JSP-15W 鋼アーチ橋の概略自動設計
Ver.5.01(2021-08-11)
0)耐荷性能の照査
・ケーブルの照査に対応した。
Ver.5.00(2018-10-11)
0)全般
・道路橋示方書(平成29年11月)に対応した。
Ver.4.01r1(2017-06-22)
インストーラーを変更した。プログラムは変更なし。
※Ver4.01(2012/12/19)以前のバージョンがインストールされている場合は、アンインストールをお願いします。
Ver.4.01(2012-12-19)
0)計算
・箱桁の局部座屈を考慮しない許容軸圧縮応力度算出式の係数に一部誤りがあった不具合を修正した。
Ver.4.00(2012-06-22)
0)全般
・道路橋示方書(平成24年3月)に対応した。
 対応内容:3.2.1 構造用鋼材の許容応力度
  4.3 軸方向力と曲げモーメントを受ける部材
Ver.3.02(2009-05-11)
0)数量計算
・工数積算の共通仮設費率・現場管理費率・一般管理費等率を変更できるよう改良した。
 この変更に伴い、COSTFACT.tblのこれらの値は使わない仕様になった。
 ※1 COSTFACT.tblはインストールフォルダのテーブルファイル。
 ※2 COSTFACT.tblの共通仮設費率・現場管理費率・一般管理費等率を変更していた場合、その値の画面での再設定が必要となる。
・規格エキストラの見直しを行った。
 建設物価2009年5月(財団法人建設物価調査会)の値で見直しを行った。耐候性鋼材の値に変更あり。
・-H仕様材の規格エキストラを追加した。
・工数積算を旧積算で実行した場合、ケーブル材料費が正しく表示されない不具合を修正した。
Ver.3.01r2(2008-03-11)
0)全般
・プロテクトキーを認識するためのファイル(JSPHSP32.DLL)をVista対応版に更新した。 使用するOSにかかわらず、プロテクトに関するユーティリティを最終更新日07/05/18以降に更新する必要がある。
・インストーラの構成を変更した。プログラムは変更なし。
Ver.3.01r1(2006-09-27)
プロテクトキーを認識するためのユーティリティを更新した。プログラムは変更なし。
Ver.3.01(2004-11-08)
0)疲労照査
・疲労照査の照査位置算出に不具合があったので修正した。下記の条件を満たす場合に不具合が発生する。
  断面形状:断面形状が鈑桁(断面形状タイプ4)で断面が偏心している
  不具合内容:疲労照査位置を算出する際、偏心量が逆に考慮されてしまう
Ver.3.00(2004-07-26)
0)断面計算
・ケーブルデータを「デザインデータブック<2001年3月改訂版>」に対応した。
・道示4.3.1~4.3.5の結果表示で、結果を絶対値で比較したため、不必要にオーバー表示が行われる不具合を修正した。

1)数量計算
・鋼道路橋数量集計マニュアル(案)<2003年7月改訂版> に対応した。(仮組立の簡略化による工数低減補正係数ε[%] が考慮可能)
Ver.2.04(2004-02-17)
0)断面計算
・アーチリブのTYPE3を使用した場合、「上路橋の吊材・鉛直材・斜材」の有効座屈長と固定点間距離の自動計算が正しく行われない不具合を修正した。

1)疲労
・中央分離帯がある場合、レーン載荷計算を実行しようとすると、正しいデータにもかかわらず、「車線基準線 CLN が車道範囲から外れています。」あるいは「車線中心L2が不正です。」といったデータエラーが表示され、計算できない不具合を修正した。
・レーン載荷計算のデータチェックで、車線中心位置のチェックは、車輪間隔 175[cm] の左右に、道示基準より25[cm]を加算した幅(全体で225[cm])が車道内に納まっているかチェックするように変更した。
Ver.2.03(2003-12-04)
0)断面計算
「上フランジの局部座屈を考慮しない」ように設定しても上フランジの局部座屈を考慮していた不具合を修正した。この不具合は、鈑桁の場合のみの不具合であり、箱桁は問題なし。
この条件は、設計計算-基本条件画面で設定する。
影響があるモデル:路面位置が上路橋、骨組み形式がバランスドアーチ、コンクリート床版あり、補剛桁形状が鈑桁(断面形状タイプ4)、「上フランジの局部座屈を考慮しない」を選択している
Ver.2.02(2003-10-10)
0)断面力計算
バランスドアーチを新規入力した場合、断面力計算に衝撃係数が正しく反映されない不具合を修正した。

