JT-SPIER 鋼製橋脚の耐震設計支援プログラム
Ver.3.03(2024-01-12)
0)計算全般
・アンカー部の耐力計算において道路橋示方書・同解説Ⅴ編に規定される応力-ひずみ曲線を使用していたが、代わりにⅢ編に規定される応力-ひずみ曲線を使用するよう変更した。(※道路橋示方書・同解説Ⅴ編 正誤表で掲載)
1)印刷
・ファイバーモデルでアンカー部の耐力計算に用いる軸力を“最大曲げモーメント発生時”とした場合、印刷プレビューまたは印刷時に“引数が正しくありません”というエラーメッセージが表示されプログラムがフリーズしてしまう不具合を修正した。正しい出力を行うためには再計算が必要。
Ver.3.02(2021-09-01)
0)計算全般
・各計算実行時に“引数が正しくありません”というエラーメッセージが表示され、計算が実行できないことがある不具合を修正した。
1)入力
・構造データ‐断面変化画面において、ブロック数を変更する際に“引数が正しくありません”という警告メッセージが表示される不具合を修正した。
・計算実行‐静的解析、計算実行‐動的解析画面が正常に表示されないことがある不具合を修正した。
Ver.3.01(2020-01-21)
0)計算全般
・単柱式橋脚の最大応答変位、残留変位の照査に用いる最大応答変位は、変位算出位置の応答値から基礎変位の影響分を引いた値を用いるように変更した。
・単柱式橋脚に初期偏心モーメントが作用する場合、水平変位の制限値、最大応答塑性率(残留変位算出用)の算出に初期変位を考慮するように変更した。
・アンカー耐力の特性値の算出に道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編に規定される応力-ひずみ曲線を用いるように変更した。従来は道路橋示方書・同解説Ⅲコンクリート橋編に規定される応力-ひずみ曲線を用いていた。
・TDAPⅢ64bit版と連動できるようにした。
1)入力
・計算実行‐静的解析画面において、橋脚形状タイプが門型または任意形状の場合、プッシュオーバー解析時の支持条件は、固有周期算出用のばね支持、固定から選択できるようにした。従来は固定として計算していた。
Ver.3.00(2017-12-22)
0)全般
・対応基準を『道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編(平成24年)』から『道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編(平成29年)』に変更した。
 ※注意事項
 ○Ver2.02以前に計算したデータを読込んだ場合、計算結果が出力されません。
 ○旧道路橋示方書(平成24年3月)に準拠した計算を行うことはできません。
Ver.2.02r1(2017-06-22)
インストーラーを変更した。プログラムは変更なし。
※Ver2.02(2017/03/30)以前のバージョンがインストールされている場合は、アンインストールをお願いします。
Ver.2.02(2017-03-30)
0)計算全般
・単柱式橋脚のP-δ計算において、柱天端に剛域を設定した場合、許容限界時の水平耐力および水平変位が正しく算出されない不具合を修正した。
Ver.2.01(2017-03-06)
0)計算全般
・以下の条件をすべて満たす下部構造分布荷重が入力されている場合、分布荷重を節点重量に変換する処理において、小部材の両端節点への配分に不具合があり、これを修正した。
“荷重値1”≠“荷重値2”
  骨組モデルにおいて“作用位置1”には節点がない
・線形部材でも許容時のM-φが計算不能の場合にエラーとなってしまう不具合を修正した。
1)入力
・材料データ画面において、鋼材料の単位体積重量を編集できるようにした。
・基礎・フーチング画面において、フーチングの寸法を入力して、重量および回転慣性重量を自動計算できる機能を追加した。
・アンカー画面において、ボルトのリストにM85、M95、M105、M115、M120を追加した。
2)印刷
・道路橋示方書基準の場合、動的解析に用いる曲げモーメント-曲率関係の出力において「許容ひずみおよび算出式の適用判定」の表を追加した。
3)画面出力
・橋脚躯体の照査画面において、降伏照査の結果が正しく表示されない場合がある不具合を修正した。
Ver.2.00(2012-11-13)
[全般]
対応基準を『道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編(平成14年)』から『道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編(平成24年)』に変更した。
☆V2.00では以下の修正を行いました。
[解析関連]
1.ファイバー基準で許容ひずみを「断面毎にユーザ入力」とすると、柱が円形断面の場合に入力エラーと判断され、動的解析の実行が出来ない不具合を修正した。
Ver.1.10(2004-11-11)
0)入力
・NM相関関係を登録する画面を閉じた時にプログラムが強制終了する不具合を修正した。

1)計算
・ファイバーモデルでの計算において、円形断面の板厚方向分割数を1とした場合に計算がエラーストップする不具合を修正した。

2)出力
・死荷重時断面力図(曲げ・せん断)に、一部の部材の断面力が描画されない場合がある不具合を修正した。
Ver.1.09(2004-08-20)
0)計算全般
・静的照査法による単柱式橋脚の各断面変化位置の耐力照査において、偏心モーメントが半時計回りに作用する場合に、各断面変化位置の作用モーメントMu'が誤った値になる不具合を修正した。
・充填コンクリートのファイバー分割を不等分割とした場合、ウェブ側の分割条件がフランジ側の設定内容となる不具合を修正した。

