上の場合、エラーが出て流れなかったので修正した。
合成I桁で歩道橋の場合、群集荷重全体反力が算出できていなかったので修正した。
・出力帳票-せん断に対する検討
ポステンT桁で「道路橋示方書H14年3月版」以外の場合、終局作用時せん断力の値が、鉛直分力(SP)を
引いていない値になっていたのを修正した。
Ver.1.02(2004-01-08)
・設計結果画面-主桁設計
合成I桁のせん断応力度の結果画面で、斜引張応力度の値がせん断応力度の値になっていたのを修正した。
※出力帳票は、正しく出力されている。
・出力帳票-たわみ
説明項目とたわみの値がずれていたのを修正した。
・出力帳票-総括表
エラーストップする場合があり、修正した。
Ver.1.01(2003-12-18)
・地覆形状より地覆荷重を計算しないオプションを追加した。
・出力帳票-設計条件
幅員構成と全幅が一致しない場合があり、修正した。
・出力帳票-断面力
「中央分離帯なし」の場合に荷重強度・載荷位置が正しく表示されない場合があり、修正した。
・出力帳票-設計計算
許容引張応力度の出力を負の値で出力するように統一した。
・数量結果画面および出力帳票-数量総括
主桁本数に径間数が考慮されていなかったので、径間数を考慮するように修正した。
セグメント数が主桁1本あたりの数量になっていたので、主桁数を考慮するように修正した。
Ver.1.00(2003-11-13)
新規リリース
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