JSP-50W 鋼斜張橋の概略自動設計
Ver.3.01(2012-12-19)
0)計算
・箱桁の局部座屈を考慮しない許容軸圧縮応力度算出式の係数に一部誤りがあった不具合を修正した。
Ver.3.00(2012-06-22)
0)全般
・道路橋示方書(平成24年3月)に対応した。
 対応内容:3.2.1 構造用鋼材の許容応力度
  4.3 軸方向力と曲げモーメントを受ける部材
Ver.2.03r2(2009-06-10)
0)全般
・プロテクトキーを認識するためのファイル(JSPHSP32.DLL)をVista対応版に更新した。 使用するOSにかかわらず、プロテクトに関するユーティリティを最終更新日07/05/18以降に更新する必要がある。
・インストーラの構成を変更した。プログラムは変更なし。
Ver.2.03r1(2006-09-27)
プロテクトキーを認識するためのユーティリティを更新した。プログラムは変更なし。
Ver.2.03(2005-03-15)
0)断面力計算
・断面力計算結果として最大値を表示していたが、同時性を考慮した断面力を出力するよう変更した。

1)断面計算
・鋼床版、8室箱桁、鋼床版ナックル点数4のデータが計算できない不具合を修正した。
・箱桁で張出しがない場合、確認図と断面計算結果の部材番号が一致しない不具合を修正した。
・「鋼床版鈑桁、分配あり(=主桁1/2モデル)、鋼床版ナックル点有り、右主桁着目」の場合、鋼床版ナックル点の位置が正しく認識されない不具合を修正した。
・主塔のフランジにデッキの勾配を考慮してしまう不具合を修正した。
・断面計算の中間ファイルが意図しないフォルダに作成される不具合を修正した。
・主塔の有効幅が常に全幅有効で計算される不具合を修正した。
・格点位置と一致する設計断面力を取得する際に隣接部材の断面力はせん断のみ考慮していた。
 せん断だけでなく曲げ・軸力も考慮するよう修正した。
・主塔基部の設計断面力を取得する際、意図しない位置の設計断面力を取得する不具合を修正した。
・主塔の傾きを考慮しないで設計断面力を取得する不具合を修正した。
・断面計算結果より部材剛度・断面積をセットする処理において、主塔の傾きが正しく考慮されない不具合を修正した。
・断面変化位置を決定する際の「丸め」を計算する処理に不具合があったので修正した。
  ・主塔の部材長表示に主塔の傾きが考慮されていなかった
  ・「丸め」の計算を行う際、隣の部材長で計算してしまう不具合を修正した
  ・主桁の最後の部材に対して「丸め」が考慮できない不具合を修正した

2)数量計算
・ケーブル重量は、数量計算用として入力する値によってのみ計算する仕様であったが、設計計算で使用したケーブル重量を使用できるように機能追加した。

3)主桁と主塔の結合条件が「ピン」もしくは「ローラー」の場合の不具合
主桁と主塔の結合条件が「ピン」もしくは「ローラー」の場合、仮想部材を設ける。
仮想部材に関連する下記の不具合を修正した。
・仮想部材(剛度・面積が最大になる部材)とケーブル(剛度・面積が最小になる部材)の剛度比が大きくなることにより、正しく計算できない場合があった。各々の剛度を下記のように変更した。
  仮想部材 I[m4] 9999.0->999.0
A[m2] 9999.0->999.0
  ケーブル I[m4] 0.0->0.001
A[m2] 0.0->0.001
・実剛度でのたわみ計算において、仮想部材の剛度・断面積に誤りがあったので下記のように修正した。
  I[m4] 0.0->999.0
A[m2] 1.0->999.0
・主塔の設計断面力取得時に主塔の高さに仮想部材の長さを考慮してしまう不具合を修正した。

4)主塔の設計計算における設計断面力の不具合
・主塔の設計断面力の載荷方向が90度ずれている不具合を修正した。
・主塔の設計断面力が下記の条件において正しく載荷されない不具合を修正した。
  ・[ケーブル面数1面、横分配なし(=主桁全断面モデル)、主桁形状A型]の場合
   柱2本分で断面力を計算しているので、柱1本分の断面を設計する際には断面力を1/2倍する必要があるが、
   この処理が行われていなかった。
  ・[ケーブル面数1面、横分配あり(=主桁1/2モデル)、主桁形状1本柱]の場合
   柱1/2本分で断面力を計算しているので、柱1本分の断面を設計する際には断面力を2倍する必要があるが、
   この処理が行われていなかった。
  ・[ケーブル面数2面、横分配なし(=主桁全断面モデル)]の場合
   柱2本分で断面力を計算しているので、柱1本分の断面を設計する際には断面力を1/2倍する必要があるが、
   この処理が行われていなかった。
5)主塔の設計計算における剛度の不具合
・断面計算後の断面力計算で使用する主塔の剛度としてZ軸周りの剛度Izを用いるべきところ、Y軸周りの剛度Iyを用いていた不具合を修正した。
・帳票・画面に表示する主塔の剛度としてZ軸周りの剛度Izを表示すべきところ、Y軸周りの剛度Iyを表示していたので修正した。