1)印刷
帳票の「入力データ(確認用)」および「影響線図荷重強度」に表示される衝撃係数に不具合があったので修正した。バランスドアーチの場合、アーチの衝撃係数は3種類表示すべきところ最初の1種類しか表示していなかったので修正した。
Ver.2.01(2003-07-11)
0)疲労
・疲労照査用断面力の算出において、衝撃係数が正しく使用されていなかったので修正した。
Ver.2.00(2003-04-11)
0)機能追加
・疲労照査機能を追加した。
・純断面積の割り増し係数を考慮する機能を追加した。

1)全般
「トランスドランガー」という誤った表現を、正しく「トラスドランガー」という表現に修正した。

2)断面力計算
・L荷重-等分布活荷重P2、等分布活荷重、群集荷重の活荷重強度の算出方法を修正した。

3)印刷
・横断面形状を変化させない場合、L荷重-等分布活荷重P2、等分布活荷重、群集荷重の活荷重強度を、径間毎に出力するように変更した。
Ver.1.16(2001-10-03)
0)全般
・Ver1.15のインストーラーに誤った設定があり、ソフトの起動時に強制終了されてしまう場合があったため修正した。
Ver.1.15(2001-09-28)
0)入力
・単位系変更に伴うヤング係数の自動換算処理において、初期値を使用していない場合に正しく換算されない不具合を修正した。

1)断面力計算
・活荷重種類L-20/L-14を選択した場合のL荷重等分布荷重において、断面力計算時に従載荷分が考慮されていなかった不具合を修正した。

2)断面計算
・「設計計算」-「基本条件」で "コンクリート床版なし"を選択したとき、自動的に「上フランジの局部座屈を考慮しない」チェックボックスを OFFにするように変更した。
・鈑桁Iのとき、せん断流理論式で用いるウェブ上端までの変位に、ウェブ下端までの変位を使用していた不具合を修正した。
・鈑桁Iの断面自動決定において、断面力の曲げモーメントが大きい場合に、断面が不必要に大きく決定されてしまうケースがあったので、最適断面決定の方法を修正した。
・鈑桁Iおよび箱桁のとき、道示Ⅱ8.4.1腹板最小板厚の計算において、分母に1以下の係数を乗じてしまう場合があり、必要最低板厚として断面計算結果に表示される値が必要以上の値となる場合があったため修正した。
・箱桁でフランジまたはウェブの突出幅が大きいとき、許容応力度の算出で引張の局部座屈を考慮する場合があった不具合を修正した。
Ver.1.14(2001-05-29)
0)数量計算
・吊材・鉛直材・斜材にタイプ5(H断面)を配置した場合、重量計算が正しく行われない不具合を修正した。
Ver.1.13(2001-04-19)
0)断面計算
・鈑桁Iの断面自動決定において、Ver1.11(2001-03-15)の修正により、断面が不必要に大きく決定されてしまうケースがあったので、最適断面決定の方法を修正した。
・鈑桁Iおよび箱桁で、断面力が軸力と偏心曲げモーメントのみのとき、道示3.3の照査が行われない不具合を修正した。

1)印刷
・断面計算結果の出力において、孔引きにより割り増しされた応力度を示す"()"表示が、必要の無い端部でも表示されていた不具合を修正した。
Ver.1.12(2001-04-11)
0)断面力計算
・無補剛桁のとき、補剛桁に対して軸力が発生しないように修正した。

1)印刷
・無補剛桁のとき、補剛桁について断面力および剛度・断面積(画面も含む)の出力を行わないように変更した。
Ver.1.11(2001-03-15)
0)断面計算
・軸方向力と曲げモーメントを受ける部材の照査(3.3.5)の許容応力度は σcalであるが、σta((3.3.1)と同じ許容応力度)を使用していたため修正した。
・道示3.3の照査が行なわれるとき、σ<σaのチェックを断面自動決定における照査対象から外すように修正した。また、これに伴い、断面計算結果の表示形式を修正した。
・鈑桁のとき、せん断応力度の算出式の指定が反映されず、常に"概略"により計算されていた不具合を修正した。
・鈑桁I断面のとき、道示3.3の照査において、フランジの照査点の結果のみをチェックしていたが、ウェブの照査点もチェックするように修正した。
・鈑桁I断面の断面自動決定について、従来は、ウェブ上端または下端の合成応力度が厳しい状態のときに、ウェブ板厚をアップするようにしていたが、σとτでσの方が支配的な場合、フランジ板厚をアップするように変更した。
Ver.1.10(2001-01-10)
0)全般
・データファイル名に、拡張子前のピリオド(.)以外にピリオドがあると、断面力計算実行時にプログラムが異常終了してしまう不具合を修正した。
・ワレントラスという記述をワーレントラスという記述に修正した。

