JSP-4W 単純合成桁の概略自動設計
Ver.7.06(2024-01-26)
0)入力
・連続合成桁で設定の必要があった「設計計算/基本条件」の[連続合成]タブを単純桁でも入力できるよう変更した。それに伴いタブ名は[床版]へ修正した。
・「設計計算/基本条件」の[床版]タブの“床版引張応力度の判定値”を廃止し、道示Ⅱ14.6.2(3)による判定へ変更した。
1)耐荷性能の照査
・永続支配状況①「D」の組合せを追加した。
・単純合成鈑桁の上フランジ側の制限値に、床版のコンクリートと鋼桁との合成作用を考慮する際の補正係数1.15が掛かっていない照査位置で応力度が制限値を超え継手計算ができない場合があり修正した。
・断面数が多くなると「メモリが不足しています」と表示され耐荷性能の照査が実行できない問題を修正した。
2)数量計算
・国土交通省「製作標準工数」の更新に伴い、コストテーブル(COSTFACT.tbl)の係数を修正した。
Ver.7.05(2023-10-20)
0)入力
・巻立てコンクリートの中間支点部の入力画面が作成できずにエラーする場合があり修正した。
1)断面力計算
・平面格子形状が座標入力のとき、断面力解析のモデルが正しく生成されず「下部工用反力計算/安定計算」の活荷重が誤った結果となる場合があり修正した。
2)耐荷性能の照査
・合成箱桁の【設計計算/耐荷性能の照査】画面のmax時σu・σL、min時σu・σLが印刷結果と異なる不具合を修正した。
・断面自動計算でのみ有効の[応力度の余裕(N/mm2)]が、断面指定で計算の際の応力度オーバー判定に考慮されていた不具合を修正した。
・TL活荷重で計算した端支点部で、T活荷重とL活荷重のせん断応力度のうち大きい方が採用されない場合があり修正した。
・単純鈑桁の耐荷性能の照査結果で、後死荷重によるせん断力が0[kN]で出力する不具合を修正した。
・添接板,ボルト本数の計算を行う場合、断面計算で制限値に対して応力度がオーバーしていないにも関わらず継手計算に進めない場合があり修正した。
3)継手計算
・限界状態3の照査を追加した。
4)csv出力
・ピーク断面一覧表のcsvファイル出力で、ピーク断面の選出に不具合があり修正した。
5)図面
・歩道橋のとき断面構成図の断面図が横断方向の長さで作図されない不具合を修正した。
Ver.7.04(2022-05-30)
0)計算
・鈑桁の断面自動決定において、フランジの板厚逃げ方向を内逃げにした場合Web厚が厚く決定される場合があったので修正した。
・断面自動決定において特定部材の板厚を指定した場合、計算で求まる最小板厚よりも小さい板厚を指定できるように修正した。
Ver.7.03(2021-12-10)
0)計算
・温度差による不静定力の考慮範囲を[全範囲/クリープと同じ範囲/乾燥収縮と同じ範囲]から選択可能にした。
・鈑桁において上下フランジのバランスを考慮して断面自動決定するよう改良した。
・断面自動決定において上フランジが圧縮の場合の制限値の補正係数を修正した。
・座標入力のデータにおいて疲労照査が実行できない場合があったので修正した。
・画面と帳票の応力度が一致しない場合があったので修正した。
・活荷重なしの場合でも活荷重の応力度を考慮していたので修正した。
・引張フランジの孔引本数を指定した場合、計算に反映されない不具合を修正した。
・ボルト材質S14Tを使用する場合、主桁材質がSBHS500のみだったのでSM570を追加した。
・支承移動量(アウトリガー)をデータに保存するよう修正した。
Ver.7.02(2019-03-25)
0)計算
・鈑桁の断面自動決定において、ウェブの板厚が厚く決定される場合があったので調整した。
・床版の雪荷重による応力度算出に誤りがあったので修正した。
・相反応力部材の判定に下記を追加した。
1. D < 1.3L であること。
2. D,Lが共に微小値である場合は対象外とする。
Ver.7.01(2018-05-31)
0)全般
・画面・帳票のコメント表示を変更・追加した。
例)断面計算結果 ⇒ 耐荷性能の照査
・連続合成閉断面箱桁において、計算結果の画面と帳票で一致しない箇所があったので修正した。
1)計算
・荷重組合せ係数と荷重係数を考慮した反力(死+活、負反力)を出力するようにした。
・負反力の計算式を修正した。
・制限値を修正した。
道示II 5.4.6 曲げモーメントを受ける部材(圧縮側・SBHS500の場合)
道示II 14.6.2 床版(コンクリートの制限値)
・接合部の計算が実行できない不具合を修正した。
Ver.7.00(2018-03-30)
0)全般
・道路橋示方書(平成29年11月)に対応した。
Ver.6.02(2017-01-19)
0)BeCIM/MB連動
・座標入力の場合、中間ファイルの座標値を「構造基本線の始端が原点、始端→終端がX軸方向」となるよう補正した値に変更した。
・箱桁の継手にて、ボルトの間引き有無を反映するよう変更した。
・中間ファイルにJSPのプログラム情報(名称・バージョン)のコメントを追加した。
・構造基本線が車道範囲外にある場合、修正を促すメッセージを表示させるようにした。(歩道橋の場合は歩道範囲を対象とする)
・断面変化位置と横断位置が至近の場合、中間ファイルでは断面変化位置を100mmずらすよう変更した。
・断面変化位置と垂直補剛材が至近の場合、中間ファイルでは垂直補剛材を配置しないよう変更した。
1)全般
・箱桁かつバチ桁の場合、構造一般図の平面図で横断線が不連続となる場合があったので修正した。
・断面諸条件で、断面長指定機能の長さ数値丸めの初期値を1/4から1/8に変更した。
2)数量計算
・溶接継手延長の算出を、計算条件(継手)で入力したボルト継手オンオフを反映させるよう修正した。
Ver.6.01(2016-07-11)
0)機能アップ
BeCIM/MB「鋼橋CIMモデリングシステム」連動用の中間ファイルを作成する機能を追加した。
1)断面計算
断面計算結果画面で断面変更する際、出力するメッセージに誤りがあったので修正した。
・固定点間距離もしくは横リブ間隔の照合を行う際、距離の表示に誤りがあったので修正した(計算結果に影響なし)
・カラのメッセージが表示される場合があったので修正した
Ver.6.00(2015-12-11)
0)機能アップ
下記の機能アップを実施した。
・「既設橋梁の耐荷力照査実施要領(案)」((財)道路保全技術センター)による載荷に対応した。
 設計時応力度・現行荷重による応力度・載荷規制による応力度を比較および照査する。
・斜角桁およびバチ桁の入力機能を強化した。
 斜角桁:「全横断で同一斜角」、「支点上横断のみ斜角を指定」、「全横断で斜角を指定」から選択する。
 バチ桁:「始端終端のみ指定」、「全支点上横断で指定」から選択する。
・固定点間距離(鈑桁:許容応力度算出用)および、横リブ間隔(箱桁:縦リブ必要剛度算出用)の自動セットを追加した。
1)全般
・画面・帳票の表示を調整した。
・壁高欄を使用したデータにおいて、荷重載荷位置を変更した場合、載荷位置に誤りがあったので修正した。
・支点移動が考慮できない不具合を修正した。
 条件:連続桁、1BOX、第2中間支点以降で支点を移動した場合
Ver.5.00(2014-10-10)
0)全般
下記の機能アップを実施した。
・構造一般図(上部工一般図)作成機能を追加
・壁高欄荷重の形状入力に対応
・負反力対策検討用の機能を追加
・垂直補剛材間隔照査の機能を追加
・「設計の妥当性確認用」として、ピーク断面情報の一覧表出力を追加
Ver.4.02(2014-01-14)
0)全般
・入力画面と帳票の解りにくい表現の改善と文言の統一を行った。
1)継手計算
・箱桁フランジのボルト配置を改善した。
 旧)リブ間隔1200mmまでのテーブルを用意し、そのテーブルを使用してボルト配置する。リブ間隔が1200mmを超える場合は対象外とする。
 新)リブ間隔1200mmまでは変更なし。リブ間隔が1200mmを超えた場合、下記a=75mmとしてnとbは自動計算する。リブ間隔の制限をなくした。
a :リブ中心から第一ボルトのピッチ
b :左側第一ボルトから右側第一ボルトのピッチ
n :左側第一ボルトから右側第一ボルトの@数

