PCBOX-CrossG コンクリート橋の横桁設計システム
Ver.5.02(2024-02-16)
[機能追加]
1. PC鋼材の材質ごとにPC鋼材応力度照査を行うか否かを選択できるようにした。

[仕様変更]
1. 断面タイプを箱桁から主版桁または中空床版に変更したときに検査孔データを初期化するようにした。
2. 設計計算エンジンをVer14.00.002からVer14.00.010に更新した。

[不具合]
1. データ名によって計算が異常終了する場合がある不具合を修正した。
2. 必要斜引張鉄筋量の算出において、平成29年道路橋示方書の場合には不要である平均せん断応力度による判定が行われていた不具合を修正した。
3. PC鋼材の入力表で「鋼材2」のPC鋼材名称を変更したときに鋼材種類のプルダウンメニューが変更されない不具合を修正した。
4. データを別フォルダに名前を付けて保存した直後に計算を実行するとエラーが発生する不具合を修正した。

[その他]
1. インストーラを変更した。
※ Ver5.01以前のバージョンがインストールされている場合は、そちらをアンインストールした後、Ver5.02をインストールして下さい。
Ver.5.01(2022-04-26)
[仕様変更]
1. 平成29年道路橋示方書でRC構造の限界状態1の鉄筋応力度照査が規定されなくなったことに合わせ「鉄筋配置」画面でせん断・ねじり鉄筋の鉄筋応力度算出を選択不可とした。
2. 骨組み格点数の制限値を30から50に拡張した。
3. ねじりモーメントの値が小さいときのねじり耐力安全度の上限を99.999に設定した。

[不具合]
1. 支承位置が張出床版付け根にあるとき微小な判定誤差で出力断面指定チェックボックスの選択が左右非対称になる不具合を修正した。
2. 帳票出力の表で文字がセルをはみ出す場合があったのを修正した。
3. 車道幅がP1活荷重の載荷幅より小さいときに有効幅内の活荷重の値が正しく計算されない不具合を修正した。
4. 曲げ破壊安全度の照査で破壊抵抗曲げモーメントの値が0.0で表示される場合がある不具合を修正した。
5. 許容曲げひび割れ幅(mm)がcmの値で出力されていた不具合を修正した。
6. 任意荷重の分布荷重で載荷開始位置L1が0.0の荷重が無視されてしまう不具合を修正した。
7. RC構造(横締め鋼材あり)の場合に設計条件に許容斜引張応力度が出力されていたのを削除した。
8. 既存データを読み込んで計算結果を印刷プレビューしたときにプログラムが落ちる場合がある不具合を修正した。
9. RC構造(横締め鋼材あり)の場合に導入時ヤング係数を入力画面で変更できない不具合を修正した。
10. 帳票出力の斜引張鉄筋量の集計で合計鉄筋量にねじり鉄筋量が含まれていない不具合を修正した。
Ver.5.00(2019-10-25)
[機能追加]
1. 適用基準「道路橋示方書(平成29年11月版)」に準拠した設計に対応した。
Ver.4.00(2015-07-21)
[機能追加]
1. JTS@SPサービス上で稼働するようにシステム構成の変更を行った。

[仕様変更]
1. 出力帳票に以下の出力を追加した。
1) 断面力算出部 断面力内訳
2) 曲げ応力度照査部 曲げ応力度の内訳
3) 曲げ破壊照査部 破壊抵抗曲げモーメント
4) せん断照査部 コンクリート・鉄筋が受け持つせん断力内訳
Ver.3.01(2012-05-23)
[機能追加]
1. RC構造でせん断・ねじりに対する鉄筋量を入力したとき、これまでは鉄筋応力度を計算出力していたが、必要鉄筋量の計算と選択できるようにした。
※ 『鉄筋配置』画面参照
2. 検査孔を横桁断面性能に考慮できるようにした。
※『横桁形状』画面参照
3. PC鋼材を2種類まで使用できるようにした。
※『使用材料-PC鋼材』、『鋼材配置』画面参照

[仕様変更]
1. RC構造のとき、せん断検討における軸方向鉄筋量の計算で、これまではねじりに対する鉄筋量のみを出力していたが、せん断に対する鉄筋量(上縁側、下縁側)も出力するようにした。
2. 主桁断面の外側へ横桁を張出して支承を設けるケース等を考慮して、支承が下床版範囲外にあるというエラーチェックを無視するかどうかを確認するようにした。
Ver.3.00(2010-07-12)
[機能追加]
1. RC構造の設計に対応した。
2. 中空床版橋に対応した。
3. 有効幅外の荷重の載荷方法として下床版幅の分布荷重を載荷する方法を追加した。また、有効幅外の荷重の載荷方法は3ケース以内で任意のケース数を選択できるようにした。

[仕様変更]
1. 実行ステータス表示ダイアログのちらつきを改善した。
2. 基本画面内で構造形式や断面形状のラジオボタンを付け替えたときに、画面遷移するまでは関連する他画面のデータが変更されないようにした。
3. ねじりを考慮→無視に変更したときに、せん断+ねじりの許容応力度の値を強制的にゼロにしている処理を廃止した。
4. 断面形状を変更したときに、ウェブ傾きや下床版幅が初期化されていたが、変更されない可能性がある項目は値を保持するようにした。
5. 帳票出力のせん断照査の表書きにおいて、各算出式の記号説明を追加した。また、一部の記号表記を見直した。
6. 帳票出力に、曲げに対する主鉄筋およびせん断・ねじりに対する鉄筋量の入力値の出力を追加した。
7. ヤング係数及び断面性能の出力桁数を見直した。
8. 計算実行後に結果帳票に異常がないかのエラーチェックを追加した。
Ver.2.00(2007-06-29)
[機能追加]
1. 断面力解析、設計計算を行い帳票を出力できるようにした。
2. 橋面荷重「地覆・高欄荷重」、任意荷重「集中荷重」を桁上床版幅を超える位置に載荷できるようにした。(端格点に集中モーメント荷重を自動生成する)

[仕様変更]
1. 有効幅外のモデル1に作用する集中荷重の作用位置を桁下面位置におけるウエブ中心位置から横桁断面図心位置におけるウエブ中心位置に変更した。
2. PC鋼より線「SWPR7A」「SWPR7B」「SWPR19」を低リラクセーション鋼材として「SWPR7AL」「SWPR7BL」「SWPR19L」に名称変更し、リラクセーション率の標準値を1.5%とした。
3. PRC構造のとき全死荷重時、設計荷重作用時に対して、ひび割れを許容する、しないを許容曲げ引張応力度値で判定するようにした。
 ※ ひび割れを許容すると判定した場合は、それぞれの荷重状態における引張鉄筋量は算出しない。
 ※ 粗骨材最大寸法の入力を削除した。(曲げひび割れ強度は算出しない)
4. 入力データが下記条件に該当したときエラーとするようにした。
 1) 適用基準を「道路橋示方書」として、横桁の構造で「PRC」を選択してとき
 2) PC鋼材の本数がゼロのとき
 3) 主鉄筋の本数がゼロのとき
Ver.1.00(2007-04-02)
新規リリース