1)入力
・歩道橋における許容応力度の割増しを、活荷重なしのときでも変更できるように修正した。
・影響線図確認図において、不要な項目を表示しないように変更した。

2)断面計算
・箱桁の断面自動決定において、若干安全側の断面が決定されてしまうケースがあったので、最適断面決定の方法を修正した。
・鈑桁のウェブの許容曲げ応力度が、引張の照査点でも低減されていた不具合を修正した。
・断面計算結果の出力において、不要な横リブ間隔を出力しないように修正した。
・「吊材・斜材・鉛直材」-断面諸条件画面の断面力の値を、常に小数1位の書式で表示していたので、SI単位系のときは整数で表示するように修正した。
・断面変更ダイアログからの断面計算において、計算前のデータチェックで不要な横リブ間隔のチェックまで行ってしまい、計算できなくなってしまっていた場合があった不具合を修正した。
・「吊材・斜材・鉛直材」において選択対象となる断面タイプについて以下のように調整を行った。
 これにより、「吊材・斜材・鉛直材」の選択可能な断面タイプは、タイプ3、5及びケーブルとなる。
  ・タイプ1 選択対象から除外
  ・タイプ2 選択対象から除外
  ・タイプ4 選択対象から除外し、新たに追加したタイプ5(H断面)を選択可能とするように変更した。
 ※断面タイプ1,2について
  その形状から構造上「吊材・斜材・鉛直材」には使用されない断面タイプであると判断させて頂き、選択対象から除外させて頂きました。
 ※断面タイプ4
  新たに追加した断面タイプ5に対応するように、以下の要領で自動的に入力データの変換を行います。
  念のためデータの確認を行って下さい。
  【タイプ4 : タイプ5】
   ・フランジ最小板厚 ⇔ ウェブ最小板厚
   ・引張フランジ孔引きを考慮する ⇔ 引張ウェブ孔引きを考慮する
   ・有効座屈長Ly ⇔ 有効座屈長Lz
   ・上フランジ板厚 → ウェブ板厚
   ・上フランジ幅 → ウェブ高
   ・ウェブ高 → ウェブ間隔
   ・上フランジボルト本数 → ウェブボルト本数

・「吊材・斜材・鉛直材」の断面形状をケーブルのみとしているとき、断面指定計算を選択しても、[断面形状]画面がすぐに有効にならない不具合を修正した。
・アーチの面外座屈照査において、座屈照査を行う L/4の位置の断面にC(変極点位置)が無い場合、不適切な許容応力度を用いて計算を行ってしまう不具合を修正した。
・SI単位系時のロックドコイルロープおよびパラレルワイヤストランド(PWS)の破断荷重[kN]の値に不具合があったため修正した。
 この修正に伴い、パラレルワイヤストランド(PWS) PWS-169,217について破断荷重[kN]が明確でないため、選択対象から除外することとなった。
 尚、ケーブル情報については、断面積・破断荷重[tf]・単位重量については 「'97 デザイン・データ・ブック」を、破断荷重[kN]については 東京製鋼(株)「ワイヤロープ No.17」 平成11年4月1日 第17回改訂版を参考にしている。
・無補剛桁のとき、仮定/実剛度の入れ替えにおいて配列オーバーが発生してしまう場合があり、アーチリブの仮定剛度の一部が、発散してしまっているような異常な値となる不具合を修正した
・縦リブ断面の自動計算に使用するテーブルに値が入力されていない場合、断面計算の実行または断面形状確認図に移動すると、配列オーバーによるエラーが発生してしまう不具合を修正した。