詳細については、マニュアル第20版 P59を参照のこと。

・ウェブのボルト配置を改善した。
 旧)ウェブ高が3000mmまでのテーブルを用意し、そのテーブルを使用してボルト配置する。ウェブ高が3000mmを超える場合は対象外とする。
 新)下記H1,H2,H4,H5を入力値とし、nとH3は自動計算する。ウェブ高の制限をなくした。
H1:上フランジ下端から上側第一ボルトのピッチ
H2:上側第一ボルトから上側第二ボルトのピッチ
H4:下側第二ボルトから下側第一ボルトのピッチ
H5:下側第一ボルトから下フランジ上端のピッチ
H3:上側第二ボルトから下側第二ボルトのピッチ
n :上側第二ボルトから下側第二ボルトの@数

詳細については、マニュアル第20版 P61を参照のこと。

・箱桁の確認図において、ウェブは2重線としリブと区別できるように改善した。
・設計計算_計算条件(継手)画面にボルト径を追加した。この値は、設計計算_基本条件画面のボルト径と連動する。M22を選択した場合は25mm、M24を選択した場合は27mmを初期値としてセットする。
・ボルト長は5mm単位で切り上げるよう変更した。
・ボルトの呼び径のM20は、使用頻度が低いので対象外とした。
・常に全主桁の帳票を出力していたので、断面計算と同様に選択可能にした。
・断面決定が自動で破断線が先端でない場合、母材の板厚が厚く決定されていたので修正した。
・ツリーメニューの制御を修正した。
Ver.4.01(2013-11-01)
0)断面計算
断面計算において、引張ボルト孔数をテーブルから取得できない不具合を修正した。
この不具合はVer4.00のみ該当する。
・発生条件
以下の条件で不具合が発生する。
主桁形状:鈑桁
断面決定:自動
1)画面
以下の修正を行った。計算結果には影響なし。
・板厚逃げ画面でデータを変更した場合のツリーメニューの制御を追加した。
・断面を自動決定し、継手計算する場合、計算終了後に断面決定を指定に変更していたが、自動のままにするよう修正した。
Ver.4.00(2013-09-30)
0)全般
下記の機能アップを実施した。
・継手計算の追加(無機ジンクリッチペイント塗布時に対応)
・DXF出力機能追加
・任意集中死荷重への対応
・形状入力による支点上の巻き立てコンクリート荷重の対応
・下部工用反力の一括出力(インパクト有・無、安定計算用反力)
・テキスト出力機能追加(断面形状一覧、下部工設計用反力)
Ver.3.08(2012-07-04)
0)全般
・橋梁補強工法として、外ケーブル方式を追加した。
Ver.3.07(2009-05-11)
0)数量計算
・工数積算の共通仮設費率・現場管理費率・一般管理費等率を変更できるよう改良した。
 この変更に伴い、COSTFACT.tblのこれらの値は使わない仕様になった。
 ※1 COSTFACT.tblはインストールフォルダのテーブルファイル。
 ※2 COSTFACT.tblの共通仮設費率・現場管理費率・一般管理費等率を変更していた場合、その値の画面での再設定が必要となる。
・規格エキストラの見直しを行った。
 建設物価2009年5月(財団法人建設物価調査会)の値で見直しを行った。耐候性鋼材の値に変更あり。
・-H仕様材の規格エキストラを追加した。
Ver.3.06r1(2008-03-11)
0)全般
・インストーラの構成を変更した。プログラムは変更なし。
Ver.3.06(2007-09-26)
0)全般
・プロテクトキーを認識するためのファイル(JSPHSP32.DLL)をVista対応版に更新した。 使用するOSにかかわらず、プロテクトに関するユーティリティを最終更新日07/05/18以降に更新する必要がある。
1)断面計算
・各部位の「圧縮・引張」の判定の仕様を変更した。
  ・仕様
    旧:合成断面の「死+活」のケースで判定
    新:各ケースで判定
  ・影響範囲
    許容応力度の低減
    許容応力度の割増し係数
    許容応力度算出時の応力勾配による係数
・開断面箱桁の断面自動決定において、張出しの最低板厚が考慮されていなかったので修正した。
・箱桁張出し部の最小板厚算出に不具合があったので修正した。
 張出し幅の算出に板逃げが考慮されない(常にWeb中心振り分け)不具合を修正した。
Ver.3.05(2006-10-25)
プログラム起動時に不必要なエラーメッセージが表示される不具合を修正した。
Ver.3.04(2006-10-12)
0)断面計算
・鈑桁の断面自動決定における、道示表-3.2.3(b)によるl/bの規定の考慮の仕方を仕様変更した。
 旧:計算前のデータチェックで、最小フランジ幅がl/bの規定を満たさない場合はメッセージを表示する。
   l/bの規定を満たすようにフランジ幅を調整する機能は無し。
 新:計算前のデータチェックで、最大フランジ幅がl/bの規定を満たさない場合はメッセージを表示する。
   l/bの規定を満たす最小フランジ幅を算出し、この算出したフランジ幅と、
   入力した最小フランジ幅の大きい方のフランジ幅以上になるように、断面を決定する。
・「単純合成桁」と「プレストレスしない連続合成桁」の、降伏の照査を仕様変更した。
 応力度を正と負に分けて加算するようにした。従来は、正と負に分けずに加算していた。
 新しい仕様では、符号の違う値を加算することによる相殺が発生しないため、従来より厳しい結果となる。
・断面自動決定において、フランジ板厚が厚くなり過ぎる不具合を修正した。
1)疲労
・箱桁(閉断面・開断面)のウェブ上の照査位置は、板厚中心としていたが、ウェブの板厚を考慮した位置に変更した。
Ver.3.03r1(2006-09-27)
プロテクトキーを認識するためのユーティリティを更新した。プログラムは変更なし。
Ver.3.03(2005-05-11)
0)断面力計算
・曲げモーメント最大位置が不適切となる場合があったため、次のように仕様を変更した。
 単純桁で、活荷重が「活荷重なし」、または「その他荷重」で線活荷重・等分布活荷重・群集荷重が全て0の場合は、合成前または合成後の断面力が大きい方で最大位置を決定するようにした。従来は合成後のみで決定していたため、合成前の最大位置が合成後とは異なり、合成前が合成後より大きい断面力の場合に、不適切な最大位置となっていた。
・「断面諸条件」画面の「断面データ」タブに表示される最後の断面長がブランクになる場合があったので修正した。
 画面の表示の不具合であり、計算結果には影響なし。