1)入力
・登録断面形状数が多い場合に、断面変化位置毎の参照断面形状が選択しづらい問題を改善した。

2)印刷
・「動的解析に用いる曲げモーメント-曲率関係」の初期剛性I(m4)が橋直と橋軸で逆に出力される不具合を修正した。(表示だけの問題)
・静的照査における「アンカー部と各断面の耐力照査」の図を改善した。
・動的照査における「応答曲率と許容曲率の比較」の表の列名を「許容値」から「降伏曲率」に変更した。

3)画面出力
・コンクリート充填直上の断面が剛域である場合に必要充填高さがゼロで表示されていたので、ハイフン表示に変更した。

4)その他
・オプション「解析モジュール」を所有する場合であっても、製品版TDAP3を使用できるようにした。
・Windows版TDAP3(バッチ機能無し)を選択できるようにした。(ただし、機能制限あり)
Ver.1.08(2004-05-12)
0)計算全般
静的照査法による単柱式橋脚の各断面変化位置の耐力照査において、柱基部以外の断面変化位置(充填部直上断面など)に作用する曲げモーメントを算出する際に偏心モーメントが考慮されない不具合を修正した。
不具合の対象は、静的照査の印刷項目「アンカー部の耐力照査」に出力される表中の数値のうち、柱基部以外のブロックのMu'。
Ver.1.07(2004-03-12)
0)計算全般
・NM相関関係の設定画面において、軸力に関する符号表記は画面上で圧縮を負としているが、表示されているNM関係は圧縮が正となっていた。この結果、解析に用いられるNM相関関係の軸力の符号が逆になる不具合を修正した。
・矩形断面のフランジとウエブで材料強度が異なる場合、板組みタイプによってはNM相関関係のうちの軸耐力に(材料強度差分xコーナー部の断面積)の差異が生じる不具合を修正した。

1)入力
・断面寸法の下限値(幅、直径)を500mmから100mmに変更した。
・矩形アンカーデータの入力において、寸法エラーチェックに問題があり、正しいボルト配置であってもエラーストップする不具合を修正した。

2)印刷
・機能分離型支承を用いた場合、帳票に免震支承と表示される不具合を修正した。
・部材数によっては、時刻歴応答解析の許容曲率照査表および降伏曲率確認表の改ページが正しく行われない不具合を修正した。
・節点数によっては、節点換算重量の合計行が出力されない不具合を修正した。
・M-φモデルによる静的解析の出力項目に「許容限界時の変形図、断面力図」を追加した。
・ファイバーモデルによる死荷重時の断面力図において、剛域部材の断面力が正しく描画されない不具合を修正した。

3)その他
・時刻歴応答解析の計算結果リスト(TDAP3の出力リスト)をフォルダに保存するように機能を追加した。(Spier専用TDAP3エンジンの場合)
 ファイル名は、"モデル名+方向名(LG/TR)+ケース番号(1-6)+Res.txt"。
・TDAP用構造データの書式をWindows版TDAP3に準拠するように変更した。
Ver.1.06(2003-11-10)
0)機能追加
・ファイバーモデルによる動的解析および応答ひずみの照査を追加した。
Ver.1.05(2003-10-10)
0)計算全般
・支承部の鉛直軸回りの結合条件が固定になっていたため、ピン結合に修正した。
・荷重漸増解析を行う際に、作用させる水平震度と荷重分割数を設定する機能を追加した。

1)入力
・上部構造内の支承数を10から20に変更した。

2)印刷
・単柱式橋脚の保耐計算において、偏心モーメントの値がゼロで出力される箇所があり、これを修正した。
・解析条件の欄に「面内解析時の軸力変動の扱い」を追加した。
Ver.1.04(2003-09-01)
0)計算全般
・アンカーの照査において、アンカー耐力値が橋軸直角方向と橋軸方向で逆に扱われる不具合を修正した。
・動的解析による残留変位の算出において、降伏後の2次剛性比rおよび残留変位補正係数Crが正しく設定されない不具合を修正した。
・下部構造分布荷重を節点重量に変換する処理において、小部材の両端節点への配分に不具合があり、これを修正した。

1)印刷
・部材性能ページの章タイトルが「下部構造支持条件」と出力される不具合を修正した。
Ver.1.03(2003-07-01)
0)計算全般
・プッシュオーバー解析、固有値解析、時刻歴解析において、梁および柱の剛域部材の断面2次モーメントが通常の剛度で計算される不具合を修正した。

1)印刷
・橋軸方向の下部構造支持条件において、ねじりを固定支持とした場合に連成バネが固定と出力される不具合を修正した。(表示だけの問題)
Ver.1.02(2003-04-22)
0)計算全般
・橋脚形状タイプを任意形状として単柱モデルを入力した場合、NM相関曲線に関する不要なエラーチェックが行われ、計算が実行できない不具合を修正した。

1)印刷
・死荷重解析に用いる部材剛性表において、橋軸と橋軸直角の断面2次モーメントが逆に出力される不具合を修正した。(表示だけの問題)
Ver.1.01(2003-03-31)
0)機能追加
・軸力変動型M-φモデルを追加した。

1)計算全般
・TDAP3の構造データのうち、支承バネ定数およびM-φパラメータの有効桁数を増やした。

2)静的解析
・M-φモデルでのプッシュオーバー解析において、モデルによっては鋼断面部の第1降伏点がKh-δ曲線にプロットされない不具合を修正した。
Ver.1.00(2003-03-24)
新規リリース