6)主塔の剛度・断面積の入力・表示方法の統一
上記4)、5)の不具合修正に伴い下記のように入力・表示方法を統一した。
・帳票・画面に表示する主塔の剛度・断面積は、断面力計算に使用する値を表示していたが、「主桁部材」「主塔形状」画面と同様の仕様に変更した。
 例 ケーブル1面・柱A型の場合
 変更前:柱1/2本分を表示
 変更後:柱1本分を表示
・「剛度・断面積」画面で剛度・断面積を直接入力する場合の仕様を「主桁部材」「主塔形状」画面と同様に変更した。
 例 ケーブル1面・柱A型の場合
 変更前:柱1/2本分を入力(入力された値を断面力計算に使用する)
 変更後:柱1本分を入力(プログラム内部で柱1/2に変換する)
Ver.2.02(2003-03-12)
0)断面計算
・断面決定方法を指定にして断面決定したデータを、自動決定に変更して再計算した場合、指定板厚が使用されてしまい、最小板厚からの計算にならない不具合を修正した。
Ver.2.01(2002-06-11)
<修正内容>
0)断面計算
・断面計算に使用する設計断面力のピックアップに誤りがあったので修正した。
・断面自動決定の判定において、部材安定照査を考慮していない不具合を修正した。
・断面自動決定において、同断面内で母材のサイズが異なる不具合を修正した。
・断面自動決定において、板厚99mmを超えた場合、最小板厚で再計算する不具合を修正した。
・縦リブタイプとして「プレートリブ自動」を指定した場合、同断面内でリブサイズが異なる不具合を修正した。
・下フランジにUリブを配置した場合の許容応力度の算出方法に誤りがあったので修正した。

1)数量計算
・主塔に「プレートリブ自動」が使用されている場合、主塔の重量計算に縦リブが考慮されない不具合を修正した。
・鋼床版2主桁のデータで横分配ありにした場合、主桁の縦リブ本数が2倍で集計される不具合を修正した。
Ver.2.00(2001-09-10)
バージョン2.00リリース
Ver.1.21(2001-07-03)
1000m4以上の剛度を入力すると、正しく断面力計算できない不具合があった。余裕を考慮して、100000m4未満まで入力できるように変更した。
Ver.1.20(2001-04-16)
レンタルシステム起動時に不要なメッセージが表示されていたため、表示しないよう修正した。
Ver.1.19(2001-01-16)
荷重計算 1/0法 横分配で計算を行うを指定しているとき、不必要な非着目桁側のデータを参照していたところがあったため、初期化していない変数の参照が発生し、断面計算時に浮動小数点エラーとなってしまう場合があったため修正した。尚、この現象はWindows95/98環境においてのみ発生するものであり、WindowsNT環境では発生しない。
Ver.1.18(2000-11-14)
・Windows2000対応の新ユーティリティに対応した。
Ver.1.17(2000-08-15)
RC床版の数量計算において、床版体積として地覆と中央分離帯のみ計上されており床版本体が計上されていなかったので、これを修正した。
Ver.1.16(2000-05-29)
(1)設計断面力の抽出方法を変更した。
・せん断力をmax時とmin時の絶対値の大きいケースで取得するように変更した。従来は、曲げモーメント取得ケースのせん断力を使っていた。
・曲げモーメント、軸力ともほぼ同じときは、せん断力の絶対値の大きいケースで取得するように変更した。
Ver.1.15(1999-06-07)
(1)縦リブ間隔が1000以上の時、正しく断面計算が行われない不具合を修正した。

(2)数量の帳票出力において、主桁と主塔の間に改頁が発生することが考慮されていなかったため、断面数などによっては主塔が帳票出力されない場合があった不具合を修正した。
Ver.1.14(1998-03-16)
ネットワークプロテクトに対応した。