1)断面計算
・箱桁のフランジ最小板厚を決定する際、張出部の最小板厚を考慮していない不具合を修正した。
・開断面箱桁の床版打設前のねじり剛度Jsの算出に不具合があったので修正した。
 この不具合は、「合成前ねじりモーメントによるせん断応力度の算出方法」として「閉断面(換算板厚)」を選択した場合のみ発生する。
・鈑桁の断面自動決定アルゴリズムを改善した。

2)印刷
・活荷重種類が「活荷重なし」の場合、帳票「断面力計算結果」の部材の表示が全て「部材1」となる不具合を修正した。
Ver.3.02(2004-08-13)
0)入力
・歩道嵩上げ、地覆・縁石・中央分離帯の単位体積重量を0.0にした場合、荷重図が正しく描画されない不具合を修正した。
・設計計算-基本条件画面の「縦リブテーブル」に設定した値がデータに保存されない不具合を修正した。

1)断面力計算
・活荷重種類 "L-14" 従載荷部分布活荷重強度の値が主載荷部分布活荷重強度の0.7倍になっていたので0.5倍に修正した。

2)断面計算
・箱桁・開断面の縦リブ照査で、ウェブ板厚中心のウェブ間隔を使っていたが、ウェブ内々に変更し、非合成・鋼床版と統一した。
・連続合成桁で、主桁により部材数が異なる場合、設計断面力の取得に誤りがあったので修正した。

3)数量計算
・鈑桁のデータにおいて、不必要な工数算定要素を計算する不具合を修正した。
Ver.3.01(2004-01-28)
0)断面計算
・「平面格子形状」が「その他(座標入力)」の場合、[設計計算]-[断面諸条件]画面で表示する図のパネル長の表示に不具合があったので修正した。

1)数量計算
・[数量計算]-[工数集計要素]画面及びオンラインヘルプに、工数算定要素についての注記を追加した。
Ver.3.00(2004-01-21)
0)数量計算
・鋼道路橋数量集計マニュアル(案)<2003年7月改訂版> に対応した。
 (仮組立の簡略化による工数低減補正係数ε[%] が考慮可能)
Ver.2.07(2003-11-06)
0)断面力計算
・連続合成桁の場合、画面「設計計算/断面諸条件」の[断面データ]タブの[固定間距離再計算]で、中間支点位置を含む断面の場合に、断面位置Cの固定間距離が不適切な場合あったため修正した。
・連続合成桁の場合、断面力図の支間内の最大Mvの表示が図よりも大きく表示されていたので修正した。

1)疲労
・支間パネル割画面にて、<中間支点上付近の鋼断面とする範囲>として入力した「αL」、「αR」によって定まった鋼断面位置と、横桁位置とが同一なデータの場合、レーン載荷計算が正常に実行できない不具合を修正した。
・座標入力した連続合成桁のデータにおいて、レーン載荷計算が実行できない不具合を修正した。
・中央分離帯がある場合、レーン載荷計算を実行しようとすると、正しいデータにもかかわらず、「車線基準線 CLN が車道範囲から外れています。」あるいは「車線中心L2が不正です。」といったデータエラーが表示され、計算できない不具合を修正した。
・レーン載荷計算のデータチェックで、車線中心位置のチェックは、車輪間隔 175[cm] の左右に、道示基準より25[cm]を加算した幅(全体で225[cm])が車道内に納まっているかチェックするように変更した。
Ver.2.06(2003-06-23)
0)断面力計算
・中央分離帯があるモデルにT活荷重を載荷した場合、反力が正しく計算されない場合があったので修正した。

1)断面計算
・コンクリートの設計基準強度σckから算出するσaの上限値が、SI単位系の場合でも従来単位系と同じ値になっていたので修正した。
・連続合成桁の鈑桁で、画面「設計計算/断面計算結果」の床版σcu、σcaの表示で、床版下縁が考慮されていなかった為、考慮するように修正した。