3)印刷
・活荷重たわみの検討の印刷において、アーチリブのたわみがOUTの場合、そのたわみの判定式が出力されない不具合を修正した。
・「吊材・斜材・鉛直材」-断面計算結果の印刷において、形状タイプが混在する場合に同じ断面の計算結果が重複して印刷される場合がある不具合を修正した。
・断面計算結果の印刷において、細長比が一番厳しくかつアウトの場合に、ボールド表示になっていなかった不具合を修正した。
Ver.1.09(2000-11-14)
0)全般
・Windows2000対応の新ユーティリティに対応した。
Ver.1.08(2000-03-10)
0)断面力計算
・T活荷重強度および線活荷重強度(旧活荷重)に誤った値を使用していた不具合を修正した。
Ver.1.07(2000-03-03)
0)断面計算
・鈑桁の断面計算で、ウェブ中心からの重心位置の方向を上下逆に取っていたため、重心位置とウェブ中心が一致しない時に応力度が正しく計算されていない不具合を修正した。
・「吊材・斜材・鉛直材」-[計算条件]において「断面決定」を指定とした場合、[断面諸条件]で断面の板厚が入力できない不具合を修正した。
・「アーチリブ」-[計算条件]において「断面決定」を指定とした場合、部材選択モードに限り[断面諸条件]で断面の板厚が入力できない不具合を修正した。
・「アーチリブ」-[計算条件]において「断面決定」を自動、「縦リブ断面」を指定とした場合、部材選択モードに限り[断面諸条件]で縦リブ形状が入力できない不具合を修正した。

1)数量計算
・「全体製作工数」算出式の1要素δ(平均支間長による補正係率)を、誤って「ラーメン」に対するテーブルより参照し計算に用いていたので、「アーチ系」のテーブルを参照するように修正した。

2)印刷
・鈑桁の断面計算結果で出力される"Me"の単位を[tf]→[tf・m]([kN]→[kN・m])に修正した。
Ver.1.06(1999-12-14)
0)全般
・断面計算シリーズのオプション機能搭載に伴い、概略設計シリーズにも一部の変更を反映した。
Ver.1.05(1999-11-29)
0)数量計算
・軸力のみを考慮して設計する部材の場合、断面計算で決定された材質が数量計算に正しく反映されない不具合を修正した。
・鋼材費の算出に用いる鋼材重量に伸縮継手の代わりに誤って排水装置を加えていた不具合を修正した。
Ver.1.04(1999-11-11)
0)断面計算
・箱桁の断面指定計算で、ボルト本数を断面毎に指定可能とする機能を追加した。
・断面計算実行時の警告メッセージを変更した。
 (変更前)「フランジ板厚が道示 3.2.2、8.3.1 の規定 t≦b/16 を超えます。」
 (変更後)「フランジ板厚が道示 3.2.2、8.3.1 の規定 t≧b/16 を満足していません。」
・I断面で曲げモーメント、せん断力を考慮して設計する部材に対して、断面変更ダイアログから断面指定計算を行うとプログラムが強制終了してしまう不具合を修正した。
・曲げモーメント、せん断力を考慮して設計する部材に対して、断面変化位置数が部材数より多い場合、断面計算が中断してしまう不具合を修正した。
Ver.1.03(1999-10-06)
0)入力
・上面図、側面図の描画位置を調整した。

1)断面計算
・誤操作防止の為、断面計算実行中に他の操作ができないように変更した。
・フランジ板厚が道示 3.2.2、8.3.1 の規定 t≦b/16 を超える場合に警告メッセージを表示する機能を追加した。
・「吊材・斜材・鉛直材」-[計算条件]において「道示8.4 表8.4.1の基準による」を選択している場合、[断面形状]ウェブ縦リブ本数の項目を選択不可にするように修正した。
・「吊材・斜材・鉛直材」-[計算条件]において「断面決定」を自動、「縦リブ断面」を指定と指定した場合、[断面諸条件]で縦リブ形状が入力できない不具合を修正した。

2)印刷
・印刷出力される領域が印刷可能領域をオーバーしていないかのチェックを行う機能を追加した。
・主構断面図の印刷を追加した。
・剛度断面積とたわみの出力順序が入れ替わっていたので修正した。
・計算結果印刷のチェックボックスの選択不可の制御を修正した。
・入力データ-死荷重の値が入力値ではなく標準値を印刷していたので修正した。
Ver.1.02(1999-08-24)
0)数量計算
・アーチリブおよび補剛桁の断面形状が箱桁(タイプ1,2,3)のとき、割り増し係数を任意の値で入力しても計算に反映されなかった不具合を修正した。
・ケーブル延長が一面分しか集計されていなかった不具合を修正した。

1)断面計算
・「道示 8.4 表 2.2.3(a)」という表現を「道示 8.4 表 8.4.1」に修正した。

2)印刷
・入力データ(確認用)を追加した。
Ver.1.01(1999-08-11)
0)断面力計算
・最後尾の節点荷重値が一つ前の節点の荷重値を参照していたのでこれを修正した。
Ver.1.00(1999-07-15)
新規リリース