継手計算の手順を教えてください。

主桁計算終了後に自動作成します。これをもとに計算します。

(1)「計算(K)」-(1)継手データ作成」
初期データの自動作成を行います。
あらかじめ主桁の設計が正常に終了している必要があります。主桁の母材板厚、応力度、設計条件を参照して初期データを作成します。

※既存のデータがある場合、オプションは既存の設定を反映します。

(2)オプションの見直し
I桁の場合には初期データの自動作成後にオプションで配列タイプ(国土交通省,JH,長技研)を選択してください。
これによりゲージパターンのテーブルが変更され、格子と千鳥のどちらが優先の配列であるかが変わってきます。

(3)「計算(K)」-「(2)継手ゲージ計算」
「継手ゲージ計算」によりゲージを自動決定します。これを調整してください。
I桁の場合、フランジ幅にあてはまるゲージパターンを配列タイプから参照して 圧縮、引張(相反)それぞれれに数パターンを選び出します。
ウェブ高に応じたボルトパターンも決定します。

この段階ではピッチは未定のままで、継手ごとのゲージパターンを指定した状態となります。

箱桁でも基本的な動作はI桁に準じます。

(4)「計算(K)」-(3)継手照査」
継手照査を行います。
ピッチ指定がない場合、ゲージパターンは既知なので必要本数からピッチを自動決定します。

(5)以降はこれをもとにして調整していきます。