2)疲労
・座標入力データにおいて、「疲労計算/車線位置」の確認図が正しく描画されない不具合を修正した。
・継手位置の疲労照査を行う場合、常に左の断面で照査を行っていた。継手位置の場合、左右の断面のうち断面積が小さい方で照査を行うよう修正した。
Ver.2.05(2003-05-22)
0)断面計算
・単純合成鈑桁の合成応力度の算出において、τaに割増係数αが考慮されない不具合を修正した。
・画面「設計計算/断面計算結果」において、橋梁形式が鈑桁の時、せん断または合成応力度が最も厳しい場合に、強調表示が正しく行われない不具合を修正した。
・連続合成桁の場合、下部工設計用反力-安定計算が実行されない場合があったので修正した。

1)印刷
・帳票の「疲労照査結果一覧/照査位置毎」を印刷した場合、1照査位置が2ページにまたがるデータのとき、1ページ目の最後と、2ページ目の最初に計算結果が重複して表示される不具合を修正した。
・連続合成桁で、断面長が構造基準線上と異なる場合、帳票「断面計算結果」で2ページ目以降に不正な断面長が表示される場合があったので修正した。
Ver.2.04(2003-03-10)
0)断面計算
・コンクリートの応力度を算出する際、コンクリートのヤング係数として、"鋼のヤング係数"/ヤング係数比を使用していたのを、入力データの"コンクリートのヤング係数"を使用するように修正した。
・主桁をグループ化して断面計算を行った場合、橋軸方向に対称になるべき断面が対象にならない場合があったので修正した。
・開断面箱桁のデータにおいて、断面計算結果画面で断面変更した場合、剛度・断面積が実剛度に反映されない不具合を修正した。

1)疲労
・疲労照査において、強度等級タイプ毎に、同一着目位置の照査位置が異なる場合(ガセット溶接継手(面外)/荷重伝達型十字溶接継手)、以下の不具合を修正した。表示の不具合であり計算結果には影響なし。
 □疲労照査結果の画面、疲労照査結果の帳票出力において、照査位置名が正しく区別されていない不具合。
 □疲労等級の画面において、表示形式を「照査位置毎」とした場合、照査位置名が正しく区別されていない不具合。
・橋梁形式が「開断面箱桁(1BOX)」の場合、誤ったレーン載荷計算を行ってしまう不具合を修正した。
・断面形状が開断面箱桁のデータにおいて、端部の疲労照査を行った場合、疲労照査の途中で異常終了してしまう場合があったので修正した。
・疲労照査において、使用する疲労用断面力として最初の3つまでしか計算に使用していなかったので修正した。
Ver.2.03(2003-02-14)
0)断面計算
・連続合成曲線鈑桁で、阪神公団設計基準の横倒れ座屈照査を行った場合、鋼断面の圧縮となるフランジの組合せ応力度に誤りがあったため修正した。

1)疲労
・画面「疲労計算/強度等級」で、照査位置を切り替えても、強度等級の表示が対応した内容に切り替わっていなかった不具合を修正した。
・Ct(板厚に関する補正係数)の算出に誤りがあり、常にCt = 1.0 としていた不具合を修正した。
Ver.2.02(2003-02-04)
0)数量計算
・変更した縦リブサイズが数量計算に反映されない不具合を修正した。
Ver.2.01(2003-01-24)
0)入力
・断面形状が開断面箱桁のデータにおいて断面指定の場合に、基本条件画面に必要のない入力項目(ボルト孔数)があった為、入力不可になるよう修正した。

1)断面力計算
・断面力計算時の中間ファイルが削除されない不具合を修正した。
・曲線桁で、主桁のグルーピングを行った場合、断面計算後の断面力計算で異常終了する場合があるため、修正した。

2)疲労
・疲労用断面力の補間に誤りがあったので修正した。

3)印刷
・帳票「疲労入力データ」の強度等級及び照査位置の取付位置、付加板厚の値が入力値と異なって表示されている不具合を修正した。表示だけの問題で、計算結果には影響はない。
・2主桁以上で、画面「疲労計算/照査断面」の照査の設定が主桁によって異なる場合、帳票「疲労照査-疲労照査結果一覧表/照査位置毎」を印刷すると異常終了することがあったので修正した。
・歩道有りで、活荷重(群集荷重)を載荷した時、下部工設計反力の計算が正常に終了しない場合があったので修正した。
Ver.2.00(2002-11-08)
0)機能追加
・疲労照査機能を追加した。

1)断面力計算
・活荷重がL-14の場合に、群集荷重を0.7倍して載荷していたので、これを修正した。

2)断面計算
・断面変更ダイアログにおいて縦リブ本数を0本で指定できない不具合を修正した。
・左曲がりの曲率(マイナスで入力する曲率)を入力したデータにおいて、断面諸条件画面でエラーとしてチェックされ断面計算ができない不具合を修正した。
・断面決定の方法を変更した。フランジの引張・圧縮を判定する閾値と縦リブサイズの自動決定に用いる閾値を統一した。

3)数量計算
・橋面工数量-舗装面積の計算において、座標入力かつ歩道橋の場合で、計算式の幅員の幅が不正な値となる不具合を修正した。

4)『使用鋼材:JIP規格、鋼種の仕様:北海道(寒冷地-25℃~-35℃)、対候性鋼材を使用する。』という条件において『SM490Y級』の材質名に誤りがあったので修正した。
Ver.1.30(2002-07-11)
0)断面計算
・開断面箱桁および閉断面箱桁において、必要最低板厚の算出に誤りがあったため修正した。フランジが圧縮か引張かは応力度で判定すべきところ、曲げモーメントで判定していたので修正した。
・縦リブ配置の決定において、圧縮の応力度が発生するフランジにも関わらず、引張の縦リブ配置になる場合があったので修正した。
従来は、断面力により縦リブ本数を決定していたため、場合によってはフランジに圧縮の応力度が発生するにも関わらず、引張時の縦リブ本数が採用される場合があった。このような状態になった場合には、圧縮時の縦リブ本数で再計算するよう修正した。
・合成閉断面箱桁および合成開断面箱桁において、応力勾配による係数 f を求めるために使う応力度の考え方を修正した。
従来は、無条件に最初の組合わせケースの応力度によって求めていたが、すべての組合わせケースの応力度によって係数 fを求め、もっとも小さいfを採用するように変更した。
これは、最初の組合わせケースの応力度が引張で、他の組合せケースの応力度が圧縮となるような場合に不都合が生じることが判明したため。
Ver.1.29(2002-06-20)
0)断面計算
・連続合成開断面箱桁のとき、下部工設計用反力-安定計算が実行されない場合があった不具合を修正した。
・連続合成開断面箱桁でウェブに傾きがあるとき、ウェブに傾きを考慮したフランジ突出幅の算出に誤りがあったため修正した。この修正に伴い、断面計算結果において、若干の違いが生じる場合がある。
Ver.1.28(2002-06-06)
0)入力
・以下の条件をすべて満たすとき、確認図画面および印刷の桁高変化図に不具合があったため修正した。(確認図描画のみの不具合。計算結果には影響なし。)
  ・構造基本線長とG1桁の長さが異なるモデル(例.曲線桁モデル)
  ・「主桁形状」画面-「桁高」:"変化"
  ・「主桁形状」画面-「各主桁毎に指定する」:"チェックオフ"

1)断面計算
・連続合成閉断面箱桁のとき、照査を行う必要のない引張側フランジ縦リブについて、照査を行う場合があった不具合を修正した。
Ver.1.27(2002-04-08)
0)入力
・確認図-横断面図において主桁形状-鈑桁時の表示用フランジ幅を誤って表示していたので表示しないように修正した。

1)断面計算
・負の曲げモーメントを受ける断面において鋼桁の圧縮縁の許容応力度の割増係数を正の曲げモーメントの割増係数で計算していた不具合を修正した。

2)印刷
・断面力計算結果で"断面力計算結果を横打ちにする"を有効とした時、1ページの最後の打ち出し部材が2度打ち出されてしまう不具合を修正した。
・主桁有効幅 式(8.3.2)の表示に誤りがあったのでこれを修正した。計算には影響なし。
(b/L≦ 0.05) → (b/L≦ 0.02)
(0.05 < b/L < 0.30) → (0.02 < b/L < 0.30)
・断面計算結果の連続合成箱桁時のせん断応力度・降伏安全度でのアウトを示す下線が枠からはみ出していたため、適切な位置に表示するように修正した。
Ver.1.26(2001-12-11)
0)数量計算
・Ver1.25において、計算に用いる係数に間違いのあった影響で、概略工費の計算全般に不具合が生じていたため修正した。
Ver.1.25(2001-11-19)
0)全般
・現行の単純合成鈑桁・箱桁および連続合成桁(鈑桁・開断面箱桁)オプションAに加え、連続合成桁(閉断面箱桁)オプションBを追加した。(別途ライセンスが必要。)

1)断面計算
・鈑桁の横倒れ座屈の照査(阪公)の許容曲げ圧縮応力度算出に誤りがあったのでこれを修正した。
・単純合成箱桁において合成応力度の算出に用いる許容せん断応力度に割増しが考慮されていなかったのでこれを修正した。
・連続合成鈑桁-曲線桁において上フランジの曲線による付加応力度を合成前のみに考慮する機能を追加した。
・連続合成開断面箱桁-曲線桁において上フランジの曲線による付加応力度を考慮する機能を以下のように変更した。
○合成前のみ考慮する
○合成前、合成後とも考慮する
○考慮しない
・連続合成開断面箱桁において横倒れ座屈照査(阪公)の許容応力度の算出で用いる曲率半径が主桁中心から左右の上フランジ位置に変更した。
・連続合成開断面箱桁において換算板厚部材を入れて閉断面にした場合、ウェブのせん断応力度τzの値が不正な値となる場合があったのでこれを修正した。
・連続合成開断面箱桁-断面変更ダイアログにおいて局部座屈に関する入力項目を断面決定-指定の場合のみ入力できるように変更した。
・単純合成箱桁および連続合成開断面箱桁-断面変更ダイアログにおいて断面照査位置Cがないにも関わらず、入力可能となっていたので入力できないように修正した。
・固定点間距離の警告メッセージに入力値と計算値を表示するよう変更した。

2)印刷
・単純合成箱桁の断面計算結果一覧表において、縦リブ必要剛度と必要断面積がOUTの場合の表記を変更した。
Ver.1.24(2001-09-18)
◇本体
0)断面力計算
・活荷重たわみの検討画面および帳票において、主桁形状が1BOXの場合の死荷重たわみは、主桁中心の値を表示すべきであるが、左ウェブの値を表示していたため修正した。

1)断面計算
・道示Ⅱ8.4.1腹板最小板厚の計算において、分母に1以下の係数を乗じてしまう場合があり、必要最低板厚として断面計算結果に表示される値が必要以上の値となる場合があったため修正した。
Ver.1.23(2001-06-13)
◇本体
0)断面計算
・箱桁のとき、合成前の応力度が厳しくなった場合に、正しく断面自動決定できない不具合があったので修正した。
・支点の右10mm以下の位置に断面変化位置を指定した場合、Myの値の算出に誤りがあったので修正した。
・断面計算時の警告メッセージの表現を下記のように変更した。
旧:「道示2.2.3によるl/bを満たしていません」
新:「道示 表-2.2.3によるl/bを満たしていません」
・座標入力データの場合、帳票「入力データ」-「平面格子座標」-「橋面ライン」の長さLは入力されていない値であるため、表示しないように変更した。
・座標入力データの場合、帳票「入力データ」-「横断面形状(幅)」の出力を、標準断面として入力された値を1行に表示するように変更した。

◇オプション
0)断面計算
・開断面箱桁の場合、合成前ねじり剛度Jsの算出部に不具合があったので修正した。
Ver.1.22(2001-02-20)
◇本体
0)断面計算
・箱桁の場合、合成後単純ねじりによるせん断応力度(τxv)に不具合があったため修正した。

◇オプション
0)断面計算
・開断面箱桁でウェブに傾きがあり、桁高変化がある場合に、断面計算結果に表示されるウェブの板幅に不具合があったため修正した。なお、この不具合は計算結果の表示における問題で、断面計算結果への影響はない。

1)数量計算
・開断面箱桁で桁高変化がある場合に、数量計算で考慮するウェブの板幅に不具合があったため修正した。
・開断面箱桁の場合、数量計算で考慮する下フランジ幅として有効幅を使用していたので、全幅を使用するように修正した。
Ver.1.21(2001-01-23)
◇本体
0)断面計算
・断面計算で使用するせん断力を、死荷重[Szs(合成前),Szvd(合成後)]と活荷重[SzvL]を別々にピックアップしていたので、断面照査位置に左右のせん断力が存在する場合は、左右それぞれに対し Szs+Szvd+SzvL(Max時またはMin時)を求め(最大4ケース)、その内絶対値が最大となるケースのせん断力を採用するように修正した。
・[断面諸条件]-[断面データ]の固定間距離の自動設定で、モーメント変極点位置cでの固定間距離の算出に誤りがあったのでこれを修正した。
・断面計算実行前の固定間距離チェック機能を追加した。
・[断面諸条件]-[断面データ]で「固定間距離再計算」ボタンと「固定間距離を計算値と照合する」チェックボックスを追加した。

1)印刷
・断面計算結果一覧表において、合成応力度がストレスオーバーを示すアンダーラインが、数値に対して横にずれていた不具合を修正した。

◇オプション
0)断面計算
・連続合成桁のとき、端部の断面(最初の断面のL、最後の断面のR)の断面計算で使用する、合成後死荷重のせん断力Szvd に活荷重(Min時)のせん断力を採用していた不具合を修正した。
・中間支点付近の鋼断面とする範囲の係数(通常 0.15)は、[入力]-[平面格子形状]画面で変更可能としているが、断面計算において、指定位置が中間支点付近の鋼断面とする範囲かどうかの判定を、常にこの係数を0.15で固定として考慮していた不具合を修正した。(収束計算における実剛度→仮定剛度の入れ替えもこの判定で行われている)
・断面内のモーメント変極点位置cを合成後活荷重のみで決定していたが、合成前死荷重を含む全ケースを考慮してモーメント変極点位置cを決定するように変更した。(断面内のモーメント変極点位置cが合成前死荷重には存在するが、合成後にはないというような場合も考えられるため)

1)印刷
・断面計算結果一覧表において、連続合成鈑桁で[設計計算/基本条件]のひび割れ照査式として "日本橋梁建設協会 設計要領(案)"を選択した場合、端部断面または全合成断面となる断面で、必要鉄筋量と周長率の出力が下方に一行ずれてしまう不具合を修正した。
Ver.1.20(2000-11-13)
◇本体
0)全般
・Windows2000対応の新ユーティリティに対応した。

◇オプション
0)断面計算
・開断面箱桁で上フランジの板厚逃げ方向を外逃げ以外にしたとき、ねじり剛度算出時に使うハンチ高の値が、板厚逃げ方向を考慮していなかった不具合を修正した。
Ver.1.19(2000-10-02)
◇本体
0)入力
・横断面図の寸法線の描画を一部修正した。
・平面格子図の描画領域の制御を修正した。

1)断面力計算
・格点数1200および部材数1500を超える骨組みモデルの時、活荷重ケースの断面力計算でエラーストップしてしまう不具合を修正した。
・合成断面部材の死荷重ケースと活荷重ケースの断面力の足し合わせで相反を考慮する処理を行っていたので相反を無視するように修正した。

2)断面計算
・[断面諸条件]-[断面データ]の曲率半径において、断面計算実行前に 曲率半径>0というデータチェックを行っていた。座標入力時の直線区間を考慮できるように、曲率半径=0の指定を可能とするように修正した。

3)印刷
・断面計算結果一覧表で、RとCの断面の曲率半径に、Lの断面の曲率半径が表示される不具合を修正した。
・主桁有効幅の出力制御を修正した。
・入力データの帳票に出力される"曲線桁の付加応力度算出式"の表現を変更した。

◇オプション
0)断面力計算
・連続合成桁の主桁本数が10本以上のモデルの時、不静定2次力の断面力算出時にエラーストップしてしまう不具合を修正した。

1)印刷
・鈑桁・開断面箱桁の断面計算結果一覧表で、降伏点の値を上下別々に出力するように変更した。
Ver.1.18(2000-08-18)
0)全般
・現行の単純合成鈑桁・箱桁に加え、オプションとして連続合成桁対応の鈑桁・開断面箱桁を追加した。(ただし、連続合成桁対応については別途ライセンスが必要。)

1)入力
・板厚逃げ方向の指定を可能にするため、"板厚逃げ方向"画面を追加した。
・型枠重量の考慮の有無を指定可能にするため、"型枠重量を考慮する"の入力項目を追加した。
・歩道橋における許容応力度の割増しを、活荷重なしのときでも変更できるように修正した。

2)断面計算
・断面計算時に道示表2.2.3によるl/bの上限チェックを行い、フランジ固定間距離が長すぎる場合またはフランジ幅が小さく不適切と判断した場合にメッセージを表示する機能を追加した。
・乾燥収縮度の指定を可能にするため、"最終収縮度"の入力項目を追加した。(乾燥収縮度はεs=200x10^(-6)で固定としていた)
・温度差による応力度の算出において、Ecの値には入力データの"コンクリートのヤング係数"を使用していたが、乾燥収縮と同様に、Ec=Es/n ("鋼のヤング係数"/ヤング係数比)を使用するように変更した。
・箱桁の断面自動決定において、若干安全側の断面が決定されてしまうケースがあったので、最適断面決定の方法を修正した。

3)数量計算
・縦桁のT継手溶接延長に縦桁本数が考慮されておらず、常に1本分しか集計されていなかった不具合を修正した。また、この縦桁T継手溶接延長の算出式を一部変更した。

4)印刷
・座標入力のとき、断面力図の断面長の表示位置が不適切になる場合がある不具合を修正した。
・設計条件に印刷される「形式」の表現を変更した。また、この変更に伴い「主桁本数」の項目を追加した。

5)断面力ファイル作成
・断面力ファイル作成によって作られるファイルに、JSP-11Wで必要となる断面に関するデータを追加した。
Ver.1.17(1999-12-14)
0)全般
・断面計算シリーズのオプション機能搭載に伴い、概略設計シリーズにも一部の変更を反映した。
Ver.1.16(1999-11-30)
0)印刷
・断面計算結果の帳票で、主桁断面の材質を鋼種仕様及び、耐候性材質を考慮したものを表示するように修正した。
・反力および下部工設計反力の出力に、桁尻載荷分を含まない旨のコメントを追記した。
Ver.1.15(1999-11-15)
0)断面計算
・断面指定計算において断面諸条件画面の断面長タブにて断面数を増加した際に、断面データタブの有効ボルト本数の入力が一部不可となる場合があったので修正した。
・断面変更ダイアログにて縦リブ数を変更した際に、変更内容が数量計算に反映されない不具合を修正した。
・断面諸条件画面の断面長タブにおいて、断面数のリストボックスにスクロールバーがひょうじされない不具合を修正した。

1)印刷
・桁高を変化→一定に変更しても"§1 設計条件-桁高"に使用していない桁高を考慮した桁高最大値・最小値を表示してしまっていた不具合を修正した。
・座標入力データにおいて、「設計入力データ 2:断面諸条件」の断面長表示に構造基本線上の長さを表示していたため、実長を表示するよう変更した。
Ver.1.14(1999-10-28)
・下部工設計用反力で合成前の死荷重反力が加算されていなかった不具合を修正した。この不具合は、Ver1.11で修正済みであったが、Ver1.12で再発したものである。
Ver.1.13(1999-10-19)
0)断面計算
・鈑桁の断面自動決定で誤ってウェブ板厚を100mmと決定してしまう不具合を修正した。これはVer1.12修正時に生じた不具合である。
Ver.1.12(1999-10-14)
0)断面計算
・箱桁時で、計算条件「合成後上フランジの局部座屈を考慮しない」オプションを指定した場合、合成前の応力チェックに用いる局部座屈を考慮した許容応力度に、合成後の許容応力度を用いていた不具合を修正した。
・箱桁の断面指定計算で、ボルト本数を断面毎に指定可能とする機能を追加した。
・Ver1.06(1999-03-04)の修正に伴い、活荷重種類が「活荷重なし」のとき断面計算を行うと計算途中でプログラムが異常終了してしまう不具合を修正した。
・フランジ板厚が道示 3.2.2、8.3.1 の規定 t≧b/16 を満足しない場合に警告メッセージを表示する機能を追加した。

1)印刷
・2-2活荷重の荷重強度表示において、活荷重種類がAB活荷重-TLの時、T荷重の群集荷重値が表示されていなかったのでこれを表示するように修正した。
Ver.1.11(1999-09-16)
0)印刷
・2-2活荷重の荷重強度表示において、活荷重種類がAB活荷重-TLの時、T荷重の群集荷重値が表示されていなかったのでこれを表示するように修正した。
・下部工設計用反力で合成前の死荷重反力を加算されていなかった不具合を修正した。
Ver.1.10(1999-08-12)
0)印刷
・2-2活荷重の荷重強度表示において、複数径間あっても常に第1支間分だけ表示していたものを、各径間分表示するように修正した。
Ver.1.09(1999-07-27)
0)全般
・新しいバージョンのユーティリティーに対応した。
・入力における全ての表中の値をクリップボードにコピーできるようにした。
・断面計算を繰り返し行っている際に、異常終了してしまう場合があったのでこれを防ぐ修正をした。これは実行形式の作成法に起因する問題であり、正常に終了する場合は結果に影響ありません。

1)断面計算
・箱桁において、上フランジの局部座屈を考慮するかどうかをチェックボックスで指定できるようにした。
・鈑桁の場合、孔引きによる応力度の割増しが、個別応力度、足し合わせ応力度の両方に重複して考慮されていたので、足し合わせ応力度のみに割増を考慮するように修正した。

2)下部工設計用反力
・Ver1.08で安定計算の機能を停止していたが、計算方法変更により問題が解決したため、機能を再開した。

3)印刷
・箱桁の断面計算結果一覧表の印刷で、文字が線と重なり、線が消えてしまう場合があったので修正した。
・印刷において、空白文字が必要な文字と重なり、必要な文字が消えてしまう場合があったので修正した。
Ver.1.09(1999-07-08)
0)全般
・新しいバージョンのユーティリティーに対応した。
・入力における全ての表中の値をクリップボードにコピーできるようにした。
・断面計算を繰り返し行っている際に、異常終了してしまう場合があったのでこれを防ぐ修正をした。これは実行形式の作成法に起因する問題であり、正常に終了する場合は結果に影響ありません。

1)断面計算
・箱桁において、上フランジの局部座屈を考慮するかどうかをチェックボックスで指定できるようにした。

2)下部工設計用反力
・Ver1.08で安定計算の機能を停止していたが、計算方法変更により問題が解決したため、機能を再開した。

3)印刷
・箱桁の断面計算結果一覧表の印刷で、文字が線と重なり、線が消えてしまう場合があったので修正した。
・印刷において、空白文字が必要な文字と重なり、必要な文字が消えてしまう場合があったので修正した。
Ver.1.08(1999-06-10)
0)全般
・断面力計算が正常に終了しているのにもかかわらず、断面諸条件画面に入ることが出来ない場合があったので修正した。
・鈑桁・曲線桁モデルにおいて、[平面格子形状]画面で曲率半径を変更しても、[断面諸条件]-[断面データ]タグを開かない限り、変更が設計計算データに反映されず、以前の曲率半径のまま断面計算をしてしまう不具合を修正した。これは、曲率半径変更後に[断面諸条件]-[断面データ]タグを選択し、全主桁についてデータを確認することにより回避できていた。

1)下部工設計用反力
・安定計算の計算方法に問題があるため、機能を停止した。

2)印刷
・箱桁の断面計算結果一覧表の印刷で、文字が線と重なり線が消えてしまう不具合を修正した。
Ver.1.07(1999-04-27)
0)全般
・メインウィンドウを閉じる際に、データの保存を確認せずに終了する場合があったので修正した。

1)断面計算
・[断面諸条件]-[断面長]で不正な断面長が表示される不具合を修正した。
・断面計算後に断面諸条件画面の入力値を変更した場合、断面計算結果画面の値を初期化する処理を追加した。
・[設計計算]-[基本条件]画面の以下のデータの初期値を変更した。
  合成後上フランジの局部座屈を考慮しない:考慮しない → 考慮する
  コンクリートの設計基準強度:0.0[kgf/cm2] → 300.0[kgf/cm2]
・各主桁長が異なるモデル(曲線桁等)の時、断面諸条件画面で表示される分割点(目盛)の位置に不具合が生じていた為、修正した。
・連続断面計算において縦リブを自動決定した際に、同一断面内の各照査位置のリブサイズが異なって決定されてしまう不具合を修正した。
・使用板厚がマーケットサイズで最小板厚8mm未満の場合のエラーチェックを追加した。

2)数量計算
・工数集計要素画面で、重連補正を「2連」、曲線橋補正を「250m以上」とした場合に限り、補正係数が考慮されず1.0として計算されてしまう不具合を修正した。

3)印刷
・座標入力の時、平面格子図において寸法線の描画位置に不具合があった為、修正した。
Ver.1.06(1999-03-04)
0)断面計算
・端部の断面(最初の断面のL、最後の断面のR)のせん断力、ねじりモーメントの値が、
 最大の絶対値とならない場合があった不具合を修正した。

1)印刷
・主桁有効幅の印刷においてページングの不具合により、下側にはみ出して印刷してしまう
場合があった為、修正した。
Ver.1.05(1999-03-01)
0)断面計算
・鈑桁で主桁のグルーピングが行われている時、仮定剛度と実剛度の入替えに不具合が生じていたので修正した。
Ver.1.05(1999-02-22)
0)全般
・現行の重力単位系に加え「SI単位系」の対応を行った。

1)入力
・「桁高を上方向に変化させる」オプションを追加し、太鼓橋のようなモデルを扱えるように変更した。
・活荷重種類に「その他荷重」を追加した。

2)断面力計算
・下部工設計反力計算に「安定計算」を追加した。
・断面力ファイル作成が可能となる条件を、断面計算終了後から断面力計算終了後に変更した。
・中央分離帯ガードレールの死荷重が考慮されない場合があった為、修正した。

3)断面計算
・ウェブの許容曲げ応力度をフランジの材質・板厚を用いて求めてしまっていた為、ウェブの材質・板厚を用いるように修正した。
・箱桁のねじりモーメントによるサンブナンのせん断応力度(τ=Mx・t/J)を張り出しも含めた全ポイントに修正した。
・マーケットサイズで最低板厚を12mmとした時に、内部誤差の影響で不必要に13mmになる不具合を修正した。
・断面自動決定の時、ウェブ板厚がウェブ必要最低板厚の丸め誤差の影響でウェブ必要最低板厚より薄い板厚で決まる事がある不具合を修正した。
・「道示8.4ウェブの最小板厚の検討で係数の割増しを考慮する」オプションを追加した。
・リブ本数が0本の時は、断面計算結果のリブ断面部をブランクにするように修正した。
・断面計算結果画面において10主桁以上のデータの時、主桁(グループ)選択コンボボックスに用意される内容が誤って並び替えが行われてしまう為、選択している番号と一致しない計算結果が表示されてしまっていた不具合を修正した。

4)数量計算
・「排水装置数」を入力できるように変更した。
・工数算定要素の全体製作工数の算出の際、平均支間長による補正率を、実際の平均支間長より5m短い補正率テーブルを使用していた不具合を修正した。

5)印刷
・主桁のグルーピングが行われている時、断面計算結果の印刷項目選択部に不具合が生じる場合があった為、修正した。
・下部工設計反力計算「インパクトなし」の出力フォーマットを「インパクトあり」と同様のものに変更した。
・設計条件の印刷において「橋長」という表記を「支間長合計」と変更した。
・断面計算結果の印刷において歩道橋の時、設計断面力の割増しを出力するように変更した。
・印刷レイアウトの余白の精度を高めた。
Ver.1.04(1999-01-05)
0)入力
・座標入力の時、平面格子図において橋面の座標データの確認を行う為に表示方法を一部変更した。

1)断面計算
・桁高変化の指定を主桁毎指定とした時、断面諸条件メニューで設定した主桁グループを解除するように修正した。
・鈑桁で孔引きを考慮した時、合成前の応力度で孔引きによる割増しを行っていた。これを箱桁時と同様に合成後の応力度(組合わせ 1+2、1+2+3+4、1+2+3+4+5)で割増しを行う様に修正した。
Ver.1.03(1998-12-14)
0)入力
・1BOXで座標入力からモデル入力へ切り替えた場合、平面格子形状メニューが進入禁止のままになっている不具合を修正した。

1)数量計算
・工数算定要素の全体製作工数の算出の際、斜角付き桁または曲線桁による補正率の値を、斜角付き桁と曲線桁のテーブルを逆に使用していた不具合を修正した。
Ver.1.02(1998-12-08)
0)断面計算
・箱桁のリブピッチを「ウェブ間隔/(リブ本数+1)」ではなく「ウェブ間隔/リブ本数」で算出していた不具合を修正した。
・温度変化の符号を乾燥収縮に合わせるように変更した。従来は鈑桁時は絶対値、箱桁時は部材のZ座標の符号としていた。但し、コンクリートは温度変化の符号を負とする。
・箱桁の時、ウェブの材質を落とした際に、ウェブの付け根の曲げ応力が合成応力より厳しくなる事がある。この様なケースの断面自動決定では、ウェブ断面をアップさせるのではなく、フランジ断面をアップさせるように修正した。
・箱桁の時、不静定せん断流算出時のコンクリート張出が左右逆になっていた為、曲げ応力によるせん断応力度が左右逆に算出されていた不具合を修正した。
・鈑桁-曲線の時、合成後の付加圧縮応力度を求める際に使用する「Aw:中立軸より着目フランジまでの腹板断面積」の計算に不具合があった為、修正した。

1)印刷
・コンクリートの有効幅の印刷書式を変更した。
・鈑桁の時、断面計算結果に印刷されるウェブ必要最小板厚の値として「道示 表-8.4.1の値」と「ウェブ許容せん断応力度から求める値」の大きい方の値を印刷してしまっていた。これを常に「道示 表-8.4.1の値」を印刷するように修正した。
Ver.1.01(1998-11-25)
0)入力
・マウスで横桁の配置が行えるように変更した。
・横断面図のウェブ高さ寸法線描画位置を変更した。(表示のみの変更)
・中間対傾構の下弦材型鋼を、常に初期セットされた「CT 118x178x10x 8」を用いて計算していた不具合を修正した。
・対傾構型鋼名称に誤りがあったため修正した。(表示のみの変更)
  CH 380x90x10.5x16.0 → CH 380x100x10.5x16.0

1)断面計算
・必要最低板厚を1.0mm単位で切上げていたのを、0.1mm単位に切上げるように変更した。

2)数量計算
・重量計算の伸縮継手の長さ及び重量が、横桁斜角に負の値を入力した時、マイナスで求められていたため修正した。

3)印刷
・「主桁有効幅」の印刷制御を変更した。
Ver.1.00(1998-10-27)
新